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ビジネスに関するKaz-Xeonのブックマーク (60)

  • なぜ横並びで展示されるAndroidタブレットを作ってもだめなのか

    先日のエントリー「Androidタブレットはヨドバシカメラの『Androidタブレットコーナー』に横並びにされた時点で負けだ」には、例によって賛否両論のさまざまなフィードバックがよせられたが、否定的な意見の大部分は以下のようなもの。 何故負けなのかがあまりイメージ出来ないなあ。描かれている様子はAndroidが盛況を博しているものにしか見えない。 PCメーカーが「何のためにWintel」と考えてるとは思えないし、スマホやタブレットで「何のためのAndroid」って問いに意味があるとも思わない。 すでにそんな現状の Windows PC でも一定の利益は出ているのだから、Android タブレットも負けではあるまい。 歴史に学ぶとするなら、iPhone/iPadMachintosh だとすれば、Android機はPC/AT互換機なんだと思う。ただ、「Windowsなのでどれも使い勝手は

    なぜ横並びで展示されるAndroidタブレットを作ってもだめなのか
  • ニッポンIT業界絶望論:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    IT業界は救いようがない。絶望的としか言いようがない。 IT業界不人気なんて、この業界に重くのしかかる決して晴れることのない暗雲の氷山の一角に過ぎない。はてな匿名ダイアリーにもどうせ理系出身者なんていらねえんだよ。なんて書かれていたけど、これが現実なのだよ、学生諸君。 ちょっと補足しておくけど、ここでIT業界っていうのは、SIerのことだ。お客さんの要件をヒアリングして、その要求に沿ったシステムを受託開発するっていうビジネスのことを指している。 ぼくもその昔、その世界のループに組み込まれていた。そして華麗なるコミュニケーション能力とやらをいかんなく発揮し、場の空気を読み、生意気なぐらいのチャレンジ精神で、それなりに仕事のできるよい子だったようだ。 いや、正直に言うよ。正直に言うとだね、結構楽しかった。 だって、考えてみてごらん。お客さんのところに出向いて行って、その業界のことをじっ

    ニッポンIT業界絶望論:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan
    Kaz-Xeon
    Kaz-Xeon 2011/01/18
    受託開発の世界のどこにイノベーションがあるのだろう? 同感。
  • Life is beautiful: Androidタブレットはヨドバシカメラの「Androidタブレットコーナー」に横並びにされた時点で負けだ

    今年のCESについてだが、すでに「感心した商品」と「自分も関係していてうれしかった発表」に関しては書いたので、今回は「これはだめかな」と思ったもの。 まずその筆頭は「3Dテレビ」。これ以上大きくすることも薄くすることも解像度を高くすることもできなくなってしまった「成熟しきった」デバイスであるテレビに何とか付加価値を付けようという気持ちも分からないでもないが、正直言ってこれはいらない。CESに出品されている最新の3Dテレビを見てもあまり感動しないし、そもそも目が疲れる。今年の末あたりになって、「結局3Dテレビって何だったの?」という話になると私は見ている。 二番目は「Android」。前にも書いたが、これから家電やスマートフォンの市場に新規参入しようというアジアのメーカーにとっては、Androidを活用して短い開発期間と低コストで「安かろう悪かろう」のデバイスを薄利多売で売りまくるという戦略

  • 米国発。2011年、ソーシャルメディアのトレンド予測:In the looop:オルタナティブ・ブログ

    2011年、激動するソーシャルメディアには、どんなドラマが待っているのだろうか? 米国ブログメディアのMashableがまとめた予言集を紹介して、その息吹を感じ取りたい。 ・ 95+ Predictions for the Web in 2011 この中に含まれる18分野の予言のうち、In the looop読者の皆様が興味をもつであろう10分野に絞り、それぞれの見出しを邦訳した。短いコピーの羅列だが、意外に味わい深く、明日が浮かび上がってくるようだ。意訳しているものも多いので、さらに興味があれば、ぜひ該当記事を直接読まれることをおすすめします。 1. Social Networks in 2011 by Ben Parr ・Googleのソーシャルネットワークは、手ひどく失敗するだろう ・中途半端な規模になってしまったMySpaceは、売りに出されるだろう ・Beboのオーナーは、また変

