過去5週間にわたって、日韓問題や「歴史認識」問題について連続的に記事を書いた。この過程において、色々な人たちから色々な反応を得た事は、私にとっては収穫だった。私の目標は、言うまでもなく、日本人と韓国人が現在の異常な状況から脱却して、もっとお互いを理解し合い、親密になる事だが、現状ではこのきっかけ作りは相当難しそうだという事が、多くの人たちの頑な反応からも私なりに感じられた。 日本側には特に大きな問題はないと私は思っている。「売り言葉」に「買い言葉」どころか、始めから汚い差別的な言葉で喧嘩を売っているネトウヨ系の人たちは少数であり、日本人の普通の大人たちは概ね健全な考えで、「話せば分かる」レベルだ。しかし、韓国側からの発信にはあまりに常軌を逸しているものが多いので、これに対する反感からか、一般の日本人の思考の幅も狭まってきているのは事実のようだ。 私の主張は一貫している。日本側は最大限に公正