17日午後5時すぎ、兵庫県明石市大明石町1、JR明石駅のホームで、ビールの中ジョッキを持った60代の男性が播州赤穂発野洲行き新快速の車両に乗り込み、明石署に通報された。 同署によると、男性は同駅構内の牛丼店で飲食をし、会計を済ませた後、注文していたビールジョッキを持ったまま駅のホームへ。驚いた周りの乗客が駅員に通報した。 男性は駅員らに促されすぐに車両を降りた。明石署が事情を聴き、ビールジョッキは牛丼店に返却した。この影響で当該新快速が約4分遅れたという。後続に影響はなかった。
JR西日本が公表した指令員と保守担当社員の主なやりとり(電話)と認識 ◆岡山-新神戸間 【やりとり】 保守担当社員 「においはあまりしない」 「音が激しい」 「床下を点検したいんだけど」 指令員 「走行に支障があるのか」 保守担当社員 「そこまではいかないと思う、見ていないので現象が分からない」 ※指令員が上司から報告を求められ、受話器から耳を放す 保守担当社員 「安全をとって新大阪で床下(点検)をやろうか」(指令員に伝わらず) 指令員 「ちょっと待ってください」 【認識】 指令員 「運転に支障がなく、床下点検の必要性もない」 保守担当社員 「床下点検の要請ができた」 「(指令員の『ちょっと待ってください』は)床下点検の準備をするため」 ◆新神戸-新大阪間 【やりとり】 指令員 「走行に支障があるという感じではないか」 保守担当社員 「判断できかねるんで、走行に異常がないとは言い切れないか
観覧イベントの終了後、一部が生田神社(神戸市中央区)の鳥居になることが明らかになった「世界一のクリスマスツリー」。総合プロデューサーの西畠清順さん(37)によると、使用するのは木全体の2割程度で、残りの活用方法はまだ決まっていないという。「木がかわいそう」「営利目的では」など、ネットや本紙「イイミミ」で指摘された論点について、西畠さんや関係者に聞いた。 「単なる営利目的ではないか」という指摘があることに対し、西畠さんは「総事業費約3億円は個人の借り入れ。有料商品やサービスが全て売れても赤字だ」と否定した。 1枚500円で販売するオーナメント(飾り)の利益は西畠さんに入るが、在庫の15万枚が完売しても総事業費の1割程度にすぎない、と説明。輸送費や警備費、ツリーの周囲の展望台設営費などにそれぞれ数千万円かかり、数億円規模になったと話した。 木の玉をつけたバングル(腕輪)の販売を休止したフェリシ
防犯協力店に掲げられる「ウルトラ警備隊」のマーク。デザインした成田亨さんの長男カイリさん(右)も駆け付けた=尼崎市西難波町6 ウルトラセブンをデザインした芸術家成田亨さん(1929~2002年)が手掛けた「ウルトラ警備隊」のマークが、兵庫県尼崎市の防犯活動に役立てられることになった。防犯協力店のコンビニなどに順次掲げるといい、29日はセブン-イレブン尼崎西難波6丁目店で掲揚式が行われた。(小谷千穂) 市内には約160店のコンビニがあり、約300平方メートルに1店の多さだという。市はコンビニ、市内3警察署と協定を締結。コンビニ店の防犯カメラの記録を捜査に役立てている。こうした取り組みを市民にも知ってもらおうと、「ウルトラ警備隊」のデザインを使ったステッカーを制作。A4判の大きさで「あなたを守り隊!」「防犯カメラ作動中」と記した。 作者の成田さんは警備隊マークのほか、ウルトラセブン、バルタン星
来月2日のオープニングセレモニーに向けて、設営作業が進む「世界一クリスマスツリー」=22日午後、神戸市中央区波止場町(撮影・風斗雅博) 神戸港開港150年目を記念し、神戸・メリケンパークに設置が進む「世界一のクリスマスツリー」。イベント終了後のツリーの処遇に注目が集まっている。主催側が「未定」とする中、大手通販会社のサイトで、この木を使った記念品の販売が告知されたことから、インターネット上では「結局切り倒すのか」などの意見が噴出。主催側は「商品に使うのは枝など木の一部。伐採するかどうかについては未定のまま」と説明している。(上杉順子) 「めざせ! 世界一のクリスマスツリープロジェクト」と銘打った企画。富山県氷見市の山中から運んだ推定樹齢150年、全長約30メートルのアスナロの木を12月2~26日、飾り付けて観覧できるようにする。生木では世界最大級とされ、今月17日の「植樹式」で、船からクレ
