【読売新聞】 20日午後7時20分頃、愛知県常滑市の中部空港と知多半島を結ぶ連絡橋を走行中の名古屋鉄道空港線の名鉄岐阜行き特急(6両)が、送電設備などの損傷で停車し、運行できなくなった。乗客約400人は約1時間半後に線路に降り、最寄
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西武新宿駅(東京都新宿区)で27日、急病人や不審者、不審物を見つける最新の警備ロボット「ペルセウスボット」の性能実験が行われ、報道陣に公開された。 ロボットは高さ約1メートル67で、最高速度は時速3・7キロ。利用客が急に倒れたり、暴れたりするなど通常と異なる動きをした場合に搭載カメラで検知すると、そばまで駆けつけ、位置情報や現場写真を駅係員のスマートフォンに送る。 この日、ロボットは駅コンコースを「ジュンカイケイビチュウデス」と音声を発しながら動き回り、急病人役の男性がしゃがみ込む様子を確認すると駆け寄って駅係員に報告した。名称はギリシャ神話の英雄「ペルセウス」にちなんだもので、西武鉄道の担当者は「利用客を守る力強い存在になるのでは」と話す。 同社は実験を30日まで行い、働きぶりを検証した上で正式に導入するかどうかを決める。
日立製作所は25日、薄型テレビの国内販売を今秋をめどに終了すると発表した。日立は1950年代後半から自社ブランドのテレビを国内で販売し、近年は薄型テレビの「Wooo(ウー)」を扱ってきた。北米、アジアなど海外販売は続ける。 日立は2012年、海外メーカーとの競争激化で採算が悪化し、薄型テレビの国内生産を終了した。現在は他社に生産を委託し、日立系列の販売店などでウーを販売している。 日立は今後、国内家電販売でソニーとの連携を強化する。日立系列の販売店では10月中旬から、ウーの代わりにソニーの薄型テレビ「ブラビア」を扱う。今後、音響機器など、ソニー製品の扱いを増やすという。 日立とソニーはこれまでも、販売店での修理サービスなどで提携してきた。日立は「ソニーとの連携強化で競争力を高めたい」としている。
交番にスプレーで落書きしたとして、福岡県警久留米署は22日、久留米市内の中学3年の少女2人(いずれも15歳)を建造物損壊容疑で逮捕したと発表した。 2人は別の中学校に通う友人同士で今春、卒業予定。「思い出作りだった」と容疑を認めているという。 発表によると、2人は昨年12月18日午後10時半頃から翌19日午前0時半頃までの間、久留米市荒木町白口の同署荒木駅前交番の外壁に、赤色のスプレーで「きつねさん」「すき」「久留米」などと書いた疑い。 当時交番には3人が勤務していたが、1人は休憩中で、事案処理から戻ってきた2人が気付いた。付近の防犯カメラの映像などから少女2人が判明した。修復のための塗り替えに約7万円かかったという。 市内の中学校の校舎では同月18日夜、赤と黒のスプレーによる同様の落書きが見つかっており、同署は関連を調べている。
2019年5月1日の皇太子さまの即位・改元に向け、政府は、新元号を今年末以降に公表する方向だ。 元号公表から改元までの期間を短くする狙いがあり、来年に公表する案も含めて検討する。元号公表で新天皇に国民の関心が集まれば、天皇陛下と新天皇の「二重権威」が生じかねないとの懸念に配慮した。 複数の政府関係者が明らかにした。 陛下は今年、終戦記念日の8月15日に政府主催の全国戦没者追悼式でお言葉を述べられる。秋には国民体育大会の開会式出席などの地方訪問を予定されており、「陛下の公務に一区切りがついた後の公表が望ましい」との声が強まっている。 一方、陛下は12月23日に天皇誕生日、来年1月7日には即位30年を迎えられる。政府は即位30年を祝う記念式典を来年2月24日に東京都千代田区の国立劇場で行う方向で、式典後に新元号を公表する可能性もある。 政府は、改元に伴う国民生活への影響を最小限に抑えるため、「
今回の噴火で死亡した陸上自衛隊第12旅団第12ヘリコプター隊の伊沢隆行陸曹長(49)が、部下の隊員をかばって噴石の直撃を受けていたことが25日、関係者への取材でわかった。 一方、陸自と群馬県は同日、「遺族の了承を得られた」として伊沢さんの氏名を公表した。 陸自や関係者によると、伊沢さんは23日午前9時50分頃、他の隊員7人と共に山頂から滑降を始めた。約10分後、スキー場北側の本白根山から轟音(ごうおん)が響き、噴石が降ってきた。すぐに全員がコース脇の雑木林に避難したが、林の中にも噴石が降り注ぎ、隊員たちは次々と倒れていった。伊沢さんは、近くにいた部下を守るように覆いかぶさり、その背中を噴石が直撃した。 噴石がやんだ午前10時10分頃、隊員の一人が携帯電話で救助を要請。救助が到着するまでの間、伊沢さんのおかげで軽傷で済んだ隊員が、動けない隊員たちに声をかけ続け、伊沢さんは「肺が痛い」と話して
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