2008年12月14日のブックマーク (3件)

  • 宮崎勤、宅間守らが残した”難題” 「死刑制度の穴」を見る

    前編はこちら ●マスコミに課せられた多角的・継続的な報道 精神医学的なアプローチについても、真相解明のために効果的に用いられているとはいえない。今の裁判でも精神鑑定は行われている。しかし、責任能力があるかないかを決めるだけの道具に貶められている、というのが現状だ。 「精神鑑定で、たとえば統合失調症と認められると、死刑にできなくなってしまう。だから裁判所は、そういう結論の精神鑑定は採用しないんです。また、検察側が提示する犯行の動機というのは『性的関心で』とか『わいせつ目的で』とか、非常にわかりやすいんですよ。理解し難いロジック、必要のない精神医学的な関心は、全部切り捨ててしまうんです。おじいちゃんっ子だった宮崎にとって、祖父の死というのは明らかに大きな意味を持っているんですが、判決のロジックだと、ほとんど意味を持たなくなってしまう。やはり責任能力の有無を判断するためだけの精神鑑定ではなく、真

    宮崎勤、宅間守らが残した”難題” 「死刑制度の穴」を見る
    KJ-monasouken
    KJ-monasouken 2008/12/14
    大手マスコミが分かりにくいロジックを切り捨てるのはある意味仕方ない。ネットはむしろ少数派ロジック切り捨ての強化装置になってる気もする。少数派の受け皿がどんどんなくなるのは危うい。
  • 企画・幻のデビュー前作品集: たけくまメモ

    当は企画の段階でこんなこと書くのはプロ失格なんですが、俺個人の力ではとうてい実現不可能なので、別にパクられてもいいから実現したらいいなあ、俺が読みたいから、ということで書いてしまいます。いや、まったく実現不可能とは思わないんですよ。でも売れるかどうかわからないし、実現には複数の編集者がかかわって、相当努力しないと無理なので、現実には企画が通る会社はほとんどないんじゃないですかね。 それは「プロ作家・デビュー前作品アンソロジー」です。デビュー作品集なら、まったくないわけでもないですよね。ジャンプの『手塚賞作品集』とかは出版されてましたし。あと各誌の新人賞とかだと、関係者に配るためだけの私家版を印刷することはあります。俺もスピリッツ新人賞の関係者向け私家版は持ってますよ。ただ俺が今、考えているのは「デビュー前作品集」。それも子供の頃に描いた作品とか、持ち込みのボツ原稿とかですね。これを集めて

    KJ-monasouken
    KJ-monasouken 2008/12/14
    錆びた鎖は一度読んでみたい。
  • お父さんヤバス: たけくまメモ

    「健太郎」 「なんだよ。どうかしたのかよ」 「こないだ、おれは兄貴の法要で山鹿に帰ったろう」(※註・うちの父親は熊県山鹿市出身。この場合は実家に帰ったという意。) 「うん」 「実家で兄貴の遺品を整理していたんだが、そうしたら、こんなものが出てきた」 と言って、父親は一冊の古ぼけたを差し出しました。クロース貼りの装丁で、表紙に奔馬が刺繍されております。どう見ても市販のではありません。 「何これ。日記帳?」 「そうだ。すっかり忘れてたんだが、日付が昭和28年になっているから、おれが20歳の頃のものだな。まだ東京に出る前につけていた日記なんだ。兄貴がこんなものをとっていたとは知らなかったよ」 「お父さんの日記を? 几帳面なおじさんだったんだね」 うちの父親は、20歳まで山鹿の実家にいて、昭和28年に上京して東京中野にある電気関係の専門学校に入学しているのです。しかしその時代のことは、断片的

    KJ-monasouken
    KJ-monasouken 2008/12/14
    見せられたんじゃなく、偶然読んでしまったとしたらさらに気まずい気分になりそうだ。