マラソン大会でコスプレを規制する動きが強まっている。京都マラソンは2012年の発足時から全面的にNG。19日に開催される第7回神戸マラソン(神戸新聞社など共催)も今大会から日本陸上競技連盟(陸連)登録ランナーに禁止を言い渡した。一方でコスプレを歓迎するランイベントが催されるなど、楽しみ方は多様化している。(伊藤大介) 「ついに来たか…」。今年4月、神戸市西区出身の会社員再田光進(さいたみつのぶ)さん(32)=奈良市=は神戸マラソンの大会要項をまじまじと見つめた。テレビアニメ「プリキュア」シリーズのコスプレをしながら2時間30分台で走る実力派。過去の神戸マラソンでも先頭集団に絡むほどの脚力で知られるが、「陸連登録競技者の仮装は禁止する」の文言に言葉を失った。「今年はおとなしくしようと思います」 大会の公認記録として認められるのは、陸連登録者のみで、一般的に競技志向の高いランナーが登録している
19日開催の「第7回神戸マラソン」(神戸新聞社など共催)に向け、昨年4位に入った市民ランナーの清原和博さん(26)=神奈川県=が好調だ。神戸市出身で、全国高校野球選手権で大会記録(当時)の5本塁打を放った強打者と同姓同名。5日、西宮市の甲子園球場前をスタートする「にしのみや甲子園ハーフマラソン」では初優勝した。「甲子園は清原のためにあるのか-」。名実況が聞こえてきそうな快走で、神戸マラソンに弾みを付けた。 清原さんは「いい記録を出したくて、自分から仕掛けた」と先頭集団を引っ張った。武庫川河川敷で折り返すと、追い風に乗って周りの選手も前へ出た。「結構、脚が残っていた」と冷静に残り300メートルでスパートし、ライバルを振り切った。 西武で活躍していた清原氏のファンだった父に「和博」と名付けられた。神戸市立丸山中で野球部に入ったが振るわず、「へたくそで、名前がプレッシャーだった」と苦笑する。摩耶
今年上半期(1~6月)に悪質な自転車運転に対して交付された「交通切符」(赤切符)のうち、兵庫県尼崎市内の3警察署の交付は計1362件に上り、全国総数の約2割を占めたことが12日、警察庁などへの取材で分かった。取り締まりの強化などが要因とみられるが、22県では交付がなく、同市が突出している。交付された違反者は刑事処分の対象となり、悪質運転への対応に極端な地域差があることがうかがえる。 警察庁などによると、都道府県別の交通切符の交付数は兵庫が最多の1991件で、大阪(1603件)▽東京(914件)▽愛知(522件)-などと続いた。尼崎1市だけで、東京都や愛知県を上回っており、大阪府内で最多だった大阪市(855件)も大きく超える。 兵庫県内でも尼崎が7割近くで、西宮(508件)との2市で大半を占める。一方で、交付が0件だったのは青森や三重、沖縄など22県で、新潟や広島など12県は1~10件だった
阪急電鉄が大阪(伊丹)空港へ乗り入れる新線の設置を検討していることが1日、分かった。具体的なルートは未定だが、阪急宝塚線の曽根駅(大阪府豊中市)からの約3キロを地下で結ぶ案が浮上しており、実現すれば大阪市中心部の梅田と同空港が初めて鉄道路線で直結する。同社は国土交通省などと需要や採算性を慎重に協議した上で事業化の可否を判断する。 大阪空港に乗り入れる鉄道は現在、大阪モノレールのみで、梅田など大阪市中心部からは乗り換えが必要。直通バスを利用するケースも多いため、阪急は直結の路線ができれば一定の利用があると見込んでいる。実現すれば、神戸・阪神間からのアクセスでも利便性が高まりそうだ。 ただ事業費は1千億円規模になるとみられ、市街地の大規模な地下工事が必要なことから、さらに膨れ上がる可能性がある。このため需要予測や採算性の検討次第では、実現は難航も予想される。 大阪市中心部の鉄道新設を巡っては、
神戸・新長田の大正筋商店街に飾られている張りぼてが、あるアニメのファンの間で話題になっている。今年1~3月にテレビ大阪などで放送された「けものフレンズ」のキャラクターを模した作品2体で、位置関係が本来とは逆になってしまっているという。展示した関係者はファンからの指摘を受け「アニメのことをよく知らなかった」と釈明。今月16日に展示し直すという。 2体は、主要キャラ「サーバル」と謎のモンスター「セルリアン」をイメージした作品。今月4~8日に東京都杉並区の阿佐谷パールセンター商店街で開かれた「阿佐谷七夕まつり」で展示後、神戸の大正筋商店街に引き取られた。インターネット上では「神戸に来たら見に行くぜ!」などと期待が高まっていた。 ところが、神戸で展示される際、阿佐谷ではセルリアンに背を向けて逃げる格好だったサーバルが、誤ってセルリアン向きに。ファンはネット上で「これじゃあセルリアンと戯れるサーバル
