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ブックマーク / naosuke21036.hatenablog.com (171)

  • 山桜の春と秋 - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    「桜紅葉」という言葉があります。 桜の葉が秋に紅葉するさまを表したものです。 秋に鮮やかな色づきを見せるのは、モミジ(カエデ)だけではありません。さまざまな落葉樹がそれぞれの色合いに染まって、秋景色を彩ってくれます。 桜もその一つで、至る所で目にするソメイヨシノも、秋には赤く色づいて、春の鼻にも劣らない美しさを見せるものです。 野生種であるヤマザクラもまた、秋には美しい色づきが見られます。こちらがこの秋撮影の一枚。私の季節の彩り撮影のメインフィールドとなっている京都郊外・八瀬でのものです。 二つのヤマザクラの樹が色づいていますが、特に左側の樹が真っ赤で美しい。 春の新緑の時期に撮ったのはこちら。配置と周囲の様子から、同じ二の樹を撮ったものだとおわかりでしょう。 春色と秋色、いずれ劣らず美しいものです。こんなふうに比べられるのも同じ場所での撮影を重ねていればこそです。 ソメイヨシノは挿木で

    山桜の春と秋 - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~
  • 最高の新緑日和 - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    新緑のベストな季節は、4月。5月では遅すぎです。 当ブログで、繰り返し強調してきたところです。 naosuke21036.hatenablog.com 去年は極端な暖冬のため季節の進みも早く、京都でも3月末から芽吹き始めるほどでしたが、今年も例年より早めとはいえ、去年に比べれば1週間ほど遅く見頃が訪れました。 午前中は曇りがちでしたが、正午を過ぎた頃から晴れ渡り、昼下がりには最高の青空に。 ということで、以前にこちらの記事でも紹介した、私の見つけた知られざる新緑スポット。 naosuke21036.hatenablog.com 鴨川上流・山幸橋付近まで足を運びました。 ご覧の通りの青空。 この一帯は山腹のほとんどが落葉樹に覆われているため、今の季節には、山一面が新緑に彩られる光景が見られます。 しかも、今日が、淡くも繊細なパステルの色合いという、新緑の魅力がいちばん際立つタイミングでした。

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    Kaimotu_Hatuji
    Kaimotu_Hatuji 2022/04/17
    青い空と新緑。花粉がなければマスクを外して思いっきり深呼吸したいところです。
  • 2021年の雫たち - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    2021年振り返りシリーズも、大晦日の今日で終了。 締めは私の撮影のメインテーマ、雫のプリズム。 今年も出会えた、数々の一瞬の輝き。何はともあれ、その美しさをご覧ください。 しかし、今年は悲しみに打ちひしがれるような出来事がありました。 naosuke21036.hatenablog.com この趣向で撮影を初めて以来、何度も雫の煌きで飾られ、かけがえのない瞬間たちを与えてくれた一の樹が、7月の豪雨で倒れ、流されて失われてしまったのです。 それは、大切な撮影パートナーの喪失でもありました。 ということで、その日まで、その樹を飾ってきた煌きをいくつも。 これが最後の撮影機会になったとは。その時は私にも思いもよらぬことでした。 今年を終えるにあたって、あらためて黙祷。一瞬を永遠にするために。 naosuke21036.hatenablog.com その後も、残された樹での撮影から。 別離とい

    2021年の雫たち - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~
  • 2021年の春色たち - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    2021年を写真で振り返るシリーズ、今回は春色、新緑。前二回が秋色だったので順序が前後する気がしますが、より記憶に新しいものから振り返るという意味と、いよいよ真冬(今年は厳冬になりそうですね)に入ろうとする年の暮れだからこそ、春を待ち望む思いが強くなるという意味も込めてのことです。 今年は2月からそれほど寒さを感じない、結構な暖冬だった影響で、春の訪れも早いものでした。桜の開花も春分の日頃という異例の早さでしたし、この時期に南紀を訪れてみれば、もう新緑もところどころに見られる状況。 京都でも、3月の末にわが家の近くの森でも、こんな様子。 naosuke21036.hatenablog.com 八瀬で、秋も春も季節の彩りが映えるスポットに行っても。 まだ淡い芽吹きながら、山桜ともども。3月から新緑がここまで見られるとは、例年にないものでした。 いつもなら、4月の桜の見頃が終わろうという頃が新

