Oracleのソフトウェア導入をする際、OS側での事前設定が重要になる。 Oracle Database 12c(シングル環境)をRHELに導入する際のインストール要件は、おおむね以下の通り。 ① HW要件(メモリ/スワップサイズ、ディスクサイズ)の確認 ② ソフトウェア導入前提のRPMパッケージ導入 ③ Oracleインストール/管理用 OSユーザの作成 ④ カーネルパラメタの設定 ⑤ ③のユーザに対するリソース制限の設定 ⑥ インストールディレクトリの作成 上記のうち、インストールマニュアルに記載されている通りに実施しているだけで、実際には何をやっているのかわからないまま設定していることが多い④~⑥について書こうと思う。 インストレーションガイドによると、Oracle Database 12cにおけるRHEL カーネルパラメタの要件は、以下表の通りとなる。 知らない人にとっては、まさに