航空会社のなかには、同じ型式で旅客機と貨物機の両方を運航するケースもあります。同じ型式の旅客機と貨物機では、操縦はどのように異なるのでしょうか。 搭乗前から違う! 航空会社のなかには、同じ型式で旅客機と貨物機の両面を運航するケースもあります。同じ型式の旅客機と貨物機で、実は操縦にも違いがあるのだそうです。 手前がANAのボーイング777F貨物機。奥がボーイング777旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。 とある航空会社に、たとえばボーイング777貨物機の場合、その乗務機会は5か月に1回程度。そこからパイロットそれぞれのエリア資格、空港資格の要件も勘案すると年2、3回乗るのが一般的ではないかといいます。ではボーイング777のパイロットから見て、旅客機と貨物機(フレイター)はどう違うのでしょうか。 「777Fの場合、コックピットのスイッチは、旅客型の777と若干違いがあります。ちなみに777F