講談社は世界最大級のアニメ配信サイト、米クランチロール(カリフォルニア州)と提携し、30日から人気連載漫画の雑誌掲載と同時に、英語版を世界170カ国に電子書籍で配信する。世界のファンに直接売り込み、市場を開拓。海賊版の横行も防ぐ。他の出版社に参加を呼び掛け、漫画の輸出を推し進める。従来は雑誌掲載から翻訳版発売までに3~12カ月かかり、この時間差が海賊版を生む原因になっていた。講談社は翻訳スタッ
分岐型ゲームブックの第1弾「limit panic!」。ジャンルは「ヤンデる感じの百合コメディ」(全年齢向け) PC向けアドベンチャーゲームを電子書籍として読むことができ、ストーリーの分岐も楽しめる――そんな“分岐型ゲームブック”の第1弾「limit panic!」を、電子書籍ベンチャーのスマートゲート(旧レゴリスイノベーション)が8月9日にAmazon.co.jpで発売した。価格は250円(税込み)。Kindleアプリで楽しめる。 同社独自の電子書籍生成システム「Books Made」の活用で、PCゲーム内のテキストと画像を電子書籍フォーマットに変換。テキスト内の選択肢から各ページにリンクさせることでストーリー分岐も再現し、結末は数パターン用意しているという。 第1弾となるlimit panic!の原作は、同人サークルが有料(1050円)で販売しているPC向けゲーム。スマートゲートの後藤
先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日本もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、
PR誌『みすず』に連載中から愛読していた宮田昇さんの文章が『図書館に通う』という本にまとまった。「当世『公立無料貸本屋』事情」というサブタイトルがついている。 著者は私のちょうど十歳上。戦後まもなく就職した早川書房からタトル商会に移り、米軍占領下にはじまる混乱した著作権問題に素手でとりくみつづけた方である。そのあたりのことは私もすでに『翻訳権の戦後史』や『戦後「翻訳」風雲録』などの著書で知っていた。その出版界の大先達が、いまや私同様、ひとりの退職老人として公立図書館のヘビーユーザーと化していたとはね。 ほどなく消えてゆく身で、手持ちの本をこれ以上ふやしたくない。経済的な事情もまったくないわけではないらしい。退職老人の後輩としては、そうした著者のつぶやきの一つひとつが身にしみる。 仕事をやめた宮田さんは、暇にまかせて、じぶんの街の図書館で高村薫や宮部みゆきや桐野夏生の作品をまとめて読み、これ
講談社が、インクジェット式のデジタル輪転機を導入すると発表した。国内第1号となるこの輪転機はデジタルデータを使用しているので、オフセット印刷で必要な版の作成が不要になる。なぜ同社はこのようなシステムを導入したのか。 講談社は1月28日、インクジェット式のデジタル輪転機(HP T300 Color Inkjet Web Press/日本ヒューレット・パッカード製)を導入すると発表した。国内第1号となるこの輪転機はデジタルデータを使用しているので、オフセット印刷で必要な版の作成が不要になる。出版物に合わせて必要な部数を生産できるようになるというが、なぜ同社はこのようなシステムを導入したのか。講談社の梅崎健次郎局長(業務局)が記者会見で語った内容を、一問一答形式でまとめた。 出版市場は縮小している ――日本の出版流通はどのように流れているのか? 梅崎:昔からあるのは「出版社」→「取次会社」→「書
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