那覇市は市内を東西、南北に走る次世代型路面電車(LRT)2路線のルート案を内定し14日、国や県、県警など関係機関から大筋了承を得た。2024年度にもパブリックコメント(意見公募)を実施し、利用客の推計調査を経て国への事業認可申請に進む見通し。30年代中頃~後半の開業を目指す。(社会部・城間陽介)
現在の在日米軍司令官は、在日米空軍司令官、第5空軍司令官という三つ司令官ポストを兼務する空軍中将がその職に就いている。階級こそ沖縄の四軍調整官である海兵隊中将と変わりないが、統合指揮をする権限を持たず、平時において日本側と調整する役割の行政官に近い。 日本側が3自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部を新設すれば、相手方が行政担当の司令官のままでは連携ができない。階級は中将のままで統合指揮ができる上位者に格上げするか、韓国軍に対する統合指揮権も持つ在韓米軍司令官のように大将とするか、いずれにしても見直しが求められていた。 国賓待遇で訪米する岸田文雄首相とバイデン大統領との間で日米の指揮統制の見直しについて協議が行われる。注目されるのはその中身である。一昨年12月、岸田政権は安保関連3文書を改定して「反撃(敵基地攻撃)能力の保有」を決めた。自衛隊に「防衛」だけでなく「攻撃」の役割も担わせようと
陸上自衛隊の自衛官が、南与座分屯地(沖縄県八重瀬町)周辺の民間地から訓練の様子を撮影していた琉球新報の写真記者を制止し、撮影データの削除を求めた問題で、新聞労連(石川昌義中央執行委員長)は22日、抗議声明を発表した。
「車や家に花粉のような黄色い物が付着して困っている」-。沖縄県うるま市田場に住む読者の男性(73)から本紙に情報が寄せられた。男性によると「黄色い付着物」の被害に気付いたのは4~5年ほど前。付いたばかりの時は黄色い液状で、乾くと固形となって残るのが特徴。汚れは家の壁や車、洗濯物などに付着し、特に天気が良い日には多い傾向だという。(中部報道部・仲村時宇ラ) 「気になり始めると目についてイライラして、家族も精神的に参ってしまった」と困った男性は市の環境課や県の保健所を訪ねて相談。しかし、原因が分からなかったために対応してもらえなかったという。 長年続く被害にインターネットでも調べるようになり、ミツバチのふんにたどり着いたのは昨年の10月。空中でふんをする習性のあるミツバチが、同様の被害を発生させていることが分かった。 すぐに近所を調べると、自宅から約200メートルほどの場所に巣箱が置かれ、大量
オリオンビール(豊見城市、村野一社長)は2日までに、低アルコール炭酸飲料「ハードセルツァー」の「DOSEE(ドゥーシー)」の販売を終了すると販売代理店に通知した。国内飲料メーカー初のハードセルツァーとして、いち早く市場に投入したが、県民に浸透せず、販売不振だった。 DOSEEは今年3月、県内量販店などで販売を始めた。グレープフルーツ、シークヮーサー、アセロラの3種類。アルコール度数は2%で、アルコール離れが進む20~30代の若者層の取り込みを狙った。発売当初の販売目標は、2021年度内に1350万本を掲げた。 糖類ゼロや、県産月桃エキスを使うなど、品質にこだわり、オープン価格は180~190円と一般的なアルコール飲料よりも高かった。 オリオンビールの担当者は「根強いファンもいてくれたが、一般的なチューハイよりも50円ほど高く、購入までのハードルが高かったのかもしれない」と分析した。
ヘリオス酒造(名護市、松田亮社長)は銀河鉄道999のヒロイン「メーテル」とコラボしたプレミアムクラフトビールを16日から、一部を除く全国のローソンで先行販売している。 3月1日からは、名護市にあるヘリオス酒造直営店「古酒蔵ショップ」でも販売する。「銀河鉄道999 メーテルのヴァイツェン」(350ミリリットル)は、天然水で仕込んだ小麦麦芽を50%使用し、...
