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ブックマーク / wiki.archlinux.jp (63)

  • zram - ArchWiki

    zram (以前は compcache と呼ばれていました) は、RAM 内に圧縮ブロックデバイスを作成するための Linux カーネルモジュールです。つまり、オンザフライのディスク圧縮を用いる RAM ディスクです。zram で作成されたブロックデバイスは、スワップとして使ったり、汎用 RAM ディスクとして使ったりすることができます。zram の最も一般的な2つの使用法は、一時ファイル (/tmp) のストレージとスワップデバイスです。初期の zram には前者の機能しか存在しておらず、ゆえに元の名前は "compcache" ("compressed cache") でした。 スワップとしての使用 最初の段階では、作成された zram ブロックデバイスは RAM を予約したり使用したりしません。ファイルをスワップアウトする必要が生じた場合にのみ、そのファイルは圧縮され、zram ブロ

  • Unified カーネルイメージ - ArchWiki

    unified カーネルイメージの準備 mkinitpcio カーネルコマンドライン mkinitcpio は、/etc/cmdline.d ディレクトリ内のコマンドライン ファイルからの カーネルパラメータ の読み取りをサポートします。Mkinitcpio は、このディレクトリ内の .conf 拡張子を持つすべてのファイルの内容を連結し、それらを使用してカーネルコマンドラインを生成します。コマンドラインファイル内の # 文字で始まる行はコメントとして扱われ、mkinitcpio によって無視されます。マイクロコードと initramfs を指す エントリを削除 するように注意してください。 例: /etc/cmdline.d/root.conf root=UUID=0a3407de-014b-458b-b5c1-848e92a327a3 rw ヒント: ルート ファイルシステムがデフォル

  • GRUB - ArchWiki

    警告: ファイルシステムには、GRUB がまだ対応していない新しい機能が導入されることがあります。その場合、GRUB と互換性の無い機能を無効化しない限り、そのファイルシステムを /boot に対して使用するべきではありません。この問題は、/boot パーティションを別に分けて、FAT32 などの広くサポートされているファイルシステムを使用することで、回避することができます。 ノート: 次のページを読んで理解しておくことをおすすめします: Unified Extensible Firmware Interface、パーティショニング#GUID Partition Table、Arch ブートプロセス#UEFI_2。 UEFI を使うようにインストールする場合、Arch のインストールメディアを UEFI モードで起動することが重要です。さもないと、efibootmgr が GRUB の U

    GRUB - ArchWiki
  • XDG Base Directory サポート - ArchWiki

    仕様 フルスペック を読んでください。このセクションでは概要だけを抽出しています。 デフォルトでは pam_systemd によって XDG_RUNTIME_DIR だけが設定されます。既存のディレクトリの絶対パスを使って明示的に他の変数を定義するかどうかはユーザー次第です。 変数の定義に関する情報は 環境変数#グローバル を参照してください。 ユーザーディレクトリ XDG_CONFIG_HOME ユーザー個別の設定が書き込まれるディレクトリ (/etc と類似)。 デフォルトは $HOME/.config です。 XDG_CACHE_HOME ユーザー個別の重要でない (キャッシュ) データが書き込まれるディレクトリ (/var/cache と類似)。 デフォルトは $HOME/.cache です。 XDG_DATA_HOME ユーザー個別のデータファイルが書き込まれるディレクトリ (/

  • pacman - ArchWiki

    pacman パッケージマネージャは Arch Linux の主要な機能のひとつです。pacman はシンプルなバイナリのパッケージ形式と簡単に利用できるビルドシステムから成っています。pacman のゴールはパッケージ管理を楽にすることであり、公式リポジトリにあるパッケージや、ユーザー自身が作成したパッケージを容易に管理することができます。 Pacman はマスターサーバーと同期してシステムを最新に保ちます。このサーバー・クライアントモデルによって、シンプルなコマンドだけで必要な依存性を解決してパッケージのダウンロード・インストールをすることができます。 Pacman は C 言語で書かれており、パッケージングに bsdtar(1) tar フォーマットを使用します。 ヒント: pacman パッケージには makepkg や vercmp(8) などのツールが含まれています。pactr

