安倍総理大臣が発表した総理大臣談話を受けて、台湾の総統府の報道官は、14日夜、コメントを発表し、「馬英九総統は、日本政府が引き続き歴史の事実を正視し、深い反省と教訓を心に刻むことで、周辺国との友好協力関係を発展させることを期待している」と述べました。そして、「歴史の誤りを許すことはできても、歴史の真相を忘れることはできない」として、「日本が引き起こした侵略戦争によって多くの人が亡くなったことに向き合わなければならない」と強調しました。 一方で、「日本との間では、戦後、しっかりとした友好関係を築き、和解と協力の最もよい手本となった」と述べ、日本との関係が良好に保たれるよう一定の配慮も示したと みられます。