私立灘中学校(神戸市東灘区)が採択した歴史教科書を巡り、自民党の盛山正仁衆院議員(63)=比例近畿=や和田有一朗・兵庫県議(52)=神戸市垂水区=が同校に「なぜ採択したのか」などと問い合わせていたことが3日、分かった。インターネット上でも「政治圧力ではないか」と問題視する声が上がっている。 同校が採択したのは、「学び舎(しゃ)」の歴史教科書「ともに学ぶ人間の歴史」。教科書は現役教員やOBらが執筆し、他社で記述がない慰安婦問題に言及。1993年に河野洋平官房長官(当時)が元慰安婦へのおわびと反省を表明した「河野談話」を載せ、併せて「軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような資料は発見されていない」と現在の政府見解も取り上げている。 県教育委員会などによると、同校は2016年度から同社の歴史教科書を使用。同教科書を使っているのは県内では同校だけという。同委員会義務教育課は「(教科書の使用は
取引先企業への売上金未払いなどを巡り、「神戸アニメストリート」運営会社の岸建介社長(42)が、神戸新聞社の取材に応じた。主な内容は次の通り。 -東京のグッズ企画制作会社の社長は、売上金やもろもろの経費についての未払いを主張し、インターネット上にも投稿している。 「計算した本来の売上金は約74万6千円。4月までに全額を支払っている。メールで遅延金や弁護士への相談費用などを請求されたが、こちらは納得できない。『支払いには応じられない』という内容証明を先日送ったばかりだ。ネット上で誹謗中傷を続けるのなら、こちらも法的手段をとる」 -神戸アニメストリートと同様にアニメ関連店が入る東京の商業施設も、委託商品の売上金未払いを訴えている。 「神戸アニメストリートをオープンする際に相談に行った。余っていたアニメグッズを預かっていた。売り上げに関しては計約50万円。10万円は支払っているが、現在は音信不通だ
1966(昭和41)年に開業し、8年で運行を終えた兵庫県の旧姫路市営モノレールについて考えるシンポジウムが22日、同市西延末の姫路市文化センターで開かれた。開業50周年を記念し、その魅力や歴史的価値に改めて光を当てようと、市が企画。車両や駅舎を再現したジオラマも披露され、当時を知る人や鉄道ファンらが目を凝らして見入った。 旧姫路モノレールは66年開催の姫路大博覧会に合わせ、全国2番目のモノレールとして開業した。博覧会終了後は乗客が減少し、79年に廃止。老朽化に伴い、大将軍駅が入っていた「高尾ビル」(同市高尾町)や軌道・橋脚の撤去が進む中、姫路の“昭和”を象徴するモノレールへの関心が高まっている。 シンポジウムには約400人が参加。講演した近畿大理工学部の岡田昌彰教授は「若者は廃虚を入り口に文化や歴史を学ぶ」とし、「(モノレールの遺構は)文化財としての価値も高い。この宝を市民へもアピール
大ヒット映画「ズートピア」のキツネのニック役などで知られる人気声優、森川智之の番組「森川さんのはっぴーぼーらっきー」の新シリーズが、無料BSチャンネル「BS12トゥエルビ」で10月9日にスタートする。 番組内で声優仲間とバーベキューや釣りといった「自分がやってみたいこと」を楽しむ森川は「声優の普段の飾らない姿が見られる唯一の番組」とPRした。 数多くのアニメ作品に参加し、洋画の吹き替えでもトム・クルーズ、ユアン・マクレガーなどを担当、声優事務所の社長も務める。多忙を極める森川が、普段やりたくてもやれないことに挑む姿を番組は追いかける。 10月からのシリーズ第4弾では、ベテラン声優を招いてゴルフ初挑戦の森川がコースに出たり、若い声優とアミューズメントパークで遊んだりする。 台本は一切なく、決まっているのは「森川が飽きたら終わり」ということだけ。DIYの店では熱中しすぎて閉店の時間にな
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