Windows 7のCドライブ上のWindowsフォルダーの中に、「Winsxs」という名称のフォルダーがある。WindowsエクスプローラでこのWinsxsフォルダーの容量を確認してみると、数Gバイトから十数Gバイトになっているはずだ。これを見た読者は、「Winsxsフォルダーを削除すればディスクの空き容量をぐっと増やせる」と、考えるかもしれない。 しかしWinsxsフォルダーを絶対に削除してはいけない。Winsxsフォルダーには、これまでに適用したセキュリティパッチやサービスパックに含まれているファイルがすべて保存されていて、システムの整合性を維持するために利用されるからだ。 Winsxsフォルダーの中身を削除すると、アプリケーションが起動しなくなったり、脆弱性を含んだ状態になったりしてしまう。実際にWinsxsフォルダーに含まれるファイルをすべて削除してみたところ、(一部のファイルは