英ヴァージンアトランティック航空が、ロンドンのヒースロー空港と成田空港を結ぶ路線を廃止し、自社便での日本路線運航から撤退することが4日分かった。世界的な路線見直しの一環で、来年2月1日が成田発ロンドン行きの最終運航日。ロンドン発成田行きは1月31日が最後になる。 ヴァージンアトランティック航空によると、1988年10月に日本支社を開設し、89年5月にロンドンのガトウィック空港と成田空港を結ぶ路線を就航した。日本路線からの撤退に伴い、日本支社の閉鎖も検討する。 ヴァージンアトランティック航空は「これまで25年間にわたる当社へのご愛顧や当社のサービス向上への献身的な努力に対して東京の顧客に心から感謝する」とコメントした。(共同)