タグ

ブックマーク / www.sankei.com (216)

  • 【編集日誌】大阪ダブル選後よぎる危惧

    大阪ダブル選の投開票日まであと数日に迫りました。結果はどうあれ、選挙が終われば地盤沈下が指摘される大阪の抱える諸問題について、建設的な議論を重ねてほしいものです。 大阪の今の姿は、さまざまなデータを大型ビジュアルで解説する新企画「解く+知る」(7日付朝刊)で、くっきりと浮かび上がりました。特に人口は平成22年からの30年間に15.9%減ると推計され、企業・店舗数も平成24年からの2年間で4861減少するなど深刻な状況です。 どちらも大阪に活力を取り戻すうえで喫緊(きっきん)の課題であることは府市ともに共通認識のはず。有権者が最も危惧しているのは、まさに選挙後の議会の姿ではないでしょうか。維新と非維新の不毛な対立や、旧態依然としたオール与党化のなれ合いはもううんざりです。(整理部長 長町望)

    【編集日誌】大阪ダブル選後よぎる危惧
  • 【大阪ダブル選・課題を追う 選択再び】「大阪」が沈む?… 「空白の18年」という懸念、リニア東京-大阪同時開業は党派超えた「公約」(1/3ページ)

    大阪ダブル選・課題を追う 選択再び】「大阪」が沈む?… 「空白の18年」という懸念、リニア東京-大阪同時開業は党派超えた「公約」 関西政財界で「空白の18年」と呼ばれる懸案がある。実は、その懸案に対し、今回の大阪ダブル選で知事選、市長選の主要全候補が「実現」を公約に掲げている。 大阪の地盤沈下加速させる? 「(リニアの東京-大阪同時開業は)ナショナルプロジェクトだ。松井(一郎)知事、橋下(徹大阪)市長ともども手を組んで、大阪のため、日のためにがんばりたい」 昨年7月、大阪市内で開かれた「リニア中央新幹線全線同時開業推進協議会」の初会合後の決起大会でそう声を上げたのは、自民党リニア特別委員会委員長で大阪府連会長(当時)の竹直一衆院議員だった。 大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長も「大阪・関西のみならず、日のためにも同時開業が必要だ。何とか全線同時開業がんばっていきましょう」と応じた。

    【大阪ダブル選・課題を追う 選択再び】「大阪」が沈む?… 「空白の18年」という懸念、リニア東京-大阪同時開業は党派超えた「公約」(1/3ページ)
  • 【大阪ダブル選】「おおさか維新」初登場、いきなり支持第1党27.5% 世論調査

    産経新聞社などが14、15両日、大阪府内の有権者を対象に電話で行った合同世論調査。府内全体の支持する政党・政治団体では、11月2日に設立したばかりで、今回調査で初めて対象となった新党「おおさか維新の会」がトップとなった。政党交付金などをめぐる維新の党との分裂騒動の影響が注目されたが、いきなり自民党などを上回る支持を集め、勢いをみせた形だ。 おおさか維新の支持率は、全体では27・5%で、23・8%の自民を4ポイント近くリード。とくに男性に限ると、32・5%にのぼり、25・2%の自民を7ポイント以上引き離した。一方、女性では22・9%で自民の22・5%と拮抗(きっこう)した。 年代別でみると、20~30代では21・9%で24・6%の自民を下回ったが、40~50代で26・8%、60代以上で32・8%と年齢層が上がるにつれ、支持率が上昇。自民はどの年代でもほぼ同水準で、60代以上ではおおさか維新よ

    【大阪ダブル選】「おおさか維新」初登場、いきなり支持第1党27.5% 世論調査
  • 【大阪ダブル選】橋下氏人気回復?…「引退」より「大阪で政治を」 市民37.2% 世論調査

    橋下徹氏は「大阪の行政に関われ」-。産経新聞社などが14、15両日、大阪府内の有権者を対象に電話で行った合同世論調査では、大阪市長の任期満了(12月18日)で政界引退を表明している大阪維新代表の橋下氏の将来について、「知事や市長として大阪の行政に関わってほしい」が大阪市民で37・2、府民全体でも35・6%にのぼり、ともに最多を占めた。前回調査(10月24、25両日)は、大阪市民の最多は「政界を引退したままでいてほしい」だった。 今回の調査結果によると、大阪市民では「知事や市長」37・2%、「政界引退」36・6%、「国会議員になってほしい」19・8%の順。府民全体も順位は同じで、割合はそれぞれ35・6%、34・9%、22・0%だった。 前回調査では、大阪市民では「政界引退」が「知事や市長」を12ポイント近く上回っていた。 今回の調査に基づく市長選の情勢は、橋下氏から後継指名を受けた大阪維新の

