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ブックマーク / www.halukablue.com (17)

  • 散文夢想「自然が描く輪郭は、いつか見た記憶と重なる『夏の海』」。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 7月の俳句の季語に「夏の海」のひと言があります。 その海に出掛けてみると、 見上げた頭上の空は薄曇り。 彼方の水平線を眺めると、 その上空には厚い雲。 頭上の空と、彼方の水平線の上空との間。 無理なく視線が流れる辺りに青空が顔をみせます。 湿度を感じない梅雨の半ば。 乾いた風に違和感を覚えながら、 浜辺に続くコンクリート造りの階段にたたずんでいると、 頭上の雲が流れ、太陽光が射しました。 5分間だか、10分間だか、それほどの短い時間。 そうすると、汗ばむ暑さを感じます。 彼方の厚い雲は変わらないまま。 頭上は、また灰色の雲に覆われて、 風が、肌寒ささえ運んできます。 梅雨の頃の空模様は、行ったり来たり。 今日は、強い雨を降らせたかと思えば、 翌日には、その気がないのか、 雨粒を落とすことをやめてもみたり。 その代わり、厚い雲を置き忘れることはないようです。

    散文夢想「自然が描く輪郭は、いつか見た記憶と重なる『夏の海』」。 - halukaブログ
    Kaimotu_Hatuji
    Kaimotu_Hatuji 2020/07/20
    ようやく、青空が少し。
  • 週末ライフ。「白い雲をたなびかせ広がる夏の青空に気分も晴れる休日の午後」。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 1週間ぶりに晴れ間を見つけました。 まだ梅雨時とはいいながら、頃合いは夏の昼下がり。 ここのところにしては珍しく朝から薄かった雲が 午後になると、うつろになって、 晴れ間の方が目立つような具合です。 午前のうちに簡単な片付け物を済ませて、 午後、海沿いのバイパス道路に車を出しました。 街角を抜けて、緩いカーブを描くバイパスに出ると、 つい先日までとは打って変わったように明るい道沿い。 よく刈り込まれて手入れの行き届いた街路の青葉が、 ほぼ頭上から降る太陽光を受けて照り返し、 まばゆい夏の光を振りまいていました。 いつもサーフィンを楽しみに通い慣れた、 ビーチブレイクが楽しめる海辺の方角へハンドルを切って 車はアスファルトの道をのんびりとクルージングします。 サーフポイントに近い海辺の駐車場に着いてみると、 駐車スペースは埋まっています。 おそらく、海水浴場が

    週末ライフ。「白い雲をたなびかせ広がる夏の青空に気分も晴れる休日の午後」。 - halukaブログ
  • 渚のサーフ物語。「太陽が顔を出すなら波打ち際がオレンジ色に染まる頃。『あとワン・セット』の胸の内」の巻。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 きょうも変わらず、曇天の下の波乗りでした。 やむ気配はなく、ぱらぱらと降り続く小雨が、 海面で弾かれて、小さな王冠を次々につくっています。 夕凪の頃。 太陽が西に傾きかける頃のこと。 空の機嫌が上々で太陽が顔を見せている日なら、 サーフボードにまたがって波待ちをする背中に向けて、 西日が射し込む時間です。 沖を見つめて波待ちをする サーフボードの先が向くのは東方に消え入りそうな水平線。 潮流の遠い向こうで左右に伸びる弧を描く、 なめらかな水平線に視線を合わせていると、 いつの間にか傾いた太陽光が、 西から射し、東へ向いて走ってみせる時間です。 そんな日は、太陽光が照らす先に のんびりと波待ちをするサーファーの姿があれば、 西から射してサーファーの背中に当たった太陽光は、 背中の形に影をつくって、 目の前の海水面に長く伸びて映ってみせます。 その時間、潮の満ち

