フランス革命の男装の麗人といえば、ぱっとオスカル!って連想すると思いますが、 彼女は架空の人物。 でも今日は、フランス革命期にほんとうに男装の麗人が実在していた、って話をしたいなと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 革命以前の旧体制のフランスは、カトリックの教えが人々の生活の奥深くまで 沁みとおっているそういう世界でした。 まさに、子供が生まれたらカトリックの坊さんに洗礼を施してもらい、 12歳ごろになると、堅信礼(一種の大人になる儀式。日本でいうところの元服みたいなもの)、 結婚するときも教会で式をし、 死ぬときは死ぬときで、終油の秘跡をうけ、告解してもらう、 教会の鐘の音を合図に仕事をはじめ、仕事を終えるといった、 生活のリズムができあがっていたのでした。 まさにゆりかごから墓場までカトリック教会に世話にならずには 生きていけない
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