餅をきれいに焼くため、表面に切り込みを入れるアイデアの特許を巡る裁判で、業界トップの「佐藤食品工業」に対して一部の商品の製造販売の停止と8億円の賠償を命じた判決が、最高裁判所で確定しました。 会社によりますと、対象の商品はすでに製造販売していないため、直接の影響はないということです。 この裁判は、切り餅の側面に切り込みを入れるアイデアの特許を巡って、業界2位の「越後製菓」が「サトウの切り餅」で知られる業界トップの「佐藤食品工業」に対して起こしたものです。 1審は訴えを退けましたが、2審の知的財産高等裁判所は「越後製菓の特許を侵害している」と判断して、佐藤食品工業に対し、一部の商品の製造販売の停止と8億円余りの賠償を命じました。 これについて、最高裁判所第2小法廷の小貫芳信裁判長は20日までに、佐藤食品工業の上告を退ける決定をして、この技術を使った商品の製造販売の停止と賠償を命じた判決が確定
大幸薬品の製品(左)とキョクトウの製品 大幸薬品(大阪府吹田市)の「セイロガン糖衣(とうい)A」と外観がよく似た薬を売るのは違法だとして、同社が製薬会社キョクトウ(富山市)に製造販売の差し止めを求めた訴訟の判決が20日、大阪地裁であった。山田陽三裁判長は「キョクトウの製品の箱にはラッパのマークがない」などとして請求を棄却した。大幸薬品は即日控訴した。 問題とされたのは、キョクトウが2009年2月から販売を始めた「正露丸糖衣キョクトウ」。だいだい色の包装箱に「正露丸」「糖衣」「S」などと記されている。大幸薬品の製品も箱は同じ色で、「セイロガン」「糖衣」「A」などと印刷されている。 判決は「正露丸」の名称は、1950年代から胃腸薬として一般的に使われていたと指摘。さらに大幸薬品の製品には「ラッパのマーク」があるとして、キョクトウ製品が類似しているとは言えないと判断した。
昨年度(2010年)にNHK・BSで放送され、評判の高かった「総合診療医ドクターG」が地上波に進出する。第1回放送は7月28日(毎週木曜よる10時)の「<新>腰が抜けた」だ。リストラにあった44歳の男性が「突然腰が抜けた」と病院に運ばれてきた。いったい彼はどんな病気なのか。 スタジオに集まった若き研修医たちが、患者の症状や言動を再現ビデオで観察して病名を探る「医療エンターテーメント」と称しているが、出題するのはベテランの総合診療医で、患者も実在する実話なので、民放の大袈裟な「健康・病気バラエティー」とはまったく違う。日常のなにげない症状から、隠された病気を発見していく「推理」は、へたな謎解きドラマよりスリリングだ。司会は「浅草キッズ」の水道橋博士と玉ちゃん。病気や健康に知識豊富は2人だけに、話が脇にそれていかない進行にも好感が持てる。 米国の人気ドラマ「ちょっとだけパクリ」? 実はこの番組
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く