二之湯国家公安委員長、旧統一教会絡み近年「被害届ない」警察庁慌てて訂正 2022年8月5日 11:59
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二之湯国家公安委員長、旧統一教会絡み近年「被害届ない」警察庁慌てて訂正 2022年8月5日 11:59
二之湯智国家公安委員長は26日の閣議後会見で、2018年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が開催した京都府のイベントで実行委員長を務めていたことを認めた。 二之湯氏は、京都市内にある自身の事務所近くに旧統一教会の事務所があるといい、「政治家はいろいろなお付き合いがある。平和の祭典、運動を起こすのでちょっと名前を貸してほしいというので貸した」と述べた。旧統一教会の会員であることは否定し、教義自体も「よく知らない」とした。 二之湯氏が「事実」と認めたイベントは、旧統一教会系の非政府組織が推進する世界的な友好親善プロジェクトである「ピースロード」。当日に参加したことも認め、「京都市が最後のゴール地点だったかな。そこで人が集まっていたので、一言お話をさせてもらった」と話した。 二之湯氏は参院京都選挙区選出の議員を3期務め、25日に議員任期満了を迎えた。引き続き国家公安委員長や内閣府特命
自民党滋賀県連が県選管委員長の政治団体「世古正後援会」に支出した寄付金の振込明細書。2018年と20年にそれぞれ30万円を金融機関から振り込んでいる 滋賀県選挙管理委員会の委員長で元自民党県議の世古正氏が代表を務める政治団体「世古正後援会」が、2018年と20年に自民県連から計60万円の寄付を受けていたことが、政治資金収支報告書から分かった。世古氏は「法的に問題はない」としている。「公正な識見」が求められる選管委員長が特定の政党から寄付を受けていることについて、識者は「県民の選管への信頼を大きく損ない、選挙自体が成り立たなくなる恐れも出てくる」と問題視する。 県選管が公表する自民県連の収支報告書には、18年10月5日と20年9月23日の2回にわたり、世古氏の後援会に30万円ずつ寄付したとの記載がある。京都新聞社が入手した振込明細書によると、いずれも自民県連が金融機関から後援会の口座に振り込
5月にサンガスタジアム京セラ(京都府立京都スタジアム、京都府亀岡市)で催された東京五輪の聖火リレーに伴い、ピッチの芝生が変色した問題で、府は19日、完全復旧に向け芝生の張り替え作業を始めた。費用は約1600万円で、府が大半をまかなうが、共催の大会組織委員会にも一部負担を求めている。 スタジアム内での聖火リレーは、緊急事態宣言発令を受け、府内16市町の公道を巡る計画の代替措置として実施。5月25、26の両日、ピッチ上に設けられた200メートルの周回コースをランナー約180人や中継車などが走行。芝生が傷まないよう保護材を敷いたものの、コースに沿って黄色く変色した。 今回張り替えるのは約1400平方メートルで、スタジアム内の芝生全体の2割に当たる。作業はおおむね1週間で終えるという。 府によると、専門家の調査では、聖火リレー時の車両走行の負荷に加え、開催日前日の降雨やその後の好天に伴う高温多湿と
衆議院の集中審議で気になる質疑があった。 「政府は東京五輪・パラリンピックの観客向けにアプリを開発しているというが、費用はいくらなのか」 立憲民主党議員の質問に対する政府の答えは「約73億円」だった。 内閣官房審議官の説明では、外国からの観客の健康管理が目的で訪日前から出国後まで持たせるという。 国内向けの接触確認アプリCOCOAの開発費は約3億9千万円だった。 なぜこんなにかかるのか。菅義偉首相の答弁は「正確な数字は知らなかった」。まるで人ごとだ。 東京五輪で当初掲げられた「コンパクト」はもう吹き飛んだ。「復興五輪」もいつの間にか「人類がコロナに打ち勝った証に」へ置き換わっている。 気になるのは、入国客にワクチン接種を義務づけず、アプリで済ます動きがあることだ。 厚労省からは「アプリの機能が不十分なら、五輪後に感染爆発を招く。誰が責任を取るのか」という懸念の声が伝わってくる。 同省はCO