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  • 2021年の紅葉 - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    202年の振り返り、前回は「秋色」をとりあげましたが、秋色の華はもちろん紅葉。この秋に出会った紅葉を特集しましょう。 秋色全般もそうなのですが、紅葉を撮るにしても、いわゆる「紅葉の名所」よりも、山の中で撮りたい。それが私の撮り方として定着したように思いました。 こちらは2年前からずっと目に留めている、叡電八瀬駅前の一景。この時は11月初旬の文化の日で、まだまだ山も青々としたところが残っていましたが、すでに彩りを豊かにしはじめていました。 その週末には、同じスポットでも秋色がカラフルになりつつあり、今年は紅葉の季節も例年より早いのを実感したところです。 わが家からほど近くに、こんな素敵なスポットがあってよかった。 こちらは八瀬駅のすぐそばで。 真っ赤に色づいたモミジより、こんなふうに緑、黄、赤のグラデーションが混じった方が、カラフルで見応えがあるかもしれません。 また、八瀬駅前から。真っ赤に

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  • 京都で初日の出を撮影するには~穴場を紹介します~ 増補版 - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    まもなく2021年も暮れます。 新しい年を迎える前に、ここで「初日の出」にまつわる以前の記事をアップデートしましょう。 以前の記事はこちら。 naosuke21036.hatenablog.com 当ブログでもたびたびアクセス頂いている記事ですが、もう1か所、加えたいところもありますので。元の記事は「令和最初の初日の出」の撮影に向けてという意味合いもあったので、上書きせず、そのままにしておきます。 ということで。 まあ「京都 初日の出」で検索すればすでに名のあるスポットを紹介しているサイトはいくつもあります。でも京都市から遠く離れた天橋立はアクセスが大変。愛宕山も登れば最高の朝日観望スポットでしょうが、寒いこの時期にはきついでしょう。市内でアクセス自体は簡単な京都タワーはもちろん素晴らしい眺望ですが、ネット情報では早朝5時から長蛇の列ができるらしく、寒い中で待ち続けるのはこれまた難儀必至で

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  • 晩夏の夕暮れのショータイム 完全版 - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    久しぶりに広がる青空を見た気がします。 お盆を挟んだ、夏の一番暑い時期が梅雨のような長雨で過ぎたのは、もしかすると暑さをしのぐにはよかったかもしれません。 前回の記事で「夕空の虹」というハイライトだけをとりあげた先週の夕暮れのショータイム。せっかくなので最初から最後まで、フルバージョンでお届けしたいと思います。 最近は定番の撮影スポットとなっているの鴨川・出雲路橋に着いてみるとこんな空模様。 灰色の暗い雲が広がっているものの、地平近くが開けているので、あるいは夕焼けが現れるかも、という期待で臨みました。京都だと三方が山に囲まれているので、当は地平線近くの空が開けているかどうかがわかりにくいことも多いのですが。 北西の空がほんのりと染まり始めたので、これは焼ける可能性が高まったと見ました。 目を南側に転じてみると、実に、虹が出ていたわけです。 交通量の少ない出雲路橋なので、橋の反対側に渡る

    晩夏の夕暮れのショータイム 完全版 - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~
  • 夏の長雨のあとに真紅の夕焼け - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    台風でもないのに、夏とは思えない長雨でした。 私の住む京都でも各地域で避難指示が出されるなど大変でした。 ともかく豪雨のピークは今日未明で過ぎたようで、夏ただなかでありながら、いったい何日ぶりかという青空も見られました。 完全に晴れ渡ったわけではないですが、ひとまず落ち着いたようで、今日1日の終わり。鴨川・出雲路橋の上から北西の空を望むと。 広がるのは高積雲で、焼けるかどうかも微妙でしたが、山の端あたりの雲が色づいているのを見て、あるいはと思い撮影態勢に。 そして、色づいてきました。 華麗に染まってきます。上層雲である巻雲や巻積雲と違って中層の雲である高積雲は焼けないことも多いのですが、染まると時としてこんなふうに華麗に色づきます。 より広角に。いつもなら澄んだ水で夕景を映す鴨川も豪雨で増水し、濁っています。 色づきもより鮮やかに。 岸辺まで降りて撮影。川の増水もよくわかります。 そしてフ