    【大阪ダブル選】橋下氏人気回復?…「引退」より「大阪で政治を」 市民37.2% 世論調査
  • 【大阪ダブル選】与党は幹部や閣僚続々投入 維新は橋下氏フル回転

    府知事・市長の大阪ダブル選での勝利を目指す自民党は、党幹部や閣僚が相次いで大阪入りしている。4年前のダブル選は推薦を見送り、今年5月の大阪都構想の是非を問う住民投票でも応援をほとんど出さなかったが、「5月の住民投票で勝負はついた。ダブル選で終止符を打とう」(谷垣禎一幹事長)と総力戦の構えだ。 谷垣氏は14日に大阪市内で行った街頭演説で大阪維新の会との対決を強調した。この日は石破茂地方創生担当相も豊中市などで応援演説。15日は馳浩文部科学相が応援に入った。党四役はすでに大阪入りしているが、16日も二階俊博総務会長と茂木敏充選対委員長が再び入る予定で、自民党推薦候補の陣営は「これ以上ない追い風だ」と勢いづく。 自民党推薦候補を自主支援する共産党も、党機関紙「赤旗」で大々的に取り上げ、さながら公認候補のような支援体制を敷く。 自主投票の公明党では、大阪選出の国会議員は静観の構えだが、大阪市議らが

    【大阪ダブル選】与党は幹部や閣僚続々投入 維新は橋下氏フル回転
  • 「落語はプロ、お坊さんは尼(アマ)」… 二足のわらじを履く露の団姫さん(29) 笑いと説法で自殺者なくしたい(1/3ページ)

    「落語家としてはプロ、お坊さんとしては尼(アマ)なんです」。東京の寺院で開かれた講演会。明るく歯切れのいい話に、会場は笑いに包まれた。 落語家と尼僧、二足のわらじで活躍する露(つゆ)の団姫(まるこ)さん(29)=兵庫県尼崎市。全国で年間約250席以上の寄席をこなしながら、テレビやラジオに出演。メールや手紙で悩み相談にも応じる。「自殺をする人をなくしたい」。そんな思いを持って落語家と尼僧を掛け持ちする団姫さん。笑いと説法で自殺者をなくすことを目指し、日々奔走している。 「落語家になって、仏の教えを広めよう」 幼い頃から「死」に対し、漠然とした不安を持っていた。高校1年の時、アルバイトでためたお金で仏教の入門書を購入。読むと、「自分が死んだらお釈迦様が悲しんでくれる」と感じ、気持ちが救われた。以来、自宅にあった法華経の経典などを読んだ。

    「落語はプロ、お坊さんは尼(アマ)」… 二足のわらじを履く露の団姫さん(29) 笑いと説法で自殺者なくしたい(1/3ページ)
  • エラーページ - 産経ニュース

    ページが存在しません 指定されたURLは存在しませんでした。 5秒後に産経ニューストップページへ移動します。 産経ニューストップへ

  • 【大阪ダブル選】若者の支持つかめ 熱きネット戦 各陣営、SNS駆使(1/3ページ)

    22日投開票の大阪ダブル選は候補者らの舌戦が格化する中、インターネット戦略も熱を帯びている。4年前の前回はなかった手段だが、ネットは若い世代の利用が多いため、各陣営は新たな支持層獲得に有効とみる。特にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は効果が大きいだけに、あらゆるツールで工夫を凝らしている。 「空中戦で大阪維新の会の後塵(こうじん)を拝した」。知事選候補の栗原貴子氏(53)=無所属、自民党推薦=の陣営は5月の住民投票での教訓を生かし、若手府議を中心にネット戦略を練る。

    【大阪ダブル選】若者の支持つかめ 熱きネット戦 各陣営、SNS駆使(1/3ページ)
  • 【大阪ダブル選】「大阪維新」候補、市長選でもリード 産経など合同世論調査