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  • 散文夢想「ヒマワリとアサガオが待つ夏の時季まであと少しの頃」。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 夢、想う梅雨の雨。 天気予報によりますと、きょうは、 全国の広い地域で「梅雨らしい雨」の空模様。 濡れた空が広がって、 あちらこちらに雨粒を落としているようでした。 夏の時季まであと少しの肌寒さが漂う一日。 夏の時季を呼び込みそうな微かな風の一日。 梅雨の時季の名残りでしょうか。 週間の天気予報を覗いてみると、 週末は雨模様のようです。 週の明け頃になって、ようやく、 晴れのマークが見えていました。 街路を歩いていましたら、 ぱらぱらと落ちてはやむ、気まぐれな雨に降られて、 上着にからんだ雨粒をハンカチで振り払う日々。 そんな梅雨も、もう少しのしんぼうでしょうか。 雨は、もう十分に木々を濡らしたようです。 初夏の頃、水田に植え込まれた早苗は穀雨に恵まれ、 今頃きっと、青々とした背を伸ばしていることでしょう。 咲き誇ったアジサイも、そろそろ花の盛りを過ぎる頃。

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  • 散文夢想「梅雨明けが待ち遠しくもなる、海辺が教える大暑の頃」。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 夢。思う夏。 二十四節気のひとつで、「暑さが最もきびしい」とされる 「大暑(たいしょ)」の日が視野に入ってきました。 カレンダーでは、今年の大暑は7月22日です。 あと1週間ほど経つと、 やがて、暑い日がやってくるのでしょう。 ちょうどその頃、 「海の日(7月23日)」「スポーツの日(7月24日)」と、 連休も待っていますから、 梅雨が明けてくれるなら、いい頃合いになりそうです。 もっとも、時節柄はいまのところ、まだ梅雨の時季。 上空は連日、厚い雲に覆われて、 日射に恵まれる日は多くはありません。 今年はやけに梅雨の時季が長く感じるのは気のせいでしょうか。 このところ、 太陽光をたっぷり浴びた覚えが少ないせいか、 空というのは、いつもどんよりとしているものだと、 そんな錯覚にも陥りそうです。 朝に昼に夕に空を眺めてみますが、 つい先日の日曜日の短い時間、 雲

    散文夢想「梅雨明けが待ち遠しくもなる、海辺が教える大暑の頃」。 - halukaブログ
  • 渚のサーフ物語。「朝露の頃、小波に浮かべたサーフボードが描くラインは夏への小道」の巻。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 海もまだ目を覚まさない、朝露の時刻の頃。 サーフボードにまたがって 目の前の海原をぼんやりと眺めていると、 平らだった海面が数メートル先から膨らみを帯び、 段々と盛り上がってみせます。 彼方の水平線に向けていたサーフボードの先を 陸向きに切り返しながら、 ウネリの膨らみ具合と 波待ちしている自分との間合いを徐々に詰めます。 狙いは、ウネリが波頭(トップ)を張る辺り。 その海面辺りに見当を付けて、 パドリングでサーフボードを漕ぎながら、 トップの位置と波のスピードを追います。 サーフボードが波に押される感触が伝わったら、 テイクオフから一気にスタンドアップ。 サーフボードに立ち、 膝でバランスを取ると、 サーフボードを走らせる波のスピード感が、体に伝わって 朝の穏やかな小波がサーフボードボードに波を切らせます。 波と戯れることが許された朝の限られた時間のなかで

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  • 週末ライフ。「流れる雲の梅雨の晴れ間に広がる空は夏の知らせの青い空」。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 7月も中旬に差し掛かります。 皆さま、どのようにお過ごしですか。 このごろは、梅雨の時季。 長い雨が続きますね。 見上げる空にはきょうも朝から雲が流れていました。 けれども、前日までの鈍い灰色をした曇天とは違い、 輝くような白い雲が流れていたのは 正午も近い午前のことでした。 連なる日々、重く垂れ込める雨雲を見続けた目には、 数日ぶりの白い雲がまぶしくも映ります。 「梅雨の晴れ間」というのでしょう。 それとも、梅雨空の気まぐれでしょうか。 流れる雲は、 切れ間から遮断なく射す銀色の太陽光を弾いてか、 白銀にきらめきながら、 夏に続く大空を爽やかに流れてみせます。 微かに感じたのは南東の風。 地上で感じる風があるのなら、 上空には、もっと強い風が吹き流れていたに違いありません。 吹く風は、時折、 その勢いで白い雲を幾つかの群れにちぎってみせながら、 白銀の輝き

