豚の名産地・前橋市で豚肉を使った創作料理の味や見た目を競い合う「T−1グランプリ」の結果が10日、発表された。前橋市元総社町の韓国料理店「きむち屋」の「もちゅ煮」がグランプリに初選出された。大会には前橋市内の67店舗が参加した。 受賞作は、群馬県産豚肉のもつをニンニクや唐辛子、ネギ、大根などと一緒に煮込んだ料理。煮込み時間を短…
保育園が建設される予定だった土地。周辺は閑静な住宅街で、予定地が面する道路は車はすれ違えない=千葉県市川市で2016年4月12日午後2時53分、小林多美子撮影 千葉県市川市で4月に開園予定だった私立保育園が「子供の声でうるさくなる」などの近隣住民の反対を受け、開園を断念していたことが分かった。同市の待機児童は373人で全国市区町村で9番目に多い(昨年4月時点)。説明会に同席するなどして地域の理解を求めてきた市の担当者は「(住民の反対で)開園が延期したケースは東京都内などであるそうだが、断念は聞いたことがない。残念だ」と言う。 市によると、同県松戸市の社会福祉法人が3月に木造2階建ての園舎を完成させた上で、4月1日に定員108人(0〜5歳児)で開園する計画だった。予定地は市中心部に近い住宅街で、昨年8月に開園を伝える看板を立てたところ、反対運動が始まったという。
いまや放送権と配信権をセットで売り買いするのが世界市場の常識になっているのに、分けて売っているのは日本くらいだそうだ。
野良猫の増えすぎを防ごうと、和歌山県の「県動物愛護管理条例」が改正され、餌やりが規制されることになった。罰則付きの条例は都道府県単位では初めてで、県内外から900件以上の意見が寄せられるなど、大きな議論を呼んだ。果たして規制は効果をあげるのか。 改正県動物愛護管理条例では、野良猫に継続的に餌を与える場合、周辺住民への説明に努める▽不妊去勢手術がされている▽排せつ物を適正に処理する――などルールが定められた。勧告や命令でも改善しない場合、5万円以下の過料が科せられる。施行は2017年4月から。 一方、これに先行して、県は今年度から「地域猫対策」への助成を始める。知事から実施計画の認定を受ければ、不妊去勢手術費用などを自己負担なしで支援を受けられる。 和歌山城がある和歌山公園などで野良猫の保護活動をする奥康子さん(52)によると、現在、城周辺では約20人のボランティアが餌やりや死んだ子猫の片付
現在の平和記念公園内にあった「旧中島本町」の様子を語る浜井徳三さん=広島県廿日市市で2016年4月7日、山田尚弘撮影 原爆で両親と兄姉失った広島の浜井さん 外相らの訪問に 「公園なんかじゃない。墓場だ」。主要7カ国(G7)外相会合が開かれている広島。広島市の平和記念公園の場所は、原爆で焦土と化すまでは広島の繁華街の一つだった。店や民家が建ち並び、人々がささやかな幸せを大切にしていた。原爆で両親と兄姉を失った浜井徳三さん(81)=広島県廿日市市=もその一人。米英仏の外相が初めて公園を訪れた11日、「ここにたくさんの人が眠っていると、世界の人に知ってほしい」と話した。 父二郎さん(当時46歳)は「浜井理髪館」を営んでいた。蝶(ちょう)ネクタイを着け、モーニングのズボンをはいて仕事をした。母イトヨさん(同35歳)は、優しくおしゃれだった。周りに映画館やカフェが並び、県産業奨励館(現在の原爆ドーム
今夏の参院選から18歳、19歳が投票できるようになるのを前に、朝日新聞社は夏までに18、19歳になる人を対象に初めて全国世論調査(郵送)を実施、政治や社会などに対する意識を探った。社会の現状に対し不公平感を訴える声が目立つ中、経済を中心とした政策に力を入れることを望む声が多かった。一方で、いまの政治への期待感は低い傾向にあることも浮き彫りになった。 調査は2~4月に実施。朝日新聞社の世論調査は20歳以上の有権者を対象に実施しているが、今回の調査では7月1日現在で18歳、19歳の人3千人を対象にした。回収率は70%。 調査で、社会の現状について尋ねると、経済的な生きづらさや不公平感を感じさせる意見が多かった。 収入などの格差については、「行き過ぎている」と考える人が59%と半数を超え、収入などの格差があるのは「社会のしくみによる面が大きい」とした人も59%いた。いまの日本は、努力しても「報わ
「私のせいでケンカをしないで。悲しすぎる」(車いすを利用しながら父と2人暮らしを続ける母の言葉) 母は60歳の時、乳がんの治療をした。脊椎(せきつい)の中に腫瘍(しゅよう)が出来ていて、たぶん良性だろうが放射線治療をしましょうとのことだった。乳がんを告知される時、看護師である私が泣いていると、隣で母は「なんで泣いているの」と笑顔だった。「仕方ないことだから」と。手術も、その後の放射線治療の際も、笑顔で前向きに頑張っていた。 それから2年後、母は突然足に力が入らなくなった。脊椎の神経が放射線障害で壊死(えし)しているとのことだった。入院して治療を受けたものの、下半身まひとなってしまった。 突然のことであり、ショックを受けた父は体調を崩し、心療内科に通うことになった。それでも母は泣くことはまったくなかった。病室のお年寄りと仲良くなり笑顔だった。「仲良しが、出来て楽しいよ」と言っていた。「こうな
広島を初訪問しているケリー国務長官は11日、主要7カ国(G7)外相会合後の会見で「すべての人が広島を訪れるべきだ」と語り、オバマ大統領が広島を訪問することに前向きな姿勢を示した。オバマ政権は5月のG7首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせたオバマ氏の広島訪問に向け本格的な検討に入っており、ケリー氏訪問後の米国内外の反応を見た上で最終判断する方針だ。 ケリー氏は同日午前11時ごろから約50分間、岸田文雄外相らG7外相とともに、平和記念公園内の広島平和記念資料館(原爆資料館)を参観。原爆死没者慰霊碑に献花した後、自ら提案し、同公園内の原爆ドーム近くにも足を延ばした。その後、自身の公式ツイッターに、「原爆資料館と平和記念公園を訪れた最初の国務長官になって光栄だ」と書き込んだ。 ケリー氏は、資料館の芳名録に「世界のすべての人が記念館の力強さを見て、感じるべきだ」と記載し、ツイッターで写真を公開。記者
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