注意欠如・多動症(ADHD)や自閉スペクトラム症(ASD)といった発達障害は、子ども特有のものではありません。成長した後も症状が持続したり、大人になってから気づく人も増えています。大人の発達障害について、症状や治療法についてまとめました。 発達障害とは 日本では、発達障害は行動や認知の特徴(特性)によって、主にASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如・多動性)、LD(学習障害)の3つに分類されますが、大人の発達障害はADHD(注意欠如・多動症)とASD(自閉スペクトラム症)が中心です。 注意欠如・多動症(ADHD) 「注意欠如・多動症(ADHD)」は、成人の3~4%が持っていると言われており、診断を受ける大人が増えています。「多動性・衝動性」による特徴と「不注意」による特徴があります。 多動性・衝動性による特徴 多動性・衝動性による特徴として、「目的のない動きをする」「感情が不安定
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