福岡県大牟田市の病院で複数の男性職員が体に障害がある複数の入院患者に性的虐待を繰り返していた問題で病院は記者会見を開き、謝罪しました。虐待を行った男性職員は「通常の介助行為で、虐待にあたるとは感じていなかった」などと話しているということで、病院は第三者委員会を立ち上げて原因究明を進め、再発防止策を講じることにしています。 複数の入院患者への性的虐待が繰り返されていた問題で福岡県大牟田市にある「独立行政法人国立病院機構大牟田病院」は、2日記者会見を開き、川崎雅之院長が「被害者や家族、関係者の皆さまに不安や心配をおかけして誠に申し訳ございません」と謝罪しました。 病院によりますと、去年12月に入院患者から「男性の介護職員に下半身を触られた」と訴えがあり、院内で調査を行ったところ、介護職員3人、看護師2人のあわせて5人の男性職員が体に障害がある入院患者の男女11人に対し、3年前ごろから下半身や胸