システム管理者にとって、ストレージやデータの管理はやっかいな作業の1つだ。バックアップソフトのローカライズ不統一よってもたらされた、某通信系企業の美人システム管理者の苦い経験を紹介しよう。 システム管理者にとって、自分の管理するセグメントがコンピュータウイルスの発信元になることほど屈辱的なことはない。セキュリティ意識の低さ、技術力のなさ、情報収集力の未熟さ、すべてにおいてほかのエンジニアに遅れを取っているというレッテルを張られた気分になる。そして、それがもし全社LANのセキュリティ向上のために立ち上げられたセキュリティソリューション部隊のエンジニアだとしたら・・・・・・。そのプレッシャーの大きさを想像しながら、読んでほしい。 SQL Slammerが入り込んだ 2003年1月、世界はそれまで遭遇したことのない大規模なウイルス被害を目の当たりにした。韓国では、そのウイルスによる影響で一時国内
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