ブックマーク / d.hatena.ne.jp/hana53 (12)

  • 大阪国際児童文学館に行ってきた - 帰ってきたハナログ

    ごほん 5月に現施設に移転して開館してからこれで3回目だったりする。結局ここでしかできないリサーチが沢山あるもので。 …そして、もはやここには子連れでは来づらい。府立中央図書館には普通に立派なこども図書室がありますが、国際児童文学館とは空間としても目的としても完全に分離されていて、入口も別々。現国際児童文学館は研究・調査目的に特化した場所になっていて、幼児を連れて入れる雰囲気ではちょっとない。図書館の敷地内と周辺にはこれといってこどもが遊んで楽しいようなナニがあるわけでもなく*1、新幹線と地下鉄と近鉄電車を乗り継いではるばる子連れで来るというのには、ちょっと無理がある感じです。旧万博記念公園内の、遠足気分・行楽気分を味わいつつ訪ねる幼児小児ウェルカムな施設は貴重だったと改めて思う。当に勿体ない。というか、「60万冊の資料を早く子供たちに見せたい」というアレはいったい何だったのか……、いや

  • 蔵書移転問題に関する報道 - 帰ってきたハナログ

    読売テレビの「かんさい情報ネットten!」で、府立国際児童文学館の移転・統合に関する具体的な費用問題に関する報道が出ました。 かんさい情報ネット Ten! 動画はこちらから。http://www.ytv.co.jp/ten/sp/bn/0906/asx/sp090630.asx 大ざっぱな内容としては― 「移転のメリットとして、『移転後10年間で総額4億6000万円の経費削減が見込める』と説明されていた」 「しかし、府立中央図書館の書庫の収蔵能力が、児文館の収蔵資料70万点を受け入れた場合、移転統合後9年、早くて4〜5年もたないという府教委作成の資料が見つかり、その場合、書庫増改築費として約10億円の追加経費が見込まれる」 「また、現施設の運営にあたり、国からの助成金2500万円を受けているが、移転した場合、それを返却する必要も生じる」 ―というあたりです。結局、「移転によって削減できる4

    K416
    K416 2009/07/04
    大事なエントリ。
  • 三連休が正念場 - 帰ってきたハナログ

    すでにこちらの気力体力は限界・・・・・・、とも言っていられないので報道チェック。 「組織が気にわない」 児童文学館めぐり意見対立  大阪府の橋下徹知事は十八日の教育文化常任委員会で、府立国際児童文学館の廃止・移転案をめぐり、「組織が気にわない。これは組織マネジメントの話だ」と述べ、運営主体である財団を解体する必要性を強調した。この日の委員会では、同文学館の廃止に関する議案の採決は見送られた。  山陽子議員(共産)が「財団の持つ専門員の存在が不可欠であり、七十万冊のと専門員は一体ではないか」と質問した。  橋下知事は「財団は理念だけ高らかにうたい、具体化しておらず、これは許されない。今まで以上に発展するために新たな組織マネジメントとして移転案を打ち出した」と答えた。 「組織が気にわない」 児童文学館めぐり意見対立 - 大阪日日新聞 産経で「廃案可決の見通し」と報道されたみたいですが

    K416
    K416 2009/03/19
    「府立国際児童文学館の存在が「児童文学・文化の発展」に多大な貢献をしてきたのは明らかである」
  • 資料編 - 帰ってきたハナログ

    ―というわけで、生きて週明けを迎えられるかも定かでないので、この間見つけた資料だけまとめときます。 ・平成21年度大阪府政の施策ならびに予算編成に関する要望書(平成20年11月27日、大阪府議会公明党議員団) 6 新たなにぎわいと都市魅力の創出 (2)文化の振興 ・国際児童文学館は、中央図書館に移転して機能や様々な方面からの協力・支援が引き続き維持できるのか、十分に検討・検証すべき。そのため、当面は現地で存続させること。 http://nisimura.fugi.jp/h20-11yosanyobou.pdf ・平成21年度予算に向けた府政に関する提言(平成20年11月27日、民主党・無所属ネット大阪府議会議員団) (8)国際児童文学館 1.府議会の全会一致で可決した「請願」の趣旨に鑑み、当面は現地で存続すること2.移転先として示された「中央図書館」の蔵書スペースの問題解決は容易ではなく、

    K416
    K416 2009/03/15
    大事なエントリ。/体調が早く回復されることをお祈りします。
  • この間のコメント欄について - 帰ってきたハナログ

