相変わらず、魔法少女まどか☆マギカ「叛逆の物語」は大変な人気らしい。 twitterを見ていても、一日に何度もそれに関連した話題が入って来る。 それは別にいいのだ。 いや、それだけの価値があの映画には確かにあった。 けれども、それが「どこに」となるとまた難しい。 作画だろうか? それともストーリーだろうか? あるいは音楽? そのどれもが素晴らしい。そういってすませてしまってもいい。 だが、本当にそうなのだろうか。 そうした部分だけの作品が、これだけの人の気持ちを掴めるだろうかと思うと、やはり違うのではないかという気がする。 いや、少なくともそれは何か大勢の人が「求めていたもの」がなくてはできないことではないんだろうか。 こうして何度となく書いているうちに、自分にはこの作品をある程度理解できているだろうという自負はあった。 だが、そうして考えるてみると、これだけの人を魅了する作品の魅力とはひ