■ひとのために穴を掘る者 えらくローカルな話題で申しわけないっす。 2010年3~4月に起きたという、『岡崎市立中央図書館事件』を最近マスコミ報道で知りました。 岡崎市立中央図書館のホームページ(Libra)のユーザーの方が、図書館のホームページが使いにくかったので、自分専用のサイトをつくって予約したり新着図書を検索したいと考え、検索するためにデータベースにくり返しアクセスして、図書館のサーバーをダウンさせ、偽計業務妨害(というらしい)で逮捕された事件です。 当事者自身が経緯を説明するホームページを開いているので、それもご参考ください。 ■インターネット時代の図書館 この事件を聞いて、いちばん最初に思ったことは、3つあります。 ひとつは、日本の図書館はインターネット時代に対応していない、という諦念のようなもの。 もうひとつは、ああ、プログラムのできるひとは、まあ(特に地方の)図書館の提供し
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