「ブレザーより、断然セーラー服。なぜかセーラーに惹かれる」そう話すのは写真家の武井裕之。一方、「ミッション系の学校の制服を描いた作品に思い入れがありますね」と語るイラストレーター・制服研究者の森伸之。現在、神保町画廊でこの二人の個展「イラストと写真で綴る【制服図鑑】」が開催中だ。 この2人のアーティストが、なぜ制服に魅せられたのか。また、写真・イラストと表現方法がまったく異なる中、一体どういう経緯でコラボレーションに至ったのか。二人にインタビューを行った。 質問:お二人が制服に魅せられたきっかけを教えてください。 武井:ぼくは元々、森さんに影響され、制服の写真を撮り始めました。ご本人と対面したのは昨年、制服好きがみんなで語り合う場として『学校制服超会議』を開催したときですね。そこで色々話が合って、いつか展示をやろうって話をしていて。 ちょうど今年が森さんの『東京女子高制服図鑑』30周年で、
![全国の“女子高制服”が大集合、武井裕之×森伸之の2人個展開催中。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d9772b5ba350accee5f1deb5adad7375f12d857f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.narinari.com%2Fsite_img%2Fphoto2%2F2015-10-31-161539.jpg)