オウム死刑囚を移送=収容先の東京拘置所から7人-法務省 地下鉄サリン事件などで死刑が確定したオウム真理教の元幹部7人について、法務省が14日、収容先の東京拘置所から他5カ所の拘置所に移送を始めたことが分かった。1月にオウム事件の刑事裁判が全て終結したのを受けた措置。 死刑執行、本格検討へ=松本死刑囚ら13人、再審請求も 一連の事件では、元代表松本智津夫死刑囚(63)ら13人の死刑が確定。東京での刑事裁判が確定したため、死刑が執行できる別の拘置所に分散して収容する必要があると判断したもようだ。同省は今後、死刑執行の順番や時期について慎重に検討する。 関係者によると、移送されたのは、サリン製造に関与した中川智正死刑囚(55)や、坂本弁護士一家殺害事件に関与した岡崎(現姓宮前)一明死刑囚(57)ら7人という。松本死刑囚は含まれていない。7人の移送先は仙台、名古屋、大阪、広島、福岡の各拘置所・拘置