    22日投開票の大阪府知事、大阪市長のダブル選について、産経新聞社など5社は14、15両日、府内の有権者を対象に電話による合同世論調査を実施し、取材を加味して情勢を探った。 市長選は、橋下徹大阪市長から後継指名を受けた大阪維新の会公認の新人、吉村洋文元衆院議員(40)が、自民党推薦の無所属新人、柳顕元市議(41)をリード。10月24、25日に実施した前回調査では、両氏の接戦となっていた。 知事選は前回調査同様、大阪維新公認の現職、松井一郎氏(51)が、自民推薦の無所属新人、栗原貴子元府議(53)を上回っている。 また、5月に大阪市で行われた住民投票で反対多数となった「大阪都構想」の新たな設計図作りを大阪維新が公約に掲げていることの是非については拮抗(きっこう)しているが、大阪市民の回答が前回調査と逆転した。 前回は「理解できる」が46・4%、「理解できない」が50・1%。今回は「理解できる

    【大阪ダブル選】「大阪維新」候補、市長選でもリード 産経など合同世論調査
  • フランス高速列車「TGV」が脱線、10人死亡32人けが 開業以来最悪 試験車両、速度超過か - 産経ニュース

    フランス北東部ストラスブール近郊で14日、高速列車「TGV」の試験車両1両が脱線し、少なくとも10人が死亡した。フランス公共ラジオが地元当局者の話として伝えた。ロイター通信によると、32人が負傷し、うち12人が重傷という。 フランス公共ラジオによると、1981年の開業以来TGVの関連事故として最悪となった。 速度超過による事故とみられるが、詳しい原因は不明。車両は技術者49人を乗せ、来年春に営業開始予定の新路線で試験走行をしていた。(共同)

    フランス高速列車「TGV」が脱線、10人死亡32人けが 開業以来最悪 試験車両、速度超過か - 産経ニュース
  • 【西論】「気概」なき国は滅ぶ 大人の「事なかれ主義」なら問題…組み体操見直し(1/3ページ) - 産経WEST

    ガツン-。鈍い音が聞こえた気がした。前半終了間際、五郎丸歩選手が見せたタックル。トップスピードで駆けるスコットランドの選手を、トライ寸前でタッチラインの外にはじき飛ばした。ラグビーのワールドカップで印象に残ったシーンの一つだ。 激しい肉弾戦。倒れてもすぐ起き上がり、また突っ込んでいく。にわかファンからすれば、防具もつけずに怖くないのかと不思議で、その勇気はいったいどこからくるのかと思った。 大西鐵之祐が著した「闘争の倫理」(鉄筆文庫)を読んだ。大西は早稲田大学ラグビー部、ラグビー日本代表の監督を務めた。体格差で劣る日が欧米に勝つための理論を構築し、実践した。1968年のニュージーランド遠征でオールブラックス・ジュニアを破った快挙で知られる伝説の名将だ。 書で、ラグビーには命にかかわる危険と恐怖があることを前提に「だから全身全霊で打ち込む」と述べている。そのうえでスポーツとは、問題解決の

    【西論】「気概」なき国は滅ぶ 大人の「事なかれ主義」なら問題…組み体操見直し(1/3ページ) - 産経WEST
    LNCQDGAN
    LNCQDGAN 2015/11/14
    また産経か
  • 「日本維新の会」復活 おおさか維新の規約案判明 各地の総支部束ねる 

    橋下徹大阪市長(地域政党「大阪維新の会」代表)が暫定的に代表に就く新党「おおさか維新の会」の規約案の全容が30日、判明した。傘下に、新たな政治団体「日維新の会」を設置することを明記した。おおさか維新の大阪以外の各都道府県総支部で、日維新の会を構成する。 規約案は、すでに発表されている綱領案とともに、31日の結党大会で承認される見通し。 維新関係者は、日維新について「(2府5県4政令市が広域行政について協議する)関西広域連合のようなイメージだ」と説明している。「大阪維新」と、日維新は対等の関係とするという。 橋下氏らは平成24年9月、国政政党として「日維新の会」を結成したが、26年に次世代の党と分裂。同年9月、結いの党と合流して、維新の党になったため、現在は政党としては存在していない。 大阪府内以外の維新の党の地方議員には、各都道府県支部の冠に「おおさか」を付けることに否定的な声が