■お客様は神様? 「日本人客はお断り」―。沖縄県石垣市内にあるラーメン店の一つが1日から、観光客や地元客を含む日本人客の入店を制限している。理由はマナーの悪さ。食品を持ち込んだり長居したり、席を余分に取ったり。1人で切り盛りする店主の男性(42)は「日本では『お客さまは神様』とされ、客自身もそう思っているが、そうなのか。金を払えばいいというのはおかしい」と話している。制限は9月末までを予定。 店舗はカウンターのみの全8席。1人に付き1杯を提供しないともうけが出ないため、約3年前から入り口の扉や券売機に「1人1杯」の順守や、乳幼児がいる家族連れの入店を断る張り紙をしていた。 ■会員制も検討 だが日本人団体客の中に注文しない人がいたり、納得いかず悪態をついたりする客は逆に増えていった。近畿地方から来た子連れの夫婦は「近くの駐車場に300円払って来た」とアルバイトに不平をいい、「おまえたちはどん
沖縄出身の脚本家、故金城哲夫さんが「ウルトラマン」を誕生させてからちょうど50年。特撮の円谷プロで1歳下の金城さんと苦楽を共にした後フリーになり、ウルトラヒーローシリーズ3作目「帰ってきたウルトラマン」を手掛けたのが、同郷の上原正三さん(79)だ。 2人のウルトラマンは対照的。金城さんが近未来のファンタジーとして描いたのに対し、「帰ってきたウルトラマン」は放送時の、1971年の東京が舞台。スモッグの空や工場地帯、ヘドロの海が戦いの場になり、時に怪獣よりも恐ろしい人間の心の闇もテーマになった。 特撮界に多大な足跡を残した上原さん。ウルトラマンと並ぶ特撮ヒーロー、仮面ライダーの誕生にも関わったというから驚きだ。米軍占領下の沖縄から上京し脚本家になるまでのいきさつや、ウルトラシリーズ屈指の異色作「怪獣使いと少年」に込めた願い、故郷・沖縄への思いまで、語ってもらった。(聞き手・磯野直) ■疎開船と
「3月18日は点字ブロックの日」―。沖縄県本部町渡久地の就労継続・就労移行支援事業所「住マイル福祉工場」では知的障がいのある利用者ら20人が視覚障がい者誘導用ブロック(点字ブロック)を製造しており、年平均5万枚を出荷。県内シェアの9割を占める。
今年アニメ化されて大ヒットした「けものフレンズ」(以下、けもフレ)の沖縄限定グッズが、1日から県内の土産品店・スーパーで発売中だ。イリオモテヤマネコやヤンバルクイナなど沖縄ならではの動物をかわいらしく擬人化したキャラクターにファンの注目度は高く、初日で完売した店舗もある。コンセプトデザインを手掛ける漫画家の吉崎観音さんは「実は劇中の設定段階で沖縄を参考した点が多い」と話し、沖縄で限定グッズを取り扱う意義を語った。(デジタル部・村井規儀) 「けもフレ」は、超巨大動物園「ジャパリパーク」を舞台に、不思議な力で女の子の姿になった動物たちが活躍する物語。かわいらしいキャラクターと作り込まれた世界観が若者を中心に人気を得ている。1月からのTVアニメ放送(テレビ東京)で人気に火がつき、動画共有サービスで再生回数885万回(第1話)を記録した。舞台化や歌手デビュー、実際の動物園とのコラボレーションなど表
沖縄への鉄軌道の導入について、県の嘉数登企画振興統括監は11日の県議会公共交通ネットワーク特別委員会(玉城満委員長)で、ルート7案を1案に絞り込み、本年度内に県の「計画案」の策定を目指す考えを示した。 座波一氏(沖縄・自民)や比嘉瑞己氏(共産)の質問に答えた。
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