下げ止まり!?史上最弱力士に珍しこ名 勝ち越しを逃し、がっくりした表情の森川=愛知県体育館 「大相撲名古屋場所13日目」(24日、愛知県体育館) 歴代ワースト負け越し記録「36場所」を持つ西序ノ口12枚目の森川(22)=大嶽=が、3勝3敗で迎えた7番相撲で坂辺に敗れ、入門以来(前相撲は除く)の連続負け越しが「37場所」となった。師匠の大嶽親方(元関脇貴闘力)は、しこ名を「下げ止まり」とする仰天改名プランを明かし、地方競馬の高知競馬で負けても負けても走り続けたハルウララを引き合いに「森うらら」案も披露。珍名で話題の三段目「右肩上り」と同部屋だけに、実現の可能性は十分ある。 ◇ ◇ 午前10時40分、閑散とした館内に歓声がわき起こった。約20人の報道陣が見つめる先には「負け越し続けている力士」がいた。03年名古屋で初めて番付に名前が載って6年。森川は36場所もの間、負け越し続けてきた。