    米国発。2011年、ソーシャルメディアのトレンド予測:In the looop:オルタナティブ・ブログ
    Kaz-Xeon
    Kaz-Xeon 2011/01/03
    米国ブログメディアのMashableがまとめた予言集
  • 本を送るとスキャンして電子書籍化してくれる「BOOKSCAN」の裏側を見せてもらいました

    をそのまま送ると裁断機でバラバラにした後、スキャンしてPDFデータなどに変換してくれるという、電子書籍時代が始まっているにもかかわらず既存の出版社がノロノロしているその間隙を縫うかのようなタイミングで出現したサービス、それが「BOOKSCAN」です。その舞台裏がどうなっているのかを実際に行って取材してきました。 結論から言うと、2010年4月の設立から約7ヶ月が経過、その間に新規参入業者が山ほど出現しましたが、「BOOKSCAN」はさらなる劇的な進化を遂げて差別化に成功しており、最初の頃からは考えられないレベルに到達していました。正直、わずか7ヶ月でここまでできるのだという意味では、まるで海外のスタートアップ企業のようなスピード感と、アイディアを形にする確かな技術力を感じます。 戦慄すべきその恐るべき舞台裏の中身は以下から。BOOKSCAN(ブックスキャン) 低価格・書籍スキャンサービス

    本を送るとスキャンして電子書籍化してくれる「BOOKSCAN」の裏側を見せてもらいました
  • 孫正義氏の「情報通信戦略」について : 池田信夫 blog

    2010年11月13日12:06 カテゴリ経済 孫正義氏の「情報通信戦略」について 日経済もIT産業も元気がない。孫正義氏のような起業家が100人ぐらい出てくるだけで、日は元気になるだろう。ただし彼が経営の天才だからといって、すばらしい「成長戦略」を立てられるとは限らない。経済学にも成長理論という分野があり、多くの研究の蓄積がある。それを無視して企業経営の延長上で論じると、すでに誤りだとわかっている落とし穴に落ちる。残念ながら、彼の「情報通信戦略」には、そういう落とし穴が多い。どの産業で伸ばしたらいいのか、というのがまさに戦略。国家戦略になるんではないか。私は思います。成長産業への集中的なヒト・モノ・カネのシフト。会社の経営で言えば、伸びる事業部にヒト・モノ・カネを寄せる。衰退する事業部、赤字の事業部から、これから新規に伸ばせる事業部、儲かる事業部にヒト・モノ・カネをシフトする。会社で

    孫正義氏の「情報通信戦略」について : 池田信夫 blog
  • CNET Japan

    人気の記事 1アップル、「iOS 18」でAI絵文字や要約生成などに導入か 2024年05月28日 2「iPhone」で削除した写真が復活するバグ、アップルが原因を説明 2024年05月27日 3「CES 2024」展示減、国内事業化失敗率91.9%--冷めつつある「メタバース熱」の要因は 2024年05月27日 4スバル、トヨタ、マツダ、電動化適合エンジン開発を宣言--23年就任3社長「共創と競争で挑戦」 2024年05月28日 5「Copilot+ PC」の新AI機能をざっくり試す--感触は上々 2024年05月28日 6写真:グーグルは「Pixel」のカメラをどのようにテストしているのか 2024年05月27日 7ネコ型配膳ロボットのPUDU、初の産業用ロボット「PUDU T300」を展開へ 2024年05月27日 8Apple Watchの「命を守る新機能」が日で解禁--心房細

    CNET Japan
  • 「公共投資」が生み出した日本のITゼネコンビジネス

    以前にもここで触れた、WEB+DB PRESS Vol.58に書いた「なぜ日のソフトウェアが世界で通用しないのか」というコラム、全文が公開されたのでぜひとも読んでいただきたい。 この問題の根底にあるのは、来ならば「知識集約型産業」として成長すべきだった日IT産業を、道路工事やビルの建築と同じように「労働集約型産業」として育ててしまった一点にある。 景気が悪くなると「公共投資」という名目で、税金でやたらと高速道路やダムを作ったりすることにより地元の企業にお金が流れる(そして結果として雇用が促進される)仕組みになっていることは良く知られているが、それとほぼ同じような形で、「国内のIT産業を育てる」という名目で政府や特殊・公益法人からメーカー(特に、旧電電公社の傘下のメーカー)やITベンダーにお金が流れる仕組みができてしまったために、そこに土木建築業界とまったく同じような「ITゼネコン」