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  • 夏の風物詩としての全方位の夕焼け - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    夕焼けの季節は、当は秋ではなく夏。 naosuke21036.hatenablog.com ちょうど今が夏真っ盛りということもあり、この記事を訪れてくださる方も多いようなので、だんだんこの事実が認識されていっているといいと思います。 夕焼けの出現頻度も美しさも、一年のうちで間違いなく夏が一番です。今までも何度か取り上げてきましたが、まだまだ紹介したりないものがあります。 そして、夏の夕焼けのいまひとつの魅力が、空の全方位が染まることです。 naosuke21036.hatenablog.com 夕焼けといえば日没方向、西の空にばかり目が行きがちですが、夏であれば南や東の空まで、鮮烈に焼けることがあります。今年も何度もその光景を目にしていますが、その一つを紹介しましょう。先日の夕景です。 日没間もない頃。日の入りの方角は巻雲を中心とした上層雲が広がっているので、これは焼けるだろうとは期待で

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    Kaimotu_Hatuji
    Kaimotu_Hatuji 2021/08/07
    今朝の朝焼けもこんな感じでした。
  • 田園の夕景コレクション2021 - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    わが家のほど近いところにある、季節限定の夕景スポット。 比叡山を望む田園です。こちらは昨日の撮影から。 日没方向の北西の空は今一つだった反面、南西の空がこんなふうに真っ赤に染まりました。どの方角が焼けることもあるのが、夏の夕焼けの特色であり、魅力です。 この夕景スポットは、ご好評をいただいているこの記事でも紹介しました。「上高野」の項目です。 naosuke21036.hatenablog.com この水田の地主だったおばあさんが亡くなられて3年。改めて、今年の夕景も届けたい思いです。 naosuke21036.hatenablog.com このスポットの夕景が特に美しいのは、田植えからしばらくの間。水が張られ、稲が育って水面が隠れてしまうまでで、5月末から7月上旬です。そろそろ、ここでの夕景撮影は今年はおしまいです。 ということで、梅雨入り間もない時期から。まだ稲も植えられたばかりの水田

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  • 追悼は終わらない - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    先週の豪雨で、永久に失われてしまった一の杉の樹。 雨上がりに燦々たる日射しを浴びて、キラキラの宝石と化した雫で何度も飾られたあの樹。 私にとってかけがえのない撮影の友であったあの樹の喪失を惜しむ思いは、数日たった今も薄らぎはしません。 これまであの樹とともに撮った煌きたちの写真を見返すたびに、もう二度とこんな煌きはあの樹では撮れない。あの樹は思い出と、写真の中にしかもう存在しない。それをつくづく思い知らされるところです。 まだ、悼む思いは表しきれません。今回も、失われる前、梅雨の晴れ間に最近撮れたものからいくらか写真を取り上げて、追悼記事を続けたいと思います。 私の大好きな青い煌めきは、何度もこの樹で見られました。 この時は朝ではなく、雨上がりの昼過ぎでした。 背景をなす広葉樹ともども、大雨とともに押し流されてしまいました。 虹色の輝きに飾られて。 夕暮れに入っていく時間に撮れたものは、

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  • 愕然~突然に失われたもの~ - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    今日、私にとってかけがえのなかった、大切なものが失われました。 私の住む京都では、梅雨後期にはありがちなことですが、未明に激しい雨が降りました。何度か雨音で起こされました。私の住む地域から比較的近いあたりには、避難勧告まで出されていたほどです。 明け方には雨は上がっていて、朝には晴れ間も見えるようになっていましたから、ちょうど土曜日ということもあり、雫の煌きが撮れるかもしれない。予報はあくまで曇りなので、日が射しているうちにとっておこう。そんなつもりで、いつもの森にまで足を運びました。 登山道の入り口あたりでも、もう煌きが迎えます。 枯れ枝を飾る宝石たち。 これはなかなか貴重な、真っ赤な煌き。 同じ枝の別の雫で、青の煌き。少し風が吹いていて枝が揺れがちで、いくらか撮りにくくはありましたが、なかなか綺麗なものが見つかるようです。 こちらの、ダイヤモンドを思わせる輝きも。 そして、夏の時期には

