金田一少年の事件簿の「飛騨からくり屋敷殺人事件」で、義兄弟である巽龍之介と巽征丸の出生について考察します。 *以下、最初から最後まで「飛騨からくり屋敷殺人事件」のネタバレ(犯人等)が全開なので、未読の方は要注意* 巽龍之介と巽征丸、出生の秘密 金田一少年シリーズの「飛騨からくり屋敷殺人」に登場する巽龍之介と巽征丸は、義兄弟です。 龍之介の父、巽蔵之介の後妻になった巽紫乃の連れ子が征丸で、蔵之介と征丸が養子縁組したことで、正式に兄弟になりました。 (さとうふみや/金成陽三郎、講談社「金田一少年の事件簿」単行本版11巻31ページ) こちらは巽龍之介さん、こう見えてまだ未成年の18歳です。 両親は名家である巽家の先代、巽蔵之介と巽綾子…ではなく、仙田猿彦と、巽紫乃。 18年前、龍之介を出産した病院で、実母である紫乃が巽家の本当の息子だった征丸と龍之介を交換したことで、二人の人生はそのまま入れ替わ