24日午後8時ごろ、福岡市中央区大名2丁目の旧大名小学校内の創業支援施設「福岡グロースネクスト」で、「人が刺された」と110番があった。福岡中央署によると、施設内で男性1人がナイフのようなもので背中を刺され、搬送先の病院で死亡した。刺したとみられる男は逃走したが同日午後11時ごろ、同市東区内の交番に「人を刺した」と出頭した。署は殺人容疑で男を逮捕する方針。 署によると、死亡したのは東京都の男性会社員(41)。施設の1階会議室では同日午後5時半から、IT関係のセミナーが開かれ、インターネットセキュリティー関連企業に勤める男性会社員が講師を務めたとみられる。 勉強会終了後の午後7時45分ごろ、片付けをしていた施設関係者が廊下の騒ぎに気付き、「トイレから男性2人が出てきて、1人は血だらけだった」と話しているという。 刺した男は40代で、事件後自転車に乗って逃走。その後、血の付いた刃物を入れたバッ