大阪府警の男性警察官6人が21日夜、酒に酔ってJR関西線の電車内のつり革で懸垂するなどし、110番されていたことがわかった。 注意した乗客の男性は「警察官に頭をたたかれた」と訴えており、通報を受けた天王寺署は男性から被害届が出れば、暴行などの容疑で捜査する方針。 同署によると、6人は20歳代~50歳代で、2人は府警生活経済課、4人は八尾署生活安全課に所属。21日夜、同府八尾市内で酒を飲んだ後、同日午後11時35分頃、八尾駅から奈良発JR難波行き普通電車に乗り込んだ。その後、つり革にぶら下がったり、懸垂をしたりして騒いでいたところ、30歳代の男性会社員に注意され、110番されたという。 6人と会社員は天王寺駅で電車を降り、天王寺署で事情を聞かれた。会社員は「通報中に天王寺駅で無理やり降ろされ、頭を2回たたかれた」と説明。6人は、騒いだことは認めているという。