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ブックマーク / science.srad.jp (7)

  • 藤原定家は京都でオーロラを見た | スラド サイエンス

    藤原定家の「明月記」には建仁4年正月19日と21日(1204年2月21日、23日)に京都で「赤気 (せっき)」が出たとの記述がある。国立極地研究所は中国歴史書「宋史」にみられる太陽の黒点の記録と突き合わせることで、定家の見た赤気が数日にわたって観測される「長引く赤いオーロラ」であることを確かめたそうだ(研究成果、 Space Weather - Journal Highlights、 論文アブストラクト)。 京都・仁和寺の「御室相承記」にも1204年2月21日~23日に3日続けて赤気が出たとの記述があり、現在調査されている日の文献では「長引く赤いオーロラ」の最古の記録だという。国立極地研究所では、これらの記録および宋史にみられる黒点や「長引く赤いオーロラ」の記録と、樹木年輪の炭素同位体比から復元した当時の太陽活動の強弱を比較することで、平安・鎌倉時代における巨大磁気嵐の発生パターンを明

    藤原定家は京都でオーロラを見た | スラド サイエンス
  • 「大学への数学」の研文書院が8月末で廃業 | スラド サイエンス

    「大学への数学」の研文書院が廃業のお知らせを掲載している。(研文書院、Internet Archive)。 /.J諸氏の中にもお世話になった人も多いだろう……と思ったら自分の知っているいわゆる雑誌の「大数」こと「大学への数学」は東京出版のもので、このたび廃業するのは「黒大数」と呼ばれるほうの研文書院とのこと。それでも/.J諸氏の中にはお世話になった人もいるのではないだろうか。

    LaclefYoshi
    LaclefYoshi 2013/07/01
    月刊雑誌の方じゃなくて、黒い表紙の方
  • 2 匹のラット脳をインターネットを介して情報共有 | スラド サイエンス

    米国とブラジルという異なる大陸で飼育されている 2 匹のラット。この 2 匹の脳に微小電極とエンコーダーを取り付けてインターネット経由で接続、感覚情報をリアルタイム転送を可能にする技術が開発されたという。実験では、レバーを押すと水が出るという機械とライトが光るとレバーを押すという訓練がされているラットを使用。一方のラットがレバーを押すとその脳活動がもう一方のラットに伝えられ、離れた場所で会っても同じような行動をして水を飲んだという。脳の情報は双方向で共有されているとしている。なお、実験の成功の確率は 60 ~ 70 % 程度だという (Nature News & Comment の記事、The Guardian の記事、 家 /. 記事、家 SlashCloud 記事、doi:10.1038/srep01319 より) 。 開発者のデューク大学の神経科学者 Miguel Nicolel

    LaclefYoshi
    LaclefYoshi 2013/03/04
    その情報のソース (元ネタ) の保証は出来るのだろうか; 情報源となる特定の脳に負担がかかることになるのは避けたいだろう
  • /.J に聞け: 21 世紀の科学技術の公用語に、中国語はなるだろうか? | スラド サイエンス

    タレコミ人は PD 歴ウン年の冴えない研究者末端だが、ここ数年「尊敬的老师,您好」などで始まる中国語の論文投稿・学会出席を促す (と私は推察している) メールがしばしば来るようになった。メールのタイトル・文の大部分は簡体字中国語で、そのうち日人でも読める程度の簡体字と、メール内リンクの URL の英語部分から内容を推察できる程度が、私の中国語に関する能力のすべてだ。にもかかわらず、中国国外の研究者に中国語オンリーで勧誘するというのはどの程度行われているのだろう? 研究生活において中国語くらいは必須の能力、と中国では思われ始めているのだろうか。 20 世紀後半において、科学技術の公用語としては (医学におけるドイツ語を除けば) 英語が覇権をとったと言っていいだろう。事実、自然科学の分野では業績として数えられる対象が英語で書いた査読付き論文に限られているように思う。一方、ビジネスの分野では

    LaclefYoshi
    LaclefYoshi 2012/08/14
    英語で書かれたものが魅力的って場合は結構あるけど中国語では殆ど無いからなあ
  • SF小説の影響力は多大なり | スラド サイエンス

    来、複雑な科学的概念を一般大衆に伝えたり、関心を持ってもらうことは難しいのだが、家/.で紹介されているLaura H. Kahn氏の記事によれば、サイエンスフィクション(SF小説にはこうした概念を一般大衆に伝える力があるとのこと(家/.、Bulletin of the Atomic Scientists記事)。 たとえば、世界初のSF小説として知られる「フランケンシュタイン」は命を弄ぶことの危険性を世に伝えることとなり、「モロー博士の島」は動物の苦しみを無視してむやみに実験に利用することが非道徳的であることを指摘した。また「ジュラシックパーク」により、遺伝子組み換えの概念は大衆に広く認識されるようになった。 今後、大衆を惹き付けることのできる魅力的なSF小説を生み出すことで、次の世代の関心が科学や技術の分野に向けられることが期待できるだろうとのこと。また、これまではストーリーを展開

    LaclefYoshi
    LaclefYoshi 2012/02/10
    "モロー博士の島"ってそういうことを書いたんじゃないと思うけど……
  • セサミストリート新シリーズでは理数系科目の教育要素も導入 | スラド サイエンス

    米国で制作されている、子供向け人気テレビ教育番組「セサミーストリート」の新シリーズでは、数学や科学、技術エンジニアリングなどの要素を組み入れるとのこと(家/.、abc news記事)。 65カ国の国や地域の15歳児を対象に学習到達度を調査するPISA(生徒の学習到達度調査)の2009年度の結果によれば、米国は科学では23位、数学では30位であり、理数系の科目において上位を他国に譲ってしまっている状態である。一方で、30年間に及ぶ調査の結果、「セサミストリート」を定期的に視聴していた子供の高等学校の成績は同番組を視聴していなかった子供に比べて高いことが分かっており、26日よりスタートした新シリーズに数学や科学の要素を組み入れることで、理数系の科目に「セサミ効果」が出ることが期待されている。 42シリーズ目となる同番組は2歳以上の児童向けにカリキュラムを組んでいるとのことだが、専門家によれ

    LaclefYoshi
    LaclefYoshi 2011/09/28
    ぜひ情報科学も
  • 少数派の意見が大多数に支持されるための転換点は、人口の 1 割 | スラド サイエンス

    「人々の 1 割が何らかの確固たる信念を持つ時、この信念は社会の大多数に広まり受け入れられるようになる」ということが研究によって明らかになったそうだ (Science Blog の記事、家 /. 記事より) 