安倍晋三元首相の国葬から1年…参列者名簿は大半が黒塗り、政府は苦しい説明 2023年9月26日 13時17分 昨年7月に遊説中に射殺された安倍晋三元首相の国葬から、27日で1年となる。約12億円の国費が投入されたが、参列者名簿は大半が黒塗りで非公開。内閣府は黒塗りの理由について「同じ属性にありながら推薦されなかった者が明らかになると、信頼関係が損なわれる」などと苦しい説明をしており、ますます実態が不明なブラックボックスとなっている。
安倍晋三元首相の国葬から1年…参列者名簿は大半が黒塗り、政府は苦しい説明 2023年9月26日 13時17分 昨年7月に遊説中に射殺された安倍晋三元首相の国葬から、27日で1年となる。約12億円の国費が投入されたが、参列者名簿は大半が黒塗りで非公開。内閣府は黒塗りの理由について「同じ属性にありながら推薦されなかった者が明らかになると、信頼関係が損なわれる」などと苦しい説明をしており、ますます実態が不明なブラックボックスとなっている。
名古屋城の木造復元事業を巡り、名古屋市は7日の市議会2月定例会の本会議で、バリアフリー対策の一環で検討している小型昇降機の設置について、石垣レベルから天守閣(5階建て)の1階部分まで導入する方針を示した。市は2022年度末までに取りまとめる整備基本計画に今回の方針を盛り込み、23年度の早い時期に文化庁に提出する。 渡辺義郎市議(自民)の質問に市側が明らかにした。天守閣の1階までは、公募で選定した小型の垂直昇降機(4人乗り)の技術を採用する。松雄俊憲副市長は、史実に忠実な木造復元に最大限配慮する意向を示し、「1階への昇降は確保したい」と説明。その上で「どうしたらより上層階へのバリアフリー対応が...
なぜ中日ドラゴンズは勝てないのか−。多くのファンが感じている疑問に今夏、小学生のファンが自由研究で挑んだ。取り組んだ多治見市昭和小六年の高木集司(しゅうじ)君(12)に話を聴いてみると、ドラゴンズ愛が伝わってきた。 高木君は小学二年生ごろから地域の学童野球チームで野球を始めた。名古屋市出身で、チームのコーチでもある父哲男さん(45)の影響で、二年ほど前から中日ファンに。テレビ中継で試合を見たり、年数回はバンテリンドームナゴヤへ観戦に訪れたりしている。好きな選手は岡林勇希選手(20)で「どんな球もヒットにできる」とあこがれる。 自由研究に取り上げようと思ったのは「最近、中日が勝てないのはどうしてなのか気になった」からだ。夏休みの三週間ほどを使い、哲男さんの助けも借りながら、インターネットで調べた攻撃や守備のデータと、それに基づく分析をスケッチブック一冊にまとめた。 研究で高木君が気付いた中日
新型コロナウイルスの感染拡大で学校が臨時休校となり、自宅で1人で過ごしている子どもが、侵入した泥棒と鉢合わせする事案が愛知県内で相次ぎ、県警が注意を呼び掛けている。 県警によると、3月23日午後に、尾張地方で小学生の男子児童(11)が留守番をしていたところ、男2人が1階の窓ガラスを割って侵入。男は「ずっと前を向いていて」と児童に指示し、現金やクレジットカードを盗んで逃げた。同日午前にも尾張地方で男が無施錠の窓から侵入し、小学生の女子児童(10)の姿を見て、何も取らずに逃走する事案があった。 4月9日には三河地方で、自宅1階の窓ガラスをたたく音を聞いた中学生の男子生徒(13)が2階に避難。母親が帰宅すると、1階の窓が割られ、財布やバッグを盗まれていた。 いずれも児童や生徒にけがはなかった。県警の担当者は「テレビをつけておくなど、家人が在宅であると装う工夫が侵入盗への対策に有効だ」と話している
名古屋市中心部の名駅南地区で、長谷工グループや名鉄不動産(同市)などが四十二階建て程度、高さ百五十~百六十メートルの分譲タワーマンションの建設を計画していることが分かった。二〇二〇年春に着工し、二二~二三年ごろに完成予定。総戸数は四百戸を超える見込みで、名古屋駅周辺で最大規模のマンションとなる。 利便性の高い都心居住の動きが全国的に広がる中、これまでオフィスや商業の利用が中心だった名駅周辺でも、大規模な居住空間が生まれることで「住む街」としての機能が広がる呼び水となる可能性がある。 開発予定地はJR名古屋駅の南東約八百メートルの同市中村区名駅南にあるパナソニック工場跡地。長谷工がパナソニックから一八年に取得した土地で、現在は主に駐車場として利用している約一万五千平方メートルのうち、約五千九百平方メートルを使って建設する。 名駅周辺で進む再開発は駅直結の高層ビルが中心だが、二七年のリニア中央