    さて、土日も返上して働き通し、合間にはせがれを構い倒し、夜は夜で「トイレでおしっこできたよー、えらいー、いいこー、イェーイ!!!」*1フィーバーにつき合って疲労困憊したところで、コメント欄を見れば千客万来、いささか驚いておりますが、ここで一旦前提を確認して、仕切り直したいと思います。 1.特定の個人に対する誹謗中傷に該当する書き込みは爾後削除します かりに深刻な紛糾が生じた場合、「場の提供」にかかる責任を負担することはできません。 特定の個人名を出しての批判は、事実関係を正確・冷静に吟味してから、節度を保って行ってください。また、わたしは国際児童文学館の十年来の一利用者として、お世話になったご恩返しと、この先もせがれ共々お世話になりたいという願いのもとに、あくまでも個人としてのレベルで国際児童文学館存続のためにあれこれ動いているだけですので、他のどなたかに対する苦言をこちらに持ち込まれても

    K416
    K416 2009/03/02
    再まとめ。分かりやすい。コメントへの対応も問題ないと思う。疲れを溜めすぎないようにされてください。
  • 上記コメント欄に追記 - 帰ってきたハナログ

    日はこれから出ていつ帰れるかわからないので、報告は一時中断し、上記コメント欄に追記。再三[大阪国際児童文学館]タグの記事中でくり返してきたことですが、目下いわれている「財政問題」「利用者の利便向上問題」のいずれを解決するにあたっても、「大阪府立国際児童文学館の平成21年度中の閉鎖・移転」は下策だとわたしは考えています。 「財政問題」について → 再三こちらでも書いてきたように、府立国際児童文学館の閉鎖ならびに府立中央図書館への資料移転には膨大なコストがかかる。 → 現在の、「図書の収集・保管・展示」をおこなう「文学館」としての機能を有しているがゆえに獲得できている出版社からの継続的な資料寄贈(時価にして年間約二千万円)が得られなくなる →「児童文学・文化の研究」をおこなう機関であるがゆえに獲得できている助成金や外部事業資金が得られなくなる → かりに寄贈者に対して資料を返還するとしたら、

    K416
    K416 2009/02/26
    忙しい中きちんとまとめていただけて大変ありがたい。
  • 「大阪国際児童文学館と大阪府立図書館を考える集い」(2009.2.15)報告(1) - 帰ってきたハナログ

    (激務多忙につきなかなか報告が書けずにいましたが、合間を縫って書けるだけ書きます) 2月15日に開催された「大阪国際児童文学館と大阪府立図書館を考える集い」に参加してきました。(主催者ページ→ 大阪国際児童文学館と大阪府立図書館を考える集い) 多数の関係者の方々の異なる立場と視点からの発言が聞けた、有意義な催しだったと思います。当日の配布資料とメモに頼って、国際児童文学館関連の報告内容を、不十分ながら要約してみます。 ・大阪府立国際児童文学館設立の経緯 「鳥越信コレクション」を基盤に大阪府立国際児童文学館が設立されるに至った経緯については、鳥越先生がすでに何度か説明されていますが、今回の会場でなされたご説明をまとめてみると―。 1)1964年以降、「児童文学」テーマで卒論を書きたい学生が頻繁に鳥越先生宅を訪れるようになった。理由は「国会図書館で『鳥越先生の所へ行くように』と言われたから」。

    K416
    K416 2009/02/25
    貴重な情報ありがとうございます。/これ、経緯をこうやって読むと、あらためて腹が立つな。
  • 再度有志を募ります - 帰ってきたハナログ

    大阪府立国際児童文学館の統廃合問題をめぐって、去る1月21日に開催された寄贈者・関係者との意見交換会の席で、橋下府知事は「今の組織では、貴重な児童文学資料が無駄な財産になる」「多くの子どもたちに資料を見てもらう必要がある」「行政は最初の理念が二十年継続することはあり得ない。常に改革を続けないと行政組織は発展しない」と述べ、移転の必要性を強調した旨が報道されています(→児童文学館 知事は移転の必要性強調 - 大阪日日新聞)。 館の存廃をめぐる情況はますます危機的ではありますが、館の現地存続のために、微力ながらもできる限りのことをしておきたいと考え、再度「大阪府立国際児童文学館の現地存続を求める有志の会」として、府議会ならびに府知事に陳情書を提出することにいたしました。つきましては、下記陳情書(草案)の内容にご賛同いただけ、有志としてご協力いただける方は、鷲谷(メールアドレス下記)までご連絡い

    K416
    K416 2009/02/02
    大事なことなのでブクマ。
  • 大阪府立国際児童文学館の存続を求める要望書について・お願い - 帰ってきたハナログ