アニメ「鬼滅の刃」の題字風の画像に変えた京田辺市のフェイスブックの画面。「よく見ると全然似ていない」との声も アニメ映画「鬼滅の刃」が記録的なヒットとなる中、京都府京田辺市が会員制交流サイトの公式ページを、アニメの題字を思わせるデザインに変えた。市とアニメのつながりはまったくないものの、話題作の人気にあやかり、市の知名度アップを狙っている。 変えたのは、フェイスブックの公式ページ最上部の画像。「鬼滅の刃」の題字に似た赤と黒の円を描き、「京田辺」と筆書きの文字を添えた。 市によると、アニメの人気ぶりに着目し、作品と市の縁を探したが、「まったく見つからなかった」という。それでも「目を留めてもらうきっかけになるはず」と職員が画像を手作りし「少しでも京田辺を印象に残したい」と期待している。
滋賀県草津市矢橋町の森脇町内会が、新しい入会者に60万円の納入を求める内規を2006年から定めていることが18日までに分かった。当時の集会所建て替え時のコスト負担と同額で実質的な「入会費」といえる。周辺の町内会の入会費よりも高額なため、一部住民や識者から「転入者の入会制限につながる」との声が上がっている。 森脇町内会(25戸)は、矢橋町内会(約470戸)の下部組織の「組」と呼ばれる13町の一つ。住民によると入会金は組ごとに定められ、森脇町以外は約2万円までで、不要の町もあるという。 同町が高額な入会費を求める発端となったのは、同年の集会所建て替えだ。建設費は約2千万円で、財源に近隣の下水処理施設整備で払われた県補償金(1戸当たり30万円)と町内各戸の2年間の積立金(同約30万円)を充てた。この時、町内会の内規が改定され「(新規入会者については)集会所建設経費として1戸当たり金60万円を町内
「エヴァンゲリオン(EVA)」の「初号機」が京都に出現しようとしている。東映太秦映画村(京都市右京区)の時代劇のオープンセットの合間、足場が組まれた中で、巨大な勇姿を現しつつある。 映画村の横には、JR山陰線の高架が通っている。記者が電車に乗って車窓から確認したところ、「初号機」が作られている近くの建物には、EVAを保有する特務機関「NERV(ネルフ)」のロゴマークや「第3新京都市支部」の文字が刻まれてあった。 「新世紀エヴァンゲリオン」は、1995年からテレビ放映を開始し、劇場版シリーズでも話題を集める日本を代表するSFアニメ。大災害「セカンドインパクト」が起きた世界を舞台に、巨大な汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」初号機のパイロットとなった14歳の碇(いかり)シンジら少年少女たちと、「第3新東京市」に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描く。 映画村からの公式発表は今のところないが、何ら
京都市西京区のタケノコ畑で、金色の縦じま模様の竹が生えているのをタケノコ農家が見つけた。畑を管理する田原一樹さん(37)は「30年近く竹を見てきたがこんな経験は初めて」と興奮気味に話した。 収穫が落ち着いた5月上旬ごろ、成長して皮がめくれた竹の幹に、金色の縦じまの模様ができていたという。周囲には約600本の竹が生えているが、模様があるのは1本だけ。「新型コロナウイルスの影響で売り上げも減って落ち込んでいたが、金色に輝く竹が心を癒やしてくれた」と田原さん。 市洛西竹林公園で竹を研究している専門員渡邊政俊さん(87)によると、金色の模様が出る竹は「キンメイモウソウチク」に分類され、主に観賞用として親しまれている。渡邊さんは「タケノコ畑でこんな模様の竹が出てくるのは今まで聞いたことがない。突然変異の理由は分からないが、今後も出てくるかもしれない」と驚いていた。
日本マクドナルド(東京)は4日、3日に新型コロナウイルスへの感染が確認された京都市内在住の50代女性が、京都吉祥院店(南区)の従業員であることを明らかにした。 3日午後9時から営業を中止し、店内の消毒作業を実施している。市によると、女性は接客やレジ業務のアルバイトとして2月20、28、29日に勤務しており、マスクは着用していなかったという。 4日午前、同店の扉には「3日午後9時から機器メンテナンスのため、一時閉店とさせていただきます」との紙が張り出されていた。昼食時には、訪れた客が張り紙を見て引き返す姿もあった。店内にいた日本マクドナルドの担当者は取材に対し、「ご心配をおかけして申し訳ない。保健所の調査に全面的に協力したい」と言葉少なだった。