    Kaz-Xeon
    Kaz-Xeon 2010/10/18
    日本のソフトウェアについて。速攻、WEB+DB Vol58購入したけど、http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/software_is_beautiful/0003 ここに公開されたのね・・・。
  • “外部脳”が日本上陸:日経ビジネスオンライン

    ネット上で個人のあらゆるデータを記録する「Evernote」。急成長するこのサービスの利用者は日でも急増中。上陸する米エバーノート社に日企業は歓迎モード一色だ。 人間の活動をすべてデジタルデータとして記録することを「ライフログ」という。このライフログのツール「Evernote」をクラウドサービスとして提供する米エバーノート社が6月23日、日法人設立を発表した。 2008年6月に開始されたEvernoteは既に350万人の利用者を獲得している。日語版は2010年3月3日にスタートし、ソニー、キヤノンがEvernoteとの連携を表明。6月15日にはパソコン向けソフトウエア販売で国内最大手、ソースネクストとの包括的業務提携を発表した。クラウドサービスをパッケージ化して店頭で販売するという珍しい取り組みを7月2日から始める。続く6月23日にはNECビッグローブ、ぺんてる、ぐるなびなどとの連

    “外部脳”が日本上陸:日経ビジネスオンライン
  • ソフトバンクの通信量の半分をユーザーの2%が占拠、通信量増大は「携帯事業会社の経営者の悩み」

    アメリカの大手携帯電話会社AT&Tが通信量の増大を受けて、iPhoneなどのスマートフォンやiPadなど向けに提供されている「パケット定額プラン」を廃止して、従量課金制のプランに一化したことを先日お伝えしましたが、日iPhoneiPadを提供しているソフトバンクモバイルも決して対岸の火事ではないようです。 通信量の半分をわずか2%のユーザーが占める形となっていることが同社社長の孫正義氏によって明かされています。 詳細は以下から。 ソフトバンクモバイルの孫正義氏公式Twitterによると、パケット定額プラン維持に関するユーザーからの質問に対して「悩ましい問題。世界中の携帯事業会社の経営者の悩みです」という回答が行われ、明言を避ける形となっています。 Twitter / 孫正義: 悩ましい問題。世界中の携帯事業会社の経営者の悩みです ... また、「トラフィック(通信量)を占拠している

    ソフトバンクの通信量の半分をユーザーの2%が占拠、通信量増大は「携帯事業会社の経営者の悩み」
  • シゴタノ! 起業のネタを思いつくためのアイデア発想本4冊

    起業のネタ!』いわく。 独立・起業したいのにできないワケをアンケートで聞いてみたところ、 3位:時間が足りな い(20.4%) 2位:事業化ができない(25.9%) という回答を、さらに20%ほど突き放して、 1位:起業ネタがない(46.9%) という結果が出たそう です。 一度の人生なのだから、起業という未踏の大地を踏みしめてみたい、という心意気のある人材が日にもたくさんいるのに、その元となるネタが思いつけないために、起業を足踏みしているというのは、私からして見ると、すごくもったいない!と感じます。 なので、今日は起業のネタを思いつくためのアイデア発想4冊を、その読み方と一緒にご紹介してみたいと思います。 これらのを読むと、きっと、起業アイデアが複数 わいてくることでしょうし、あるいはあっと驚くアイデアに目から鱗が落ちると思いますよ! 1.『起業のネタ!』は、最初に読み、 最後に

  • GoogleはなぜAndroidやChrome OSを無料で配布するのか?

    先週「Androidと家電」というタイトルで講演をさせていただいた私だが、そのプレゼンのキーポイントは、「なぜGoogleAndroidを無料で配布するのか?」。それを私なりに説明するための資料として作ったスライドが以下の二枚。 まずこれは、MicrosoftとIntelがパソコン・ビジネスを育てるためにした「コモディティ戦略」を図式化したもの。IntelとMicrosoftで協力してCPUとOSを部品化・規格化することにより、誰でもパソコンを作れる様にしたのがそれ。これにより、パソコン・ビジネスへの参入障壁が減り、パソコン・メーカーが乱立。差別化がしにくい部分(つまりIntelとMicrosoftがほぼ独占的に提供するCPUとOS以外の部分)で激しいコスト競争が起こり、パソコンのコモディティ化が一気に進んだのは皆さんの記憶にも新しいはず。 特筆すべきなのは、MicrosoftもInte

