縄文以来の日本列島の古代を考えるのに、大阪ほどわかりやすいところはないと思います。 私が全国どこでも遺跡や史跡をめぐる時、大阪で培った知識、やり方をベースに考察します。 何より一番に、その場所の当時の地形(海抜)を想像します。 例えば、古い時代の海岸線、段丘(高台、高丘)、縄文に海だったところ、弥生の海退で出現した平野(沖積平野)など。 ***** 当ブログではたくさんの地図を紹介していますので、今日は、はじめて紹介するツールを使って説明しましょう。 『地理院地図』というのですが、国土地理院のデータベースを使って、大阪を中心に標高を色別に示した地図を作ってみました。 ※グーグル等で『国土地理院 ⇒ 地理院地図』で検索できます。よかったら遊んでみてください。標高はもちろん、各年代の航空写真地図など、いつもと違った視点で地図を見ることができます。標高地図はハザードマップを理解するのにもよいです