住んでいる人がその存在に気付かない“盗聴器”。調べてみると、家の中の思いもよらないところから盗聴器が見つかりました。 我々は盗聴器調査のプロ、盗聴調査会社「TRS」代表の酒井賢一氏とともに、盗聴の現場に潜入しました。 酒井氏と取材班が名古屋市内の住宅街を走行中、受信機が突然、反応を示しました。 □酒井「これ盗聴器ですね。あっ、人いる」 ノイズのような音の中から聞こえてきたのは、ニュースを伝える男性の声。 □酒井「テレビを見ていますね」 車を降り、早速、酒井氏が調査を開始。受信機とアンテナを手に、電波の強弱を判断しながらその場所へと近づいていきます。いったいどこに盗聴器があるというのでしょうか。数分後… □酒井「ここですね」 そこは3階建ての住宅。盗聴器の存在を伝えるため訪ねます。 □酒井「いま盗聴器の電波を探していたら、こちらのお宅から出ていたようなので」 この家に住む50代の女性は、突然