    現在に至るまで、大阪府立国際児童文学館の廃館と府立中央図書館への統合という大阪府の方針自体は継続され、廃統合準備も着々と進められています。 これまでも、個人的に館の存続を求めるパブリックコメントを書いたり、ファックスやお手紙を送ったりもしていたのですが、事態もますます切迫しているため、改めて大阪教育委員会宛に館の存続を求める要望書を送ろうと考えています。ただ、今までのように個人名で送るよりも、たとえば「大阪府立国際児童文学館の利用者有志の会」として、団体名義での要望書を送るほうが、若干なりとも説得力が増すのではないかと考えました。 というわけで、過去の[大阪国際児童文学館]関連記事の主旨をご理解いただけ、有志としてご協力いただける方を、この場で募らせていただきたいと思います。とはいえ、わたしはこういう活動の経験は皆無であり、現在の生活もいろいろと不如意のため、筋が悪いところや不手際も多々

    K416
    K416 2008/12/03
    大事なことだと思うので、ブックマークさせてもらうことに。団体名義で出される時は、あらためて要望に賛同します。
  • ネウヨより反論2 - 帰ってきたハナログ

    現在、健康状態がかなり深刻に悪化していることも、にもかかわらず母子家庭(状態)で元気いっぱいの巨体の2歳児の面倒をひとりで見ながら仕事も続けなければならないことも、別に論争で自分の立場を有利にしようとして主張しているわけではなく、端的に事実であることをまず申し述べておきます。そうした状況下で、いったん「ネタにマジレス有難うございます(笑)」と言われてまで、お付き合いを続けるのはたんなる愚行ではないかと首を傾げつつ、ここは『生きる』の志村喬になったつもりで、「ワシにも何かを残せるかもしれない……」と、下記のご指摘に対して、無駄かもしれない再反論を試みてみます。 「民間からの資金援助が年7000万円」の算定の根拠を教えていただきたく存じます。私が誤解していたのなら過去のエントリの関係箇所全てを訂正してお詫び申し上げます。 大阪市問題まとめサイト:【大阪府立国際児童文学館】御意見いただきました。

    K416
    K416 2008/09/13
    反論はとても大事なことだし、反論の内容にとても共感。/相手の方にとって児童文学館はあくまでもネタで、そのものを考える気はないんだろうと思える。そういう方とのやり取りで、疲れすぎないようにしてください。
  • この子、あの子たち - 帰ってきたハナログ

    もしかしたらトラウマ注意 出産後丸1日が過ぎたぐらいに、夜中の新生児室にぎゅうぎゅう詰めに並んでいる新生児ベッドを眺めながら、結局、赤子はどれも同じなんだけれど、それでも「この子」は「この子」で、「あの子」は「あの子」でもあるんだよね、ふしぎふしぎ、とぼんやり思っていた。 ことに人類の言葉をしゃべり出す前の乳児には、「個」と「類」の間をあいまいに揺れ動いているようなところがあって、赤子をベビーカーに乗せて散歩していると、あちこちから「まあカワイイ、あらカワイイ」と、年配のご婦人方がふらふらと吸い寄せられてくるというあの不可思議な現象も、「今、ここにいるこの子」が、「今はもういないあの子」と、どこかしら「同じ」であるということに起因するのかもしれない。 そして「この子」は、成長の結果「今はもうここにいなくなったあの子たち」と「同じ」であるとともに、「死んでしまってここにいなくなったあの子たち

    K416
    K416 2008/07/24
    若干話がずれてしまうけど、少子化を問題視する時の物言いの多くにも、「未来の労働力や介護要員としての可能性をもつ限りにおいて有用であるか…結局「それ自体」としては無用」とする前提があるような。
  • こどもがかわいそう - 帰ってきたハナログ

    しかし、「おまえのガキがどうなろうと、知ったことか」と口にするのと同じくらい簡単に、人は「こどもがかわいそう」と口にもする。 「○○ちゃんのお母さんは外人なんだって…、こどもがかわいそう」 「○○ちゃんのご両親はどちらも『お父さん』なんだって…、こどもがかわいそう」 「アノ地区の小学校に通わなきゃいけないなんて…、こどもがかわいそう」 「お母さんが障害者なんて…、こどもがかわいそう」 「こどもがかわいそう」という大義名分のもとに繰り出される攻撃は、それを行使する側は絶対的な「正義」にひかり輝き、行使された側は即座に「邪悪」の淵にたたき込まれ、下手に反撃しようものならさらに立場が悪化するだけに、その破壊力たるや畏るべし。「この子」の存在は、そういう攻撃の手段としては「使える」わけだ。

    K416
    K416 2008/07/24
    「こどもがかわいそう」は、「こども」に名を借りて自分の心情を吐露してるだけ。他者の名を借りて、自分の主観を正当化するというか。いやらしい方法だと思うので、俺はしないようにしよう。
  • 1