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ブックマーク / vergil.hateblo.jp (4)

  • 『日本のいちばん長い日』原作と映画での、天皇発言の微妙だが重要な違い - 読む・考える・書く

    喜八監督による映画『日のいちばん長い日』(1967年)。日の降伏に至る最後の数日間、とりわけ8月15日の「玉音放送」までの24時間を、息詰まるような緊張感で描いた名作と評価されている。 この映画での昭和天皇裕仁の発言に関して、今日、ジャンボ~ル酸性さんがこんな疑問を投げかけていた。 「わたくし自身はいかようになろうとも」という裕仁の発言は当に史実だったのでしょうかね。どんな証拠に基づいているのか、その証拠の信頼性はいかほどなのか。全てが焼かれているはずなのになぜそれは残っていたのか。自分には、天皇をヒーローに仕立て上げたファンタジーのようにしか見えません。 — ジャンボ~ル酸性 (@nyappiripiri) August 15, 2023 ではまず、この映画の、ポツダム宣言受諾を決めた御前会議(1945年8月14日)の席上で裕仁が何と言っていたか、改めて確認してみよう。 映画

    『日本のいちばん長い日』原作と映画での、天皇発言の微妙だが重要な違い - 読む・考える・書く
    KasugaRei
    KasugaRei 2023/08/16
    御前会議やマッカーサー会談での昭和天皇発言が仮に事実だとしても所詮はその場しのぎの美辞麗句。沖縄切り捨てメッセージや戦争責任は言葉のアヤ発言にこそその利己的で非情な性質が如実に表れている。
  • 日本兵は赤ん坊を串刺しにしたか? - 読む・考える・書く

    日中戦争やアジア太平洋戦争において、日兵が何の罪もない赤ん坊を銃剣で串刺しにした、という話が、日軍の残虐性を象徴するエピソードとして語られることがある。 これは当のことなのだろうか? 試しに「日兵 赤ん坊 銃剣」といったキーワードでウェブを検索してみると、これは嘘だ、中国側のプロパガンダだ、と(例によって何ら根拠を示すことなく)主張するウヨサイトが続々と引っかかる。 だが、ネットde真実の皆さんには残念だろうが、どの程度一般的な行為だったかはともかく、日兵がこのようなことを行った事例がいくつも存在したことは間違いないのだ。 被害証言(中国) まずは、1932年9月16日に中国遼寧省北部で起きた平頂山事件の際の事例。これは、前日に起きた抗日ゲリラによる撫順炭鉱襲撃事件との関係を疑った日軍守備隊が、炭鉱に隣接する平頂山集落の住民約3000名をほぼ皆殺しにした大虐殺事件である。日

    日本兵は赤ん坊を串刺しにしたか? - 読む・考える・書く
    KasugaRei
    KasugaRei 2017/10/30
    我々の社会の過去の悪行を「歴史的過去の出来事だから現在の自分とは無関係」と言い続ける限り、それは現在の問題として我々に突き付けられ続ける。
  • 「かわいそうなぞう」を殺した大達茂雄が戦後は文部大臣となって歴史教育を殺した - 読む・考える・書く

    「かわいそうなぞう」で描かれた猛獣虐殺を命じた東京都長官大達茂雄の経歴を見ると、いくつか重要なポイントが見つかる。 昭南特別市長(兼陸軍司政長官) 1942年3月—1943年7月 東京都長官 1943年7月—1944年7月 内務大臣(小磯内閣) 1944年7月—1945年4月 文部大臣(第5次吉田内閣) 1953年5月—1954年12月 昭南特別市とは、シンガポールのことである。アジア太平洋戦争の開戦直後、日軍はタイ・マレー国境付近に上陸し、そのまま南下してマレー半島全域を制圧、翌1942年2月15日にはイギリス軍の重要拠点だったシンガポールを陥落させた。 その直後から、シンガポールおよびマレー半島各地で中国系住民(華僑)に対する大虐殺が始まった[1]。今でも正確な被虐殺者数は不明だが、少なくともシンガポールだけで数千人以上が殺されたと推定されている。 シンガポールは人口の八割近くを華僑

    「かわいそうなぞう」を殺した大達茂雄が戦後は文部大臣となって歴史教育を殺した - 読む・考える・書く
    KasugaRei
    KasugaRei 2016/05/15
    戦後に生き延びた戦前の亡霊。/ 敗戦を逆恨んで反動を企む権力者は、敗戦が「国民の屈辱」だと捏造した。そうではなく、日本国民にとっても圧政からの解放であり、自由と自立を手にする機会だった筈なのだが。
  • コンピューターに意識をアップロードして永遠に生きることは可能か? - 読む・考える・書く

    ウォーリー・フィスター監督(クリストファー・ノーラン製作総指揮)、ジョニー・デップ主演の映画『トランセンデンス』で、ちょうどこのテーマが扱われている。 あらすじ(シネマトゥデイ): 人工知能PINNの開発研究に没頭するも、反テクノロジーを叫ぶ過激派グループRIFTに銃撃されて命を落としてしまった科学者ウィル(ジョニー・デップ)。だが、エヴリン(レベッカ・ホール)の手によって彼の頭脳と意識は、死の間際にPINNへとアップロードされていた。ウィルと融合したPINNは超高速の処理能力を見せ始め、軍事機密、金融、政治、個人情報など、ありとあらゆるデータを手に入れていくようになる。やがて、その進化は人類の想像を超えるレベルにまで達してしまう。 (↑画像は 「おすすめの洋画が一目でわかる名作視聴レビュー」さんより) 映画では人工知能と一体化した後のウィルの急激な進化と暴走のほうに重点が置かれていたが

    コンピューターに意識をアップロードして永遠に生きることは可能か? - 読む・考える・書く
    KasugaRei
    KasugaRei 2015/06/01
    脳機能障害の知見等からして、むしろ個人の意識や人格の連続性統合性がそう自明ではないので。逆に考えれば人格を脳の外部に断絶なく延長させる手段もありえるかもと妄想。なお当該映画は観てない。
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