    GoogleはなぜAndroidやChrome OSを無料で配布するのか?
  • Life is beautiful: ソフトウェアの仕様書は料理のレシピに似ている

    先日、経済産業省向けの仕事をしている知り合いと事をしたのだが、彼によると経済産業省の今の悩みは、「IT産業の階層化の弊害によっておこる下流のプログラマーの収入の低下」だそうである。「プライムベンダー」と呼ばれる「上流コンサルタント」たちがインドや中国にも仕事を発注できることを理由に、激しく値切り始めたために、今やわずか一人月30万円というケースもあるという。 こんな話を聞くと当に悲しくなる。まず第一に「プログラムを書く」という仕事は簡単な仕事ではない。数学的な頭を持っていないとかなり辛いし、基礎がしっかりと出来ていないとろくなソフトウェアは作れない。物価の安いインドや中国なら許せるが、米国よりも生活費の高い日で一人月30万円とはあまりにも低すぎる。 「彼らは下流のエンジニアで、詳細仕様書に従った通りのプログラムを書くだけの簡単な仕事をしているから給料が安い」という説明を聞いたことがあ

  • iPadのインパクト:電子書籍のビジネスモデル

    Tech Waveの「iPadに期待する米出版業界、期待すれば裏切り者扱いされる日の業界【湯川】」という記事を読んでから色々と気になったことがあったので日における書籍の流通の仕組みについて調べてみた。 とても参考になったのが、少し古いが「書籍の価格構成比をめぐる小考」というブログ記事。流通マージン等に関して、具体的な数字が列挙されているのがうれしい。 紙代:6% 製版・写植代:12% 印刷・製代:7% 編集コスト:3% 版元粗利:32% 著者への印税:10% 取次マージン:8% 書店マージン:22% この数字(特に写植代と取次マージン)がそもそも電子写植・大規模店舗・オンライン店舗・チェーン店の時代に適切かどうか、という話はひとまずおいておいて、電子書籍の時代にどうなるかを考えてみる。 紙代:0% (不要) 製版・写植代:?% (はるかに低コスト) 印刷・製代:0%(不要) 編集コ

  • 週刊ダイヤモンドの消えた特集 : 池田信夫 blog

    2010年03月26日15:18 カテゴリメディア 週刊ダイヤモンドの消えた特集 きのうの電子出版シンポジウムの後の懇親会で話題になり、すでにツイッターなどでも噂になっているので、複数の編集部員から聞いた事実関係だけを(固有名詞は略して)記録しておく: 週刊ダイヤモンドの4月6日発売号の特集は「電子書籍と出版業界」(仮題)という60ページの企画だった。私は1ヶ月ぐらい前に担当者から相談を受け、企画の内容や私のビジネスについても何度か話をした。メインは電子書籍の話で30ページぐらいだが、その背景として出版不況の現状や出版社・取次などの対応を取材するという話だった。 ところが先週の金曜になって、担当者から「あの特集は没になりました」という連絡を受けた。なんと60ページの特集がすべて中止になったというのだ。彼の言葉によれば「今回のように、いったんやると決めて、特集の締め切りが2週間後に迫っている

    週刊ダイヤモンドの消えた特集 : 池田信夫 blog
    Kaz-Xeon
    Kaz-Xeon 2010/03/31
    変化するときには摩擦はつきもの。変化の度合いが大きければ大きいほど摩擦は大きくなる。インターネットの出現同様歴史を刻む大きな出来事となるのだろうか?
  • アップルの30年ロードマップ

    昨日、日経BP主催のAndroidに関するセミナーで講演+パネルディスカッションをしたのだが、パネルディスカッションを一緒にさせていただいた、日通信の福田尚久氏との話(特に、楽屋に戻ってからの非公開の話)が興味深かった。 福田氏は、スティーブ・ジョブズがAppleに戻り、Microsoftからの資金調達、iPodのリリース、アップル直営店の展開、という今のAppleの成功の基盤となる「奇跡の復活」を遂げた時期にジョブズの側近として活躍した人。 彼に言わせると、今のAppleのビジネス戦略は、倒産寸前だった97年当時に作った「30年ロードマップ」に書かれた通りのシナリオを描いているという。 もちろん、具体的な内容は企業秘密でもあるので直接聞き出すことはできなかったが、ここ12年の間にアップルが出して来たもの(iPod, iTunes, iPhone, Apple TV, Safari, O