    週末ライフ。「流れる雲の梅雨の晴れ間に広がる空は夏の知らせの青い空」。 - halukaブログ
    Kaimotu_Hatuji
    Kaimotu_Hatuji 2020/07/13
    昨日、わたしも晴れ間の空を久しぶりみました。
  • 週末ライフ「梅雨の頃、霧雨と厚い雲に覆われながらテイクオフする波待ち気分」の巻。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 波打ち際から沖合へ30メートルほど。 灰色の雲を映して、 鈍く光った海面を見つめていると、 やがてゆっくりと薄く持ち上がりながら、 平らだった海面が三角形の波の形を描きます。 その波の陸側の面。 斜めになったその海面にサーフボードを滑らせます。 波の速さに遅れないよう、 パドリングで波をつかまえ、 サーフボードのエッジが波間を切って、 しぶきを上げながら、ぐっと前に走り出したら、 波をつかんだ証しです。 両手のひらでサーフボードの両脇を抑え、 上半身を起こしたら、 両ひざを胸元に引き寄せてスタンドアップ。 サーフィンは、 サーフボードに立てるようになってからが、 楽しくなるスポーツです。 スタンドアップして波間にサーフボードを滑らせたなら、 波とサーフボードの速さを体で感じ、 膝を折ってサーフボードに荷重しながら、 サーフボードの行く手を操ります。 気がつく

    週末ライフ「梅雨の頃、霧雨と厚い雲に覆われながらテイクオフする波待ち気分」の巻。 - halukaブログ
    Kaimotu_Hatuji
    Kaimotu_Hatuji 2020/07/11
    はるかさんの文章から音も聞こえてきました
  • 散文夢想「夏の渚で見る虹は爽快で透明な暑い思い出」。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 夢。思う夏。 「夏の思い出」と聞かれれば、 どなたにも多彩な記憶がおありになると思います。 夏の渚の魅力のひとつは、ひと言で言えば、 爽快感でしょうか。 照りつける太陽光が炎天を運んできて、 寄せては返す白波が、 「潮騒」という名のリズムに乗って、 白い浜辺を濡らしてみせます 水着姿の家族連れやカップルが、 灼熱の太陽光と海水を交互に浴びながら過ごす 夏の日の一日は、 浜辺に広がるパラソル模様が渚を飾って、 にぎやかにも思え、鮮やかにも思えます。 日焼けした笑顔で頬張るかき氷や冷えた飲料は、 一服の清涼剤にもなって、 ほんのいっとき、口と喉を潤すと、 たちまち、汗になって散る気もするもの。 夏、高い山に登ると、太陽が昇る朝と沈む夕の時刻に、 太陽とは反対側の雲霧に半円形ではない、 全円(ぜんえん)の「円虹(まるにじ)」が架かるのだと、 高い山からの眺望だから

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  • 渚のサーフ物語。「夏の朝の潮風は優しく吹いて消えて去る、サーファー好みのオフショアの風」の巻。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 愛車のエンジンをかけたのは午前5時の少し前。 辺りはもう十分に明るくなっています。 1年のうちで、昼の時間が最も長くなるという、 「夏至(げし)」の日は、とっくに過ぎたと知っていますが、 まだ、これからが夏の盛りということでしょう。 夏7月の太陽は、東の空から顔を出し始めると、 あとはぐんぐんと、あっという間に空を昇って、 頭上から太陽光を降らせてきます。 そうなる前。 出来れば、陸から海側へと、オフショアの風が吹く間、 朝凪の時刻より前に、 波間にサーフボードを滑らせたくて、 サーフィンを楽しみに通い慣れた海辺を目指しました。 「午後になると、天気が崩れる」。 天気予報は、そう伝えています。 車のハンドルを握って、かれこれ20分ほど。 海辺に続くバイパスが描いてみせる 緩やかなカーブの車線に導かれるように走る車の窓を全開にします。 乾いたアスファルトの路面