狭すぎることで有名だったあの駅が、ついに改修の日を迎える。名古屋鉄道は、名古屋本線の西枇杷島駅(愛知県清須市西枇杷島町)について、ホーム拡幅などの工事に着手する。同駅は、あまりの狭さからベンチや屋根もなく、電車が来る直前まで乗客が待つことすらできなかった。地元の利用者が利便性向上を喜ぶ一方、鉄道ファンからは惜しむ声が上がりそうだ。 「名古屋方面の電車がまいります」。駅係員の声が響くと、細長い無人のホームに向かって、改札を通過した利用客が次々と踏切を渡っていく。西枇杷島駅で毎朝見られる珍光景だ。
名古屋市緑区にあった名古屋俘虜収容所第2分所=1945年9月、米軍機から撮影。米公文書館所蔵、市民団体POW研究会提供 名古屋市緑区鳴海町に1943年から45年まであった名古屋俘虜(ふりょ)収容所第2分所(鳴海分所)の歴史を後世に残そうと、市民有志が「捕虜収容所跡を残す会」を立ち上げた。一部が残る遺構の保存や鳴海分所の歴史を伝える案内板の設置を市に働き掛ける。21日、緑区で市民向けの学習会を開き、約60人が参加した。 名鉄有松駅から徒歩10分ほどにある鳴海分所跡地とみられる場所。会の案内で訪れた人たちは「今も残っているんだ」と息をのんだ。会によると、県内の捕虜収容所は鳴海分所1カ所。正確な広さは分かっていないが、米軍の空撮写真では長屋が数棟並び、米、英など連合国軍捕虜を最大で約400人収容したとされる。しかし、現在跡地とみられる場所には企業の社宅が立ち並び、捕虜収容の歴史をしのばせるのは水
二〇二七年のリニア中央新幹線開業を見据えた名古屋駅と高速道路のアクセス向上に、名古屋市は、名古屋高速道路の黄金インターチェンジ(IC、中川区)出口から駅西口に続く一般道の地下に、アクセス道路の整備を検討していることが関係者への取材でわかった。ICと名駅を約五分でつなぎ、安全性と利便性を高める考えだ。 計画は、現在西向きの出口しかない黄金ICに東向き出口などを増設。高速出口から一般道の大須通に入って東進後、九月に全面開通した椿町線を北上。一キロ弱の地下道路を通って名古屋駅西口に接続する。 地上と地下の二つの道路が利用できるようになり、利便性が高まるほか、災害時などのアクセス確保につなげる。地下道を経由すると、地上と比べて通過する信号が十カ所から四カ所となり、所要時間が短縮される。
名古屋市の第三セクター、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線(名古屋-金城ふ頭)の中部国際空港までの延伸を検討するため、名古屋市は来年度の早い段階で愛知県と共同の検討組織の立ち上げを目指す。二〇二七年のリニア中央新幹線の開業に向け中部国際空港の二本目滑走路実現に向けた機運が高まる中、空港アクセスの強化が必要と判断した。 二十一日の名古屋市議会本会議で、渡辺義郎市議(自民)が「二本目滑走路に伴う交通アクセスの強化を今すぐにでも検討しないといけない」と質問し、広沢一郎副市長が「一九年度早々に調査検討ができる組織が立ち上がるよう、積極的に県はじめ関係者に働き掛ける」と回答。河村たかし市長も「来年度の初めには新しい組織を間に合わせる」と市の組織改編を行うことを明かした。
知多地域の小中学校で美術を教えていた元教諭の小松文五さん(70)=名古屋市緑区=は今年も、大府市横根町の自然体験学習施設「二ツ池セレトナ」で、教え子たちの作品を並べている。いずれも自宅で預かっていた秀作で、「自分が元気なうちにお返ししたい」と呼び掛けている。四月一日まで。 一九七〇年に教職に就き、南知多町篠島小学校を皮切りに大府、知多市、東浦町などの小中学校で主に美術を教えた。個性の光った作品は預かり、授業で「お手本」として紹介していたという。 定年退職時、自宅に残っていた教え子の作品は「おそらく千点以上」。一部は同窓会などで返却したが、昨年初めてまとまった数を二ツ池セレトナに集め、来場を呼び掛けた。それでも五百点以上残り、今年も開くことにした。 展示しているのはデッサン、水彩による自画像や風景画、彫刻作品など。最初の赴任地だった篠島小学校時代の作品では、カニを描いた鉛筆スケッチ画が残って
