id:nodadaさんが、1990年代前半に起きた「やおい論争」について触れたマンガ評論家藤本由香里さんのエッセイをレビューしておられる。 腐男子じゃないけど、ゲイじゃないーコラム『HONEYの蜜×蜜日記』、藤本由香里さんのやおい論争。 藤本さんはね、まずはこう言うのです。このやおい論争における、表象暴力系の問題について「自分の好きな表現が一定の人を傷つけてしまう可能性があることを表現者は自覚し、そして自分の表現に責任を持ちつづけるしかない(ただし、気にしすぎると表現が出来なくなるのも事実だ)」と仰ってるんです。それはその通りだなと思います。そして、次には「ただ一ついえることは、生身の人間に自分のファンタジーを押し付けてはいけないということ!」と議論を展開していくんですね。 (中略) さて、藤本さんはこの議論では「何がファンタジーで何がリアルなのか」ということをゲンミツに触れていませんが、
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