グーグルは2011年12月13日、Googleマップ上で現地を実写した画像が見られる「Googleストリートビュー」機能を利用し、東日本大震災の被災前後の画像を見比べられるサービスを公開した。 同社では2011年7月から、被害の大きかった東北地方の太平洋沿岸や主要都市周辺を中心に撮影車を走行させ、被災後の画像を撮影している。この画像を今回、ストリートビューで公開した。同社が2011年6月に開設した復興支援サイト「未来へのキオク」では、この機能を利用し、被災地で震災前のストリートビュー画像がある地域について、被災前後の同じ地点の画像をタブ操作で簡単に切り替えられるようにした。 一般のGoogleマップやストリートビューの画像と同様にAPIを公開しており、学術研究などの用途については無償で利用可能。 公開期間は無期限。現時点での掲載地域は青森県、山形県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県の計82市