Boost 1.50.x候補のBoost.Contextライブラリを利用して、一風変わったファイバーライブラリを作ってみたというお話です。(注意:Boost.ContextはBoost 1.49.0の正式リリースには含まれないため、svnレポジトリのtrunkからチェックアウトする必要アリ) 注意:2012年5月現在、Boost.Contextの破壊的API変更により実装コードはコンパイルできなくなっています。id:FlastさんのBoost.Contextの怒涛の変更も参照ください。 何これ?何ができるの? 一言で表現すると「単一スレッドで動作するスレッドライブラリ」です。 これだけだと白い目で見られそうなので…もうちょい説明的な表現では「C++11標準ライブラリ相当の同期プリミティブ群を提供する、ノンプリエンティブなスレッドライブラリ」となるでしょうか。さらに協調的同期プリミティブとし