ロンドンのハイドパーク(Hyde Park)を歩くカップル(2011年10月1日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/CARL COURT 【1月6日 AFP】「火星」と「金星」とは、これまで考えられていたよりずっと遠かった――星の話ではなく男女の話である。 伊トリノ大学(University of Turin)のMarco Del Giudice氏ら欧州の心理学者3人は、新たな手法で男女間の「人となり」の違いを分析した結果、これまで考えられてきた男女間の差異はあまりにも小さかったことが明らかになったとする論文を、4日の米科学誌「プロスワン(Pubblic Library of Science、PLoS ONE)」(電子版)に発表した。 論文は、「男女間の差異は微々たるものだとの考えは、過去の不十分な手法によって導き出されているため、捨て去るべきだ」と述べている。 ■総合的に分析