1 2 3 ベンチャーでITだからこそ「独自の社風」が欠かせない サイブリッジ 水口翼社長 「社内制度」というキーワードで検索をかけると、ヤフーでもグーグルでも上位にくるのがサイブリッジだ。学生ベンチャーとして同社を立ち上げた水口社長は現在27歳。設立5年、社員数40名足らずの規模だが、設立間もないころからベンチャー企業としては珍しいほどに社内制度に力を入れてきた。 なぜ「文化や風土」を重要視するのか ITの領域は変化のスピードが速く、会社もその流れに応じて融通無碍に事業形態を変えていくことが望まれます。2、3年も経つと手がけている内容がまるっきり変わっている可能性も充分あり得るのです。 そういう時、もし「Aという事業をしている会社だから」というのがある社員の入社理由だとすると、Aという事業がなくなったときに、当社にいる必然性を失い、彼のモチベーションが下がる可能性は高くなります。