『仮面ライダー』の悪の組織ショッカーは、一般的に「ナチスドイツの残党」だと見なされている。 ショッカーの起源は、ナチス・ドイツに遡ると言われる。秘かに生き延びたその残党が、世界の覇権を握る夢をかなえるべく、組織したのがショッカーであった。 かつてナチス・ドイツがドイツ民族の優越と反ユダヤ主義を綱領として採り入れたように、ショッカーはそうした選民思想を世界規模に拡大し、一部のエリート=改造人間による全世界の支配を企むのだ。 (『Kodansha Official File Magazine 仮面ライダー 特別版 vol.1』より」 作中から拾うなら、こんなかんじだ。 第1話「怪奇蜘蛛男」では、他ならぬ本郷猛が「人体改造」を施され、秘密基地から逃走した緑川博士は暗殺された。 「ショッカーの狙いは世界各国の人間を改造し、その意のままに動かして世界征服を計画する、おそるべき団体なのである」(第1話
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