    Kaz-Xeon
    Kaz-Xeon 2010/02/06
    このブログに記載されていることが本当に起きている。電子書籍、iPad、Apple TV・・。言いすぎかもしれないけど、Appleは、明治維新や産業革命のような大きなパラダイムシフトを起こしているような気がする。
  • 著作権法は現代の禁酒法 - 池田信夫 blog

    Winnyの開発者、金子勇氏に逆転無罪判決が出た。これは法技術的にはともかく、ファイルの無断コピーが大量に行なわれ、P2Pがインターネットのインフラになりつつある実態に裁判所があわせたもので、コモンロー的には当然の判決だろう。BitTorrentやSkypeばかりでなく、ヤフー動画でさえ実はP2Pで配信されている。皮肉なことに、47氏の個人的な意見ですけど、P2P技術が出てきたことで著作権などの 従来の概念が既に崩れはじめている時代に突入しているのだと思います。 お上の圧力で規制するというのも一つの手ですが、技術的に可能であれば 誰かがこの壁に穴あけてしまって後ろに戻れなくなるはず。 最終的には崩れるだけで、将来的には今とは別の著作権の概念が 必要になると思います。という予言が現実になりつつあるのだ。ニューズウィークに書いたように、そもそもインターネット自体がホストを直結するP2

  • ユニクロは日本を滅ぼすか - 池田信夫 blog

    今月の『文藝春秋』に出ている浜矩子氏の「ユニクロ栄えて国滅ぶ」という原稿が話題を呼んでいる。日経済のスーパースターと目されるユニクロが日経済を滅ぼすと主張しているので、私も見出しに引かれて読んでみたが、唖然とした。彼女はこう書く:この過激なまでの安売り競争は、さらに一段の不況地獄の先触れではないだろうか。少し落ち着いて考えてみればいい。250円の弁当で1すませる生活が当たり前になれば、まともな値段の弁当や事は「高すぎる」ということになってしまう。(強調は原文)もう少し落ち着いて考えてみよう。「まともな」値段とは何だろうか。浜氏は原価に「適正利潤」を乗せた価格を想定しているようだが、これは誤りである。少なくとも経済学でいうまともな価格(均衡価格)は、限界費用と等しい水準であり、利潤はゼロになることが効率的なのだ。そういう競争をしたら「経済がどんどん縮小してゆき、デフレの悪循環に陥って

  • ソニーVSサムスン - 池田信夫 blog

    ソニーは日のグローバル企業の代表だが、最近はグローバル化の失敗例として引き合いに出されるほうが多い。他方、ソニーに代わってアジアの電機メーカーの雄になったのはサムスン電子だ。書は両社を比較し、その失敗と成功の要因を分析したものだ。 ソニーの最大の失敗は、大賀典雄社長の後継者に出井伸之氏を選んだことである。彼は大賀氏が「消去法で選んだ」と口をすべらしたように、取締役の中でも末席で、ソニー流の技術系でもなく、とりたてて実績があったわけでもなかった。創業者のようなカリスマ性がない点を補うため、彼はカンパニー制にして各部門の独立性を高め、委員会設置会社にして取締役会が"active investor"として巨大化した組織を統治しようとした。 結果的には、これが失敗の原因だった。各期のボトムラインだけを見て資産を組み替える持株会社のような分権型システムは、企業が成熟して開発投資が少なく、オ

  • 戦略立案のプロ:日経ビジネスオンライン

    大上 二三雄(おおうえ・ふみお) エム・アイ・コンサルティンググループ株式会社 代表取締役/北九州市 参与 1981年東京大学工学部を卒業後、アンダーセンコンサルティング(現:アクセンチュア)入社。企業の戦略、オペレーション、IT、アウトソーシングを中心にしたさまざまな企業改革に従事。事業開発グループ統括パートナーとして事業開発・ベンチャー投資の責任者を務めた後、2003年に退社。現在、エム・アイ・コンサルティンググループ株式会社代表取締役。他に北九州市参与、立命館大学MBA客員教授、東京大学EMPアドバイザー、ISL幹事などを務める。 プロフィール詳細

    戦略立案のプロ:日経ビジネスオンライン
    Kaz-Xeon
    Kaz-Xeon 2009/09/09
    戦略立案