出典:日経コンピュータ 2015年10月15日号 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) ここ数年でクラウドベンダー各社のサービスレベルが上がった。選択肢の多様化により、IaaSでAWS一強だった状況が変わりつつある。AWSにない特徴や従来のSIを重視し、AWS以外を選ぶ例が増えた。適切なサービス選択のために、独自基準を設ける企業も出てきている。 同様のアンケート調査を実施した2年前からの変化の一つに、ユーザーから見たパブリッククラウドの選択肢が増えたことが挙げられる。2年前はIaaSならAWSが過半数、PaaSはセールスフォース・ドットコムの「Force.com」が半分弱を占めていた。 これまではAWS以外のサービスを使いたくても、AWSが備えている機能が無かったり、利用料金が高かったりといった理由から断念していたケースがあった。2番手以降のクラウドサービスの