結論から言うとすでに生まれている。本書ではタイトルとは無関係に私から見たヒューマノイドロボットビジネスについて語る。 なぜ私が語るのか私はバリバリのヒューマノイドロボットの研究者・開発者、というわけじゃないが、日本のヒューマノイドロボットスタートアップについて語る資格は十分に持っているだろう。以下は私の簡単な自己紹介。 大学時代(2003~2008年ごろ)ヒューマノイドロボットの研究をしていた(一応ヒューマノイドロボット博士と言っていいだろう) トヨタ自動車にて車輪型ヒューマノイド(といっても実際には移動ロボットの機能ばかりやっていたが)の研究開発をしていた(2008~2014年ごろ) SCHAFTという大学の後輩が作ったヒューマノイドロボットベンチャーにジョインし、Googleで二足歩行ロボットの研究開発をしていた ロボットベンチャーを起業、バイアウトして現在も量産を前提としたロボット開
