JR貨物は、貨物列車の車輪に軸を取り付ける作業でデータの改ざんなどの不正を行っていた問題で、11日、一時的に取りやめたすべての貨物列車の運行を12日正午までに再開させたということです。一方、点検を進めた結果、新たに67両で不正が見つかったとしています。 JR貨物は、車両の整備の際に貨物列車の車輪に軸を取り付ける作業で、少なくとも10年前からデータを改ざんするなどの不正が行われていたことを10日公表しました。 この問題で、JR貨物の犬飼新社長は不正が確認された564の車両とは別に、不正の有無が確認できていない車両が新たに300両見つかったことを11日の会見で明らかにし、会社は一時的にすべての貨物列車の運行を取りやめました。 会社によりますと、点検を進めた結果、新たに67両で不正が見つかったということです。 会社は、不正が確認された車両を列車の編成から外す作業を進め、12日正午までにすべての貨