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ブックマーク / blog.blwisdom.com (2)

  • 佐村河内問題が引き起こした厄介なこと くねくね科学探検日記

    ソチ・オリンピック前に世間を騒がした、佐村河内氏のゴーストライティング問題。まあ、おれはそのゴーストだったとかどうとかは、ほとんど関心はないのね。 それよりも、なんだかイヤンな感じがするのは、この事例によって、障害というものに対する一般の認識が、今まで以上に現実から解離しちゃうだろうって事だ。 もともと、健康な人は、障害とは実際どういうことなのか、ほとんどイメージできていないと思う。 家族とかごくごく身近な人に障害を持つ人がいるとか、障害者と密接に関わる職業の人ならまあまあ解るとは思う。 だけど、そうでない人は、たとえ善良で障害者には優しくしたいと心がけている人であっても、実際を知る機会があまりない。 そうなると、その障害のイメージは、メディアから受け取る情報と、実際には根拠の乏しいうわさ話に基づくものしかないんだよね。 ところが、ドキュメンタリーやドラマで取り上げられる障害は

  • 愛着理論とグッドイナフな親(その4) くねくね科学探検日記

    もう一つ重要な話として、たとえ発達環境が悪かったとしても、取り返しがつかないわけではないってことだ。 よく、悪い親に育てられた子どもは犯罪をしやすくなるとか、虐待は繰り返すなんていわれるけど、実はそれは全く不完全で偏った物言いなんだよね。 もちろん、ネグレクトや身体的虐待が重傷の場合は、その繰り返しのリスクが若干高まることは解っている。 でもそれは、調査によって差があるんだけど、いちばん高く見積もっても30%、平均的には8分の1(10数%)で、過半数の子は、虐待を繰り返したりしないんだよね。 これはすごく重要で、それを言わないで、虐待を繰り返すということばっかり知られてしまっているのは、社会的に見てもすごく厄介なことだと思う。 多くの人は、虐待を受けても、それは良くなかった、繰り返すまいと思う。子育てのを読んだり、誰かに相談したりパートナーと助け合ったりすれば、立派に子育てでき

    KoshianX
    KoshianX 2012/10/04
    自分自身が繰り返してしまうことを恐れてる人もたくさんいると思うけど、そこまで恐れなくてもいいのかな
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