♪ミド#ラー、ミド#ラー、ミド#ミラー-。名古屋鉄道が電車の駅接近時などに鳴らす電子警笛「ミュージックホーン」を「音の商標」として登録申請したものの、特許庁に却下されたことが分かった。 音の商標は新しいタイプの商標として2015年に導入された。名鉄は16年1月に申請して審査が進められたが、特許庁は昨年3月、却下を意味する「拒絶」の方針を示した。名鉄側には意見陳述の機会が与えられたが、今年2月8日、却下が正式に決まった。 ミュージックホーンは1961年導入のパノラマカーに採用以来、半世紀以上使われており、名鉄沿線ではなじみ深いメロディー。特許庁によると、審査では▽提出された音源と楽譜の音程が一致しなかった▽歌詞がなく他者との差別化が難しい-などが影響した。 商標制度に詳しいコスモス特許事務所(名古屋市中区)の富沢正弁理士は「商標の役割は商品やサービスを他者と区別すること。音や色彩は誰しもが使
名古屋市の河村たかし市長は二十九日の市議会十一月定例会本会議で、市営地下鉄東山線・名古屋-伏見間の柳橋(中村区)付近への新駅設置に向け、来年度当初予算案に調査費を盛り込む意向を示した。斎藤高央議員(自民)の質問に、河村市長は「街づくりの起爆剤になる」と話した。 柳橋駅建設は、一九五四年の東山線名古屋-栄町(現・栄)間の着工前に検討されたが、「利用者が少なく、需要が見込めない」との判断から設置を見送られた。ホームは造られていないが、柳橋地区の線路付近はホーム設置に向け、百数十メートルにわたってコンクリート舗装されている。 名古屋-伏見間の一・四キロは、名古屋市営地下鉄の駅間距離としては二番目に長く、柳橋は真ん中付近にある。二〇二七年開業のリニア中央新幹線計画に関連し、柳橋地区は国の整備地域に含まれており、新駅建設に、国の補助金を活用できる可能性がある。
忍者研究に力を入れる三重大は、来年2月に実施する大学院の入学試験の選択科目に「忍者・忍術学」を新設する。研究者を多く育てるとともに、「忍者の里」として知られる三重県伊賀市などで忍者に関わる仕事をしている人に門戸を開き、学術的な裏付けの下で活動してもらおうと考えている。 対象は大学院人文社会科学研究科地域文化論専攻の入試。忍者誕生の歴史や日本文化に果たした役割など幅広い知識を問う。忍者研究の第一人者、三重大の山田雄司教授(日本古代・中世史)は「忍者に関するより深い知識を身に付けた人を世に輩出したい」と話した。 観光事業など忍者に関わる仕事をしている社会人から「より専門的に学びたい」という声を受け、入試制度の変更を決めた。忍者研究を専攻するには日本史の試験が必須だったが、忍者・忍術学の入試を選択すれば、忍者に特化した内容で受験できる。 三重大は2012年から忍者の研究を開始。7月に、伊賀市に研
名古屋、豊橋、岡崎、豊田各市など、中部地方十一の政令指定都市と中核市の中から「魅力を感じる都市」を、十一市在住の九百人余に選んでもらったところ、名古屋市が金沢市に次いで二位だった。全国主要都市との比較調査で「行きたくない街ナンバーワン」になった名古屋市だが、中部に限れば、人気がないわけではなさそう。 中核市を含めた都市のイメージやブランド力を把握しようと、長坂尚登豊橋市議がインターネットリサーチ会社に依頼し、三月に調査。モニターを対象にウェブ上で質問した。 十一市の中から、「魅力を感じる都市」を選んでもらったところトップは金沢市(29・8%)で、僅差で名古屋市(27・8%)が続いた。逆に、「魅力に欠ける都市」を選ぶ設問では、新潟市(14・8%)がトップ。二位以下を岡崎市(14・7%)、豊田市(12・6%)、豊橋市(12・0%)が占めた。
名古屋市中村区の町名「黄金通」の読み方が六月十三日、「おうごんどおり」から「こがねどおり」に変更される。住民たちが当たり前のように使ってきた「こがね」が、ようやく正式に認められる。市によると、市内の町名変更は昭和区の御器所が「ごきしょ」から「ごきそ」になった二〇〇二年以来、十五年ぶり。 黄金(こがね)熊野町内会長の松本新治さん(66)は「子どものころから住んでいるけど、『おうごん』と言う人はいなかった」と話す。だが、街を見渡すと、交差点などの標識にはローマ字で「Ogon-dori」と表示されている。
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