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    Kaimotu_Hatuji
    Kaimotu_Hatuji 2020/07/10
    あぁ。海のかほりがします
  • 渚のサーフ物語。「海辺の太陽がまぶしく映る季節の到来。小暑を前にライフガードが見守る海辺で海水浴場が海開き」の巻。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 明日、7月7日は、二十四節気でいう今年の「小暑」。 「この日から暑気(夏の暑さ)に入る」とされる日で、 夏の太陽がまぶしく映る季節の到来です。 サーフィンを楽しみに通い慣れた海辺では先週末、 海水浴場の利用が始まる「海開き」のイベントがありました。 いよいよ、夏も番です。 海水浴場では、 サーファーがビーチブレイクを楽しむポイントとは別に、 海水浴を楽しむ方々のための “海水浴エリア” が設けられ、 早くも日焼けした笑顔のライフガードの皆さんも準備万端の様子。 揃いのTシャツを着て、 にこやかな表情で浜辺を見守っていました。 一見、ふだん通りの海開きですが、例年に比べますと、 今年は少々、様変わりした風景も。 夏の間、 海水浴を楽しむ皆さんに開放されていた海辺の更衣室などは、 「3密」を避けるため、閉鎖の措置が取られていました。 代わりに、 海辺に続く遊歩

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  • 週末ライフ。「リフレッシュのこつは環境を変えてみること。緑の香りが教えてくれる心と体の解放感」の巻。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 陽が西に傾きかける前。 勾配(こうばい)があるアスファルトの坂道で 車のアクセルを踏み、 丘の上の公園に向かいました。 梅雨の晴れ間。 森林浴というほど大げさではないにしても、 森の香りに浸りたくて向かった丘の上の公園。 照葉樹が生い茂るその丘は、 樹齢を十分に感じさせる無数の木々と、 よく手入れされた花壇に囲まれて、 梅雨時の夕陽を浴びていました。 前日の強い雨もあってか、 木々は、幹にも葉脈にも、 いかにもたっぷりと水をたたえている様子です。 かすかな風に水分を蒸散させている葉は 重く揺れながら、 「緑の香り」としか言い表し様のない、 深く、穏やかな空気で、森を包んでいました。 よく手入れされた花壇沿い。 細かな砂利が敷かれた道をスニーカーで踏み歩くと、 1歩ごとに、 スニーカーの底が砂利道に薄くめり込みます。 砂浜を裸足で歩くときに感じるほどではありま

    週末ライフ。「リフレッシュのこつは環境を変えてみること。緑の香りが教えてくれる心と体の解放感」の巻。 - halukaブログ
  • 渚のサーフ物語「『惜しむ』とは『愛すべきもの』かな。梅雨の晴れ間のサンセットクルージングが教える夕暮れ時の愛おしさ」の巻。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 吹く風が、 厳冬の冷たさを置き去りにし始めた、 春 3月の頃が過ぎてから、 随分と日数が経ったように感じます。 月めくりのカレンダーは、いつの間にか、 6月の終わりを知らせようとしています。 4月の頃の俳句に詠まれる「惜春(せきしゅん)」とは、 過ぎ去る春を惜しむ言葉。 ほぼ1年を通して、 サーフィンを楽しみに海に通う身にしますと、 「惜しむ」とは、 「愛おしむ」ということのように感じます。 「厳しい寒さの真冬」や「激しい雨の日」を 「惜しむ」とは言わないところを考えますと、 「惜しむ」とは、 時間とともに過ぎ去るもののなかで、 愛されるものであることのような気がします。 「惜春」とは、ほのかな暖かを運んできた春。 出会いと別れの季節でもある春が去るのが惜しいと、 そう、胸の内でつぶやくことのように感じます。 永久不滅ではない。 時間の経過とともに消えゆくも

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  • 進め!俳句ビギナー㉘。「春の頃、北の窓を開いて誘ったそよ風は梅雨を越えると南の風に変わってみせる四季の風」の巻。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 「北窓(きたまど)を開く」と聞いたなら、 どのような情景が思い浮かびますか。 「北窓開く」は、俳句に詠われる春の季語です。 季語集 「虚子編 季寄せ 改訂版」(三省堂)では、 3月の季語として、紹介されています。 その様子は、 冷たい北風が吹き続く寒い冬の間は、 じっと閉じ切っていた北向きの窓を 春がきたなら、開け放って、 暖かな風と日光を誘い込む… というような具合でしょうか。 寒さに凍え、それに耐えた冬を越え、 ようやくやってきた春は、雪や霜を解かして、 水は温み、 吹く風もほのかな暖かさをまといます。 その風を誘い入れようとする、 移り変わりの季節の仕草を 「北窓開く」と口にする心持ちは、 洒落た映画のセリフのようでもあって、 季語の放つ鋭敏さを感じます。 その時々の当たり前で自然な仕草を見逃さず、 ひと言で、一気に場面の転換を連想させてみせる。 「言