    愕然~突然に失われたもの~ - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~
    Kaimotu_Hatuji
    Kaimotu_Hatuji 2021/07/04
    かけがえのないものを失うのはツラいですね。
  • 山の辺の道 鎌研池からの眺め - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    前回の奈良・山の辺の道紀行の続きです。 崇神天皇陵を後にし、もう一つの大古墳・渋谷向山古墳(景行天皇陵)に向かって歩きます。 こちらの水田ではもう稲が植えられていました。 そのまま景行天皇陵には向かわず、丘陵を上っていく坂道で、左手に曲がります。 上っていく途中で振り返っても、なかなかの眺望です。 その先に、一つの溜め池に行き着きます。特にこの池の名前を表示する案内板などは行った時には無かったのですが、後でGoogle Map でこの辺りを見てみると、鎌研池というそうです。 ネットで調べてみても、この池や名前の由来などの情報は得られませんでした。 ただこの池の前に案内板が立っています。 「ヤマトタケルが最後に偲んだ倭」としてです。直接に日武尊ゆかりの地というわけではないですが、彼のいまわの際に浮かんだ光景をイメージさせる眺めにふさわしい場所、というところでしょう。 「倭は 国のまほろば」

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  • 山の辺の道の原風景~田植えの時期の崇神天皇陵~ - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    久々に奈良のことで。 以前の記事で取り上げた山の辺の道・崇神天皇陵(行燈山古墳)。 naosuke21036.hatenablog.com こちらは春と秋、それぞれの時期の季節比較でしたが、田植えの時期だとどうだろうか、ということで、過去の6月の上旬に訪れた時のことです。この年はまだ梅雨入り前でしたので、抜けるような初夏の青空が広がっていました。 JR駅で降りて山の辺の道の方面に歩くと、左手に見えるは黒塚古墳。 濠の手前の花壇には季節の花が植えられていますが、この時期らしく紫陽花です。 国道169号線を渡って、古墳の手前まで。 この辺りの田植えは遅めで、6月上旬でもまだ水が張られただけというところもあります。 石段を登って、拝所から今来た道を振り返ります。ご覧の通りの澄んだ青空。 こちらが拝所。 拝所から時計回りに濠に沿って周囲を回ります。もう拝所が向こうに見えたところ。この古墳がいか

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  • 朝焼けと煌きと夕焼け - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    夏至周辺のこの時期は、夜明けもとても早いものです。湿度が高く朝焼けも現れやすい条件なのですが、その朝焼けを目にするためには、4時半には起きる必要があります。 というわけで今朝の朝焼け。比叡山あたりの雲が染まっています。 染まったのが低い空の雲であるため、見られる時間もごく短く、もう1分遅ければ見逃してしまったかもしれません。 さて昨日が一日雨のまま日が暮れ、今日は晴れる予報となれば、休みの日だけに期待したくなります。 梅雨時の雨が残した雫を、晴れ間の太陽が煌かせる光景を。 とはいうものの綺麗には晴れ上がらず、日がかろうじて射したり、隠れたりを繰り返す天気が続いたまで、この際行ってから晴れるのを期待するつもりで、いつもの森に足を踏み入れます。 日が射すまではかなり待たされました。もっと早ければ別の場所でも撮影できたものを、結局煌きが撮れるほどの陽光に恵まれたのは9時前。 この時期には光の射す

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  • 雨の上がりきらぬ夕景 - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    前回の記事で取り上げた雨の日の終わりの夕景。 予想していなかったので慌てましたが、それでもなんとかゴールデン・モメントのうちに撮影スポット・宝ヶ池公園に到着。水面への映り込みとともに撮影できました。 でも、この黄金色の時間は、夕焼けのショータイムでは第1幕でしかありません。メインステージはその後。次第に空が黄金色から、橙へ、赤へと移っていくのです。 燃えあがる西空。 そして赤も深みを増して、ピンクへと移り行くのが、夕景のショータイムのメインです。 とここで、雨がポツポツと降り出しました。夕焼け自体が突然のこと、地平線下から太陽の光は射しても、まだ上空の雨雲は去っていなかったようです。 ということで、いつも池の東側にあるあずまやの先をメインの撮影ポイントにしていますが、あずまやの中で雨宿り。 こんな感じです。 降り出した雨で、茜色に染まる水面に小さな波紋が無数にできています。 夕焼けは基