    pacman - ArchWiki
  • Unified Extensible Firmware Interface/セキュアブート - ArchWiki

    セキュアブートとは、UEFI 規格に含まれているセキュリティ機能であり、プリブートプロセスに保護レイヤを追加するために設計されました。起動時の実行を許可/禁止されているバイナリの暗号署名されたリストを保持することにより、マシンのコアブートコンポーネント (ブートマネージャ、カーネル、initramfs) が改ざんされていないという信頼性を高めるのに役立ちます。 なので、セキュアブートは、コンピュータ環境をセキュアに保つ試みの一環、あるいはそれを補完するものであるとみなせます。システムの暗号化のような他のソフトウェアのセキュリティ対策では簡単にカバーできない攻撃対象領域を減らしますが、完全に異なったものであり、それらに依存していません。セキュアブートは、独自の長所と短所を備えた、現在のセキュリティ慣例の一つの要素として独立しています。 ノート: Linux におけるセキュアブートについてのよ

  • systemd-networkd - ArchWiki

    的な使い方 systemd パッケージは Arch ではデフォルトでインストールされており、有線ネットワークに接続するために必要なファイルは全て揃っています。後で述べているように、wpa_supplicant や iwd など他のサービスを使うことで無線アダプタを設定することもできます。 必要なサービスと設定 systemd-networkd を使用するには、systemd-networkd.service 起動/有効化します。 ノート: ネットワークを設定したい他のサービスが起動していないことを確認する必要があります。実際、複数のネットワークサービスが競合してしまいます。現在動作しているサービスの一覧は systemctl --type=service で確認でき、それらを 停止 して下さい。 また、ネットワーク名前解決サービスである systemd-resolved は,以下の点を

    systemd-networkd - ArchWiki
  • Fcitx5 - ArchWiki

    使用可能な IME のリストについては、インプットメソッド#使用可能なインプトメソッドエディターの一覧 を参照してください。 インプットメソッドモジュール 一部の GUI ツールキットは、アプリケーションでのインプットメソッド統合のためのインプットメソッドモジュールのサポートを提供します。しかし、これらは必ずしも必要であるわけではなく、#Wayland ネイティブなプロトコルのほうがより優れたパフォーマンスを得られるかもしれません。詳細は #統合 を参照してください。 Qt5/6: fcitx5-qt。 GTK: fcitx5-gtk。 Qt4: fcitx5-qt4-gitAUR。 プラグイン 日付と時刻のサポートは fcitx5-lua をインストールしてください。 使用方法 統合 インプットメソッドを実際に使用するには、アプリケーション側が入力イベントをインプットメソッドにリダイレク

  • rEFInd - ArchWiki

    rEFInd は UEFI ブートマネージャーです。EFISTUB カーネルを起動することができます。既にメンテナンスされてない rEFIt のフォークであり、Mac 以外の UEFI ブートに関して多数の問題が修正されています。プラットフォームに依存せず、複数の OS を簡単に起動できるように設計されています。 サポートされているファイルシステム rEFInd は、ファイルシステムのサポートをファームウェアから継承します (つまり、少なくとも FAT12、FAT16、FAT32 はサポートされることを意味します)。加えて、rEFInd は、ESP 上の自身のインストールディレクトリ内のサブディレクトリ drivers と drivers_x64 (例: esp/EFI/refind/drivers_x64/) 内にある UEFI ドライバもロードします。 また、rEFInd には少数の読

    rEFInd - ArchWiki
  • zswap - ArchWiki

    zswap は、スワップページ用の圧縮された RAM キャッシュを提供する、カーネルの機能です。ページをディスクにスワップアウトしてしまうのではなく、RAM 内のメモリプールに圧縮して保存します。プールが満タンになったり RAM が枯渇したりすると、最近使用されていない (LRU) ページを解凍して (まるでインターセプトされなかったかのように) ディスクに書き込みます。ページがスワップキャッシュへ解凍された後、プール内の圧縮された方を解放できます。 zram と異なる点は、zram に作成されたスワップはそれ自体が RAM 内のスワップデバイスとして働いてバッキングスワップデバイスを必要としないのに対し、zswap はスワップデバイスと組み合わさって動作することです。 zswap を切り替える すべての公式にサポートされているカーネルで zswap はデフォルトで有効化されています。この

