ニッチな分野で圧倒的な1位になる 人材と収益の安定化が成長のカギ シンプレクス・テクノロジー 代表取締役社長 金子 英樹 氏 売上高は120億円弱だが、前期の売上高伸び率は46%を、売上高営業利益率は20%を超える注目企業である。参入障壁の高いニッチな分野でナンバーワンを獲得すると同時に、事業のストック化を進めて高収益を実現してきた。プログラムの著作権と優秀な人材を確保する信念が、成長の原動力だ。 前期(2009年3月期)の業績は売上高が119億4200万円、営業利益が25億2200万円でした。売上高営業利益率が21%を超す、ITサービス業界でも屈指の高収益を実現しています。 いろんなものに手を出すのではなく、圧倒的なナンバーワンの地位を獲得していくのが当社の戦略です。金融フロンティア領域と呼んでいますが、金融機関が収益を上げるためのシステム、当初はこの分野に資源を集中しました。 現実に、