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  • 虹色の雫の七変化 - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    私の住む京都でも緊急事態宣言が出されているこの連休。 遠出は控えるべき状況ですが、天気も今一つで、たとえ宣言下でなくても撮影に出かけるのにはあまり適さない条件のようです。 先月30日、この日は私はすでに休みに入っていましたが、前日が夕方まで雨、翌日が晴れの予報とあって、雫撮影のチャンスか、と期待しました。 ですが、予報に反して朝になっても雲が広がったまま、日が射す時間が訪れるのも遅かったのと、この時期は太陽の角度があまりいい感じでなかったこともあって、ちょっと期待外れでした。結局この日、一日晴れの予報でありながら、午後も曇りがちの天気になりましたから。 成果といえるのはこれからご紹介する、虹色の雫のとりどりの表情ぐらいです。ともあれ、ご覧ください。 原理は虹と同じプリズムなので、こんなふうにひとつぶの雫でも虹のような煌きを放ちます。 自然が与えてくれた条件にしたがって撮るしかないもの。それ

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  • 京都も初夏へ - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    日曜の今日は、朝は曇りがちだったものの、昼前から青空が広がりました。 もともと桜も新緑も早かった今年は、4月最後の週末ともなればほとんど初夏です。近場のいつもの新緑撮影スポット・八瀬に足を運んでも、もうかなり濃くなった緑一色の光景になっていました。 濃くなった緑を彩るは藤の花。 半月ほど前は春の彩り鮮やかだった稜線も、いまやほぼ緑一色。例年なら5月上旬ぐらいの光景です。 このアングルでも、もう常緑樹とほとんど変わらない緑になっています。 ここまでくると、新緑の季節はほとんど終わりという気がします。誰だ、5月を新緑の季節と言ったのは。 比叡山の北、横高山を望むアングル。 八瀬駅前も、すっかり緑一色。かろうじてまだ、新緑らしいみずみずしさは残している、という程度です。 半月前はこんな感じでしたから、違いも分かろうというもの。 比叡山を望んで。右端は桜ですが、葉桜もすっかり深緑です。 今年の新緑

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  • 季節の進みは年ごとにこれだけ違う~新緑で比べる今年と過去年~ - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    桜の季節も、そして新緑の季節も、訪れが著しく早い今年。 同じ場所で撮影していると、年ごとの季節の違いにも敏感になります。 私のメインフィールドである京都・八瀬で、新緑と山桜。 こちらは今年の4月11日 こちらは去年の4月25日です。 緑の色づきも、山桜も、2週間も違うのにほとんど変わりませんね。さすがに、一部の樹は去年のほうが緑が茂っていますが。 こちらは、八瀬小学校近くの里山でのお気に入りのアングル。まずは今年のやはり4月11日です。手前の樹のパステルカラーが優しい。 こちらが去年の25日。さすがにいくらか今年より緑は深まっていますが、2週間違いとは思えないぐらい近いです。 こちらは一昨年の4月20日。この時はまだ山桜も咲いていて、まだこれからというところでした。今年の方が9日早いのに、色づきは進んでいるぐらいです。 こちらは同じ場所でのアングルを変えての対角線。まず今年の11日から。

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  • 京都・八瀬の新緑はカラフル - 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

    先週末は新緑三昧。 嵐山から高雄まで、土曜日は西へ向かいましたが、日曜日はわが家からもほど近い、新緑では私のメインフィールドとも言うべき八瀬を中心に撮影しました。 こちらの記事でも紹介しています。私にとっては散歩の延長で行ける場所。 naosuke21036.hatenablog.com 定番撮影スポットのひとつ、色の三段重ね。山の低層が杉、高層が落葉樹なので、この季節には青空と合わせて、こんなふうに三つの色が並ぶ光景を目にすることができます。 この色づきは例年なら4月でも20日過ぎ。今年の季節の早さを実感します。 そして、メインの八瀬小学校周辺。まず何より、この対角線の構図で撮りたかった。 ご覧になるとわかるのですが、早い時期の新緑は、実は非常にカラフルです。色づきが異なる様々な緑に山が彩られ、常緑樹の濃緑や春紅葉の山桜と合わせ、秋色にも劣らず色彩に富んでいるのです。 こちらは少し前、7

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