    zswap - ArchWiki
  • シンプルなステートフルファイアウォール - ArchWiki

    まず、ユーザーランドユーティリティ iptables をインストールしてください。もしくは既にインストール済みかどうか確認してください。 この記事では iptables のルールセットが全く存在しないことを前提としています。現在のルールセットをチェックして、ルールが存在しないことを確認するには、次を実行: # iptables-save # Generated by iptables-save v1.4.19.1 on Thu Aug 1 19:28:53 2013 *filter :INPUT ACCEPT [50:3763] :FORWARD ACCEPT [0:0] :OUTPUT ACCEPT [30:3472] COMMIT # Completed on Thu Aug 1 19:28:53 2013 もしくは # iptables -nvL --line-numbers Cha

    シンプルなステートフルファイアウォール - ArchWiki
  • Postfix - ArchWiki

    Postfix のサイト より: Postfix は高速で管理しやすくセキュアでありながら、同時に既存のユーザーを使えるように sendmail と互換性を保っています。そのため、外から見ると sendmail のようですが、中身は完全に別物です。 この記事では Postfix をセットアップする方法と基的な設定ファイルの説明をします。ローカルのシステムユーザーだけが使える設定の手順と、仮想ユーザーを使う方法のリンクが存在します。 設定 master.cf /etc/postfix/master.cf は利用するプロトコルの種類を指定できるマスター設定ファイルです。また、パイプを設定することでスパムのチェックなどを行うこともできます。 #Secure SMTP (送信) や #Secure SMTP (受信) に書かれているように Secure SMTP を有効化することを推奨します。

  • Uim を使って日本語を入力 - ArchWiki

    このページでは uim を使った日本語入力の方法について説明しています。もしあなたが SCIM を使う場合は Smart Common Input Method platform を、IBus を使う場合は IBus を、Fcitx を使う場合は Fcitx を参照して下さい。 インストール 日本語入力を行うためには、次のパッケージが必要です。 日フォント 日本語入力システム (かな漢字変換エンジン) 入力メソッドフレームワーク: uim 日フォント フォントの設定やその他詳細についてはフォントおよびフォント設定を参照して下さい。 おすすめの日フォントは以下の通りです。 ゴシック体のみ adobe-source-han-sans || adobe-source-han-sans-jp-fonts or adobe-source-han-sans-otc-fonts Adobe

    Uim を使って日本語を入力 - ArchWiki
  • polkit - ArchWiki

    polkit のホームページより: polkit は、非特権プロセスが特権プロセスと通信できるようにするポリシーを定義および操作するためのアプリケーションレベルのツールキットです: 特権操作へのアクセス許可を非特権アプリケーションに与えるかの判断を集中的に行うフレームワークになります。 Polkit はシステム全体の権限を制御するために使われます。非特権プロセスが特権プロセスと通信するための体系化された手段を提供します。sudo などのシステムと対照的に、Polkit は1つのプロセス全体に root 権限を与えるようなことはせず、一元化されたシステムポリシーをより細かいレベルで制御することができます。 Polkit は、個々のアクション (例: GParted の実行) で区切ったり、ユーザをグループ (例: wheel グループのメンバー) や名前で区切ったりすることで機能します。そし

    polkit - ArchWiki
  • IBus - ArchWiki

    ヒント: ibus-autostartAUR パッケージはこれを 自動起動 するエントリを提供します。 ibus-daemonAUR パッケージは ibus@$DISPLAY.service を提供し、これを 有効化 することで実現できます。 KDE には Input Method Panel という plasmoid があり、IBus のフロントエンドとして動作し、より良い統合体験を提供できる可能性があります。 Input Method Panel で IBus を起動するには、上記の ibus-daemon コマンドで --panel=/usr/lib/kimpanel-ibus-panel オプションを使用します。入力メソッドパネル ウィジェットを設定するには、KDE UserBase Wiki と KDE#ウィジェット を参照してください。 ibus-autostart-kimpa