第2次世界大戦中に細菌戦の準備を進めた旧関東軍防疫給水部(731部隊)について、戦後に日本政府が作成した公文書が6日までに、発見された。京都帝大などから派遣された医師らが人体実験を行ったとされる731部隊について、政府はこれまで国会で政府内に「活動詳細の資料は見当たらない」と答弁をしており、発見した西山勝夫滋賀医大名誉教授は「まだまだ731部隊に関係する資料が埋もれている可能性がある」と話している。 発見された公文書は戦後5年目の1950年9月に厚生省(現・厚生労働省)復員局留守業務第三課が作成した「資料通…
狭い山の道路にサイクリスト続々「いつか大事故に」 2台並走、危険な追い越し例も 2019年11月23日 19:09 京都市と福井県小浜市を結ぶ国道162号(周山街道)では、週末になるとサイクリストたちが気持ち良さそうに疾走する。信号が少なく走り応えのある起伏が多い人気のコース。だが、山間部では路側帯を含む道幅が狭い箇所もあり、自転車が集団で走る姿に不安を感じる人も少なくない。「自動車も多いので、いつか大事故が起こりそう」という声が、京都新聞社の双方向型報道「読者に応える」に寄せられた。記者が実際に訪ね、確かめてみた。 10月下旬の日曜朝、京都市右京区京北から北区中川までの周山街道を自動車で走ったところ、自転車を追い越すには道幅が狭くて危険に感じた箇所がいくつもあった。 北区中川で木材家具店を営む男性=西京区=は「店周辺の周山街道は道幅が狭く、急カーブでトラックもよく通る」と指摘した上で「自
漫才コンビのツイート1回に50万円 京都市が吉本とPR契約 識者「驚く額、誤解与える手法」 2019年10月28日 7:30 京都市が、市の施策を吉本興業に所属する地元出身の漫才コンビにツイッターでPRしてもらうため、ツイート(つぶやき)1回につき、50万円を支払う契約を2018年度に同社と結んでいたことが京都新聞社の取材で27日までに分かった。ツイートには市が広告主と明確に分かる記載はなかった。市はタレントの発信力に期待したといい、金額や広報の手法について「問題があるとは考えていない」としている。 市は18年10月に催された「京都国際映画祭」などのPR目的で、同年度によしもとクリエイティブ・エージェンシー(現吉本興業)と業務委託契約を結んだ。契約書などによると、同社所属タレントが「京都市盛り上げ隊」として映画祭や市の重要施策を周知するとの内容で、ツイッターなどで20万人のフォロワー(登録
献花台で手を合わせる人たち(2日午前11時49分、京都市) 京都市伏見区のアニメ製作会社「京都アニメーション」第1スタジオが放火され、男女35人が死亡、33人が重軽傷を負った事件で、京都府警捜査本部は2日、映画「涼宮ハルヒの消失」などを手掛けた武本康弘監督(47)ら、亡くなった10人の氏名を公表した。18日の事件発生から2週間が経過し、殺人事件としてはきわめて異例なかたちの公表となった。京都府警は「理解を得られ、葬儀を済まされた方、10人を発表した」としている。 残る犠牲者25人の氏名を京都府警はDNA鑑定などで特定しているものの、遺族との調整を踏まえ、公表を見送った。京都府警は「実名を拒否されている方については、引き続き実名公表について説明を行いご理解いただけるよう努力していく」とした。 京都府警は、遺族らの心情に配慮しながら、犠牲者の身元の公表時期や方法について、慎重に検討してきた。事
下着のような着衣が見えているとして批判が上がっているポスター(自衛隊滋賀地方協力本部のホームページから) 自衛隊の広報活動などを行う防衛省自衛隊滋賀地方協力本部(大津市京町3丁目)が作成した自衛官募集のポスターに批判が起こっている。女性キャラクターのスカートから下着様の着衣が見える描写があるためで、同本部は「下着ではなく問題ない」とするが、「セクハラではないか」などと声が上がっている。 ポスターは、人気アニメの女性キャラクター3人が、ミニスカート姿で跳躍している様子を描き、「陸・海・空 自衛官募集!」などと書かれている。このうち2人のスカートに下着のような黒っぽい着衣が見えている。 同本部の説明では、ポスターは若い世代にアピールするため、民間会社と提携して作成し、昨秋に公開した。県内の地方協力本部の地域事務所などに掲示しているほか、同本部のホームページにも掲載している。 一方、2月ごろから
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