これほど教育とはなんたるかを全く理解していない政治家も珍しい。 大阪「都」構想の住民投票に向けて、橋下市長や大阪維新の会は街頭演説などで、「現役世代への重点投資」を「改革実績」に挙げ、「平松市長のときから子ども教育予算を5倍、6倍にした」と、大阪市の資料を基にしたとするグラフを使って宣伝しています。 この2行だけで、普通の知性や理性の持ち主なら嘘だとわかります。 だって、教育予算が歳出の中で占める割合は非常に高いわけで、それを5倍にしたら一挙に財政が破たんする、というか5倍にするなんて絶対に不可能なことは国の予算を考えてもわかるはずです。いきなり文科省の予算だけ5倍にするなんてありえないでしょう? でも、それを信じさせるのが橋下催眠商法の凄さなんでしょうね。 それにしても、橋下商法に大阪市の説明会や維新のタウンミーティングで初めて触れた人が騙されてしまうのは仕方ないのですが、ずっと橋下維新