    IBus - ArchWiki
  • Plymouth - ArchWiki

    Plymouth は Fedora のプロジェクトで、現在 freedesktop.org's official resources に掲載されており、ちらつきのないグラフィカルなブートプロセスを提供します。カーネルモード設定 (KMS) に依存して、できるだけ早い段階でディスプレイのネイティブ解像度を設定し、ログインマネージャに至るまで、綺麗なスプラッシュ画面を提供します。 準備 Plymouth は主に KMS を使用してグラフィックスを表示しますが、UEFI システムでは EFI フレームバッファを利用できます。 独自のドライバーを使用しているなどの理由で KMS を使用できない場合、または EFI フレームバッファを使用したくない場合は、ワイドスクリーン解像度で動作する Uvesafb の使用を検討してください。KMS もフレームバッファもない場合、Plymouth はテキスト モ

    Plymouth - ArchWiki
  • makepkg - ArchWiki

    makepkg はパッケージのビルドを自動化するスクリプトです。makepkg スクリプトを使用するにはビルドが出来る Unix プラットフォームと PKGBUILD が必要です。 makepkg は pacman パッケージの中に入っています。 設定 makepkg の設定オプションについて詳しくは makepkg.conf(5) を参照してください。 /etc/makepkg.conf が makepkg のメインの設定ファイルです。ユーザー個別の設定は $XDG_CONFIG_HOME/pacman/makepkg.conf または ~/.makepkg.conf で可能です。パッケージをビルドする前に makepkg の設定オプションを微調整するとよいでしょう。 パッケージ作成者の情報 パッケージにはメタデータが付与されておりパッケージ作成者を識別することができます。デフォルトでは

    makepkg - ArchWiki
  • ミラー - ArchWiki

    公式ミラー 公式の Arch Linux ミラーリストは pacman-mirrorlist パッケージから取得されます。最新のミラーリストを取得したい場合、メインサイトの Pacman Mirrorlist Generator ページを使ってください。 Arch ミラーの状態は Mirror Status のページで確認できます。できるかぎり最新となっているミラーを使用することを推奨します。 公式のミラーリストにミラーを追加して欲しい場合は、DeveloperWiki:新しいミラー を見てください。それまでは、このページの下部にある#非公式ミラーリストに追加してください。 IPv6 対応ミラー Pacman Mirrorlist Generator を使って最新の IPv6 ミラーのリストを確認することができます。 特定のミラーを有効にする ミラーを有効にするには、/etc/pacman

    ミラー - ArchWiki
  • ブラウザプラグイン - ArchWiki

    警告: Adobe Flash Player のサポートは 2020年12月31日に終了しました。その結果、NPAPI および PPAPI プラグインはどのブラウザーでもサポートされなくなりました。さらに、プロジェクトはバグフィックスやセキュリティアップデートも受けられなくなります。[1] 古いスタンドアロン版は、flashplayer-standaloneAUR で インストール できます。このパッケージは、ハードコードされた使用期限より前のものなので引き続き動作します。まだサポートしているブラウザには flashpluginAUR があります。(NPAPI) と pepper-flashAUR (PPAPI) があります。(PPAPI) は Adobe の最後のプラグインを提供していますが、"kill switch" を削除するパッチを当てています。 Lightspark Lights

    ブラウザプラグイン - ArchWiki
  • init - ArchWiki

    警告: Arch Linux で公式にサポートされているのは systemd だけです。他の init システムを使っている場合は、そのことをサポートリクエストで示唆してください。 Init はシステムのブート時に最初に起動されるプロセスです。システムがシャットダウンするまで実行し続けるデーモンプロセスです。Init は他の全てのプロセスの直接的または間接的な祖先となり、孤児プロセスを全て自動的に引き取ります。ハードコードされたファイル名を使ってカーネルによって起動され、カーネルが init を起動できない場合、パニックが発生します。典型的に Init にはプロセス ID 1 が割り当てられます。 init プロセスと init スクリプト、そしてサービスマネージャはまとめて init システムとしてひと括りにされます。Init システムによってこれらのコンポーネントは分割されていたり、i