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    Kaimotu_Hatuji
    Kaimotu_Hatuji 2020/06/11
    読んでいると心が涼しくなりました
  • 散文夢想「気持ちをリセットしたい時。夕焼けに染まる西空は梅雨の晴れ間の贈り物」。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 夢、想う夏。 きょうは、二十四節気でいう芒種(ぼうしゅ)。 やがて五月雨(さみだれ)の季節がきますね。 週末の午後、ふと時間に恵まれて、 海辺に車を走らせました。 前日までの雨は上がっていて、 走る車の運転席の窓を開けると、 乾いた風がさっと車内に吹き込みます。 この頃は、1週間など経つのが早い気もして、 「もう、6月になりましたね」と、 そんなご挨拶もこの週末くらいまででしょうか。 3月、4月、5月の頃は、 自然の景色も変化に富んで、 緑の草原が広がったかと思ったら、 色鮮やかな花々が次々に花弁を開き、 咲き誇る色とりどりの花びらが、 季節の香りを運びもします。 そして、6月。 梅雨前線が北上して、 雨の時季がやってきます。 初夏の頃、 まだ幼く、淡い緑色だった大樹の新緑は、 もうすっかり青々とした若葉となって、 照る太陽の光を我さきにと浴びています。 そ

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    Kaimotu_Hatuji
    Kaimotu_Hatuji 2020/06/06
    夕焼けはいいですね
  • 渚のサーフ物語。「小波が刻むリズムに揺られる穏やかな波乗り気分が爽快な梅雨も間近な初夏の海」の巻。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 朝方から、空をうっすらと雲が覆って、 涼し気な週末。 サーフィンを楽しみに通い慣れた、 いつもの海辺に午後、 向かってみました。 ビーチブレイクが楽しめるサーフポイントに近い、 見慣れた駐車場の埋まりは5割ほど。 はてな?。 土曜日の午後だというのに 空いていると言えば、空いています。 車の荷台からウエットスーツを持ち出して、 そそくさと着替えを済ませて、 ソフトケースから引っ張り出した サーフボードの表面に ごしごしとワックスを塗り込みます。 「さ、波に向かおうかな」という気になる、 そのルーティーンが好きで、 いつもの決まった仕草です。 海に出る準備を済ませて、 サーフボードを小脇に抱えて、 ビーチサンダルを履いた足で 防風林をとぼとぼと抜け、砂浜に下りると、 波間に浮かぶサーファーの姿は、 ぽつり、ぽつり。 駐車場が埋まっていない訳が、分かりました。

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  • 週末ライフ。「雨の朝。春から夏へと便箋に綴る思いは晴れ模様。『お元気ですか』と贈る言葉は季節が運ぶ五月晴れ」との思い。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 時計を見ると、 午前5時を少し回っていました。 カーテンの向こうはもう、 うっすらと明るく見えます。 室内で、軽く感じる冷気。 「雨でも降っているのかな」と、 窓の外を眺めてみると、 小粒のしずくがぽつり、ぽつり。 日が差し込む様子はなくて、 感じた冷気は、雨のせいだったのでしょう。 数日前から、手紙を1通、書くつもりでいて、 手を付けないままの日曜日。 朝前に熱いコーヒーを1杯、カップに注いで、 机の脇から便箋を引っ張り出しました。 「拝啓」と書き始めるか、 「前略」と書き始めるかで、 その手紙の取り急ぎ様も計り知れるというもの。 どちらにしても、この春から初夏は、 例年とは勝手が違った日常を過ごしながら季節が移り、 「この頃は、いかがお過ごしですか」と、 手紙の届く先の様子が気にならないはずもなく、 ささやかな近況などを添えながら、 便箋を2枚、3枚埋

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