    「日本維新の会」復活 おおさか維新の規約案判明 各地の総支部束ねる 
  • 菊池桃子氏が名前に「ダメ出し」 1億総活躍国民会議初会合 「ソーシャル・インクルージョンと言い換えては?」 記者団とのやり取り詳報(1/4ページ)

    第3次安倍晋三改造内閣の目玉政策「1億総活躍社会の実現」に向けた具体策を話し合う「1億総活躍国民会議」の初会合が29日、官邸で開かれた。民間議員に選ばれたタレントの菊池桃子氏は、会合終了後、記者団の取材に応じ、「1億総活躍」のネーミングが分かりづらいとして、「ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)」という新名称を提案したことを明らかにした。記者団とのやり取りの詳細は以下のとおり。 ◇ --国民会議の初会合ではどういう発言をしたのか 「私は、働く女性の在り方、また、その中でも『M字カーブ』について、お話をさせていただきました」 --具体的にM字カーブというと 「そうですね。女性の就業曲線を表すM字カーブなのですけれども、結婚、また出産を機に離職してしまう女性が子育てを一段落した段階でもう一度仕事を始めるというときに、何が壁になっていて、何が課題になっているのかということと、そして、何か有

    菊池桃子氏が名前に「ダメ出し」 1億総活躍国民会議初会合 「ソーシャル・インクルージョンと言い換えては?」 記者団とのやり取り詳報(1/4ページ)
  • エラーページ - 産経ニュース

    ページが存在しません 指定されたURLは存在しませんでした。 5秒後に産経ニューストップページへ移動します。 産経ニューストップへ

  • 【維新分裂】「残留組に通帳奪われるな!」大阪系が党本部で厳戒体制(1/3ページ)

    維新の党の残留組と、橋下徹大阪市長が設立する「おおさか維新の会」に参加する新党組の分裂騒動で、党部(大阪市中央区)が異例の厳戒態勢を敷いている。政党交付金用の通帳や印鑑を残留組が奪還に来るため、新党組の国会議員らが交代で党部を警戒。残留組を追い払うなど、一触即発の攻防が続いている。 「すでに任期が切れており、今は維新の党に代表も執行部も存在しない。指示があっても重大事項は勝手に決めないように」 新党組の東徹参院議員は今月14日、党部の事務局員らにこう厳命した。 残留組執行部が同日、新党に参加予定の東氏と馬場伸幸前国対委員長、片山虎之助参院議員の3人を除籍処分とする方針を決定。この前後から残留組が党部を訪れるようになった。

    【維新分裂】「残留組に通帳奪われるな!」大阪系が党本部で厳戒体制(1/3ページ)
  • 【大阪ダブル選】「絵空事の大阪都構想に託せない」堺市長 自民大阪府連大会で (1/2ページ)

    自民党大阪府連大会で、並んで出席者にあいさつする自民の柳顕市議(左)と栗原貴子府議(左から2人目)=12日午後、大阪市中央区 自民党大阪府連は12日、大阪市内で府連大会を開いた。府連所属の国会議員や府議、市議らに加え、大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)と対立する堺市の竹山修身市長らが出席し、大阪ダブル選(11月22日投開票)での勝利に向けて気勢を上げた。府知事選の栗原貴子府議(53)、市長選の柳顕(あきら)市議(41)がそれぞれ候補予定者として紹介され、「維新政治と決別し、真っ当な大阪を取り戻す」などと意気込みを語った。 栗原氏は「この数年間、大阪では府と市の過去の対立をことさらに取り上げられ、党と党との不毛な対立で混乱を極めた」と大阪維新の政治手法を批判。「真面目に大阪を考え、当たり前のことがきちんとできる大阪府政を取り戻す。これが私に与えられた使命だ」と決意を述べた。 柳氏は大

    【大阪ダブル選】「絵空事の大阪都構想に託せない」堺市長 自民大阪府連大会で (1/2ページ)
  • 大阪維新、BPOに申し立て ダブル選めぐり朝日放送番組を問題視

    大阪維新の会(代表、橋下徹大阪市長)は16日、11月22日投開票の大阪ダブル選をめぐり、朝日放送の番組にコメンテーターとして出演する藤井聡・京都大大学院教授が大阪維新の対立候補寄りで、政治的公平を定めた放送法4条に違反するなどとして、放送倫理・番組向上機構(BPO)に調査を申し立てた。 申立書によると、藤井氏は同局の番組「おはようコール」にレギュラー出演。藤井氏が自民党推薦のダブル選候補者らに送ったとされるメールの内容を大阪維新が入手した結果、藤井氏が番組内で、自民側の公約が優位に放送されるよう働きかけた経緯が判明したとしている。

    大阪維新、BPOに申し立て ダブル選めぐり朝日放送番組を問題視
  • 【大阪ダブル選】「すべての大臣を大阪に入れる!」 自民国会議員が挙党態勢アピール 

    鶴橋卸売市場で演説する栗原貴子氏(右から2人目)と柳顕氏(右端)=15日、大阪市生野区(寺口純平撮影) 大阪ダブル選(11月22日投開票)で、知事選に出馬する栗原貴子府議(53)と市長選に出馬する柳顕(あきら)市議(41)が15日朝、大阪市内で街頭演説を行った。自民党推薦の両氏がそろって街頭に立つのは初めて。 両氏は午前7時半から、JR桃谷駅前で通勤客らにあいさつした。府議選豊中市選挙区選出で地元以外への浸透が課題となる栗原氏。大阪都構想の住民投票の反対運動で知名度を高めた柳氏の横で、自身の名前を繰り返しアピールしていた。 その後、マイクを握った両氏は、知事選に松井一郎知事(51)、市長選に吉村洋文元衆院議員(40)を擁立する大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)の政治手法を厳しく批判した。 栗原氏は「府も市も不毛な対立を繰り返し、暮らしを守る大切なことをないがしろにしてきた。不幸な歴

    【大阪ダブル選】「すべての大臣を大阪に入れる!」 自民国会議員が挙党態勢アピール 
  • 【大阪ダブル選】橋下市長、柳本氏の公約を猛批判 「てめえらの給料全部返上したって2億か3億…」 (1/2ページ)

    大阪府知事・大阪市長のダブル選(11月22日投開票)を前に、地域政党「大阪維新の会」が12日、ダブル選のマニフェスト発表後、初の街頭演説を大阪市内で行った。代表の橋下徹市長は、市長選の対抗馬となる柳顕(あきら)市議(41)=自民推薦=が、市営地下鉄・バスの優待乗車証「敬老パス」の負担緩和策などを公約に掲げたことに対し、「選挙前になったらいいことばっかり。言うのはいいが(実現)できない」と激しく批判した。 雨模様の中、大阪市東住吉区の長居公園でマイクを握った橋下氏。府知事選に再選を目指して出馬する松井一郎幹事長(51)、市長選に立候補する吉村洋文元衆院議員(40)とそろって熱弁をふるった。 柳氏は市長選の公約に、橋下氏が歳出削減策として有料化に踏み切った敬老パスに関し、乗車ごとの50円の個人負担の廃止を検討すると盛り込んだ。橋下氏はこの公約について「選挙前になって言い始めた」と指摘。「利

    【大阪ダブル選】橋下市長、柳本氏の公約を猛批判 「てめえらの給料全部返上したって2億か3億…」 (1/2ページ)
  • 【関西の議論】巨大ターミナル・阪急梅田駅ホームにあるナゾの「箱」 関西鉄道特有「新聞原稿」託送制度を追う(1/4ページ)

    行き止まりの線路が9並び、神戸や京都、宝塚方面からくり色の電車がひっきりなしに到着する一大ターミナルの阪急梅田駅(大阪市北区)。線路が途絶えたホームの先に、「新聞原稿」と書かれた箱がある。この中に、電車で運ばれてきた原稿が入れられるのだろうか。箱の正体を探ると、関西の私鉄ならではの新聞原稿の「託送」という制度が存在し、今も現役で使われていることが分かった。原稿や写真も手持ちのノートパソコンから瞬時に伝送できる時代。手書きで原稿を作成し、フィルムで写真を撮影していた時代ならいざ知らず、こんな箱を使う記者やカメラマンは皆無のはず…。誰が何のために利用しているのか。ナゾの箱が使われる瞬間を追った。(大竹直樹) 産経新聞が〝独占使用〟 「あのボックス(箱)は産経さんだけが年に数回使っていますね」 阪急電鉄の担当者から意外な答えが返ってきた。知らなかったのは自分だけなのだろうか。 だが、同僚の記者

    【関西の議論】巨大ターミナル・阪急梅田駅ホームにあるナゾの「箱」 関西鉄道特有「新聞原稿」託送制度を追う(1/4ページ)