ツイッターへの投稿をめぐって罷免するかどうかを審理する弾劾裁判所に訴追されている仙台高等裁判所の岡口基一裁判官について、弾劾裁判所が、判決が出るまでの間、本人の職務を停止する決定をしたことがわかりました。SNSの発信をめぐって裁判官の職務が停止されるのは初めてです。 仙台高等裁判所の岡口基一裁判官(55)は、自身が担当していない刑事事件や民事裁判についてツイッターに投稿を繰り返し、国会の裁判官訴追委員会はことし6月、罷免するかどうかを審理する弾劾裁判所に訴追しました。 弾劾裁判の日程はまだ決まっていませんが、衆・参の国会議員で構成する弾劾裁判所が先月29日に、判決が出るまでの間、岡口裁判官の職務を停止する決定をしたことが関係者への取材でわかりました。 法律では、弾劾裁判所は必要があると認めた場合には、訴追された裁判官の職務を停止できると定めていて、今回の決定によって岡口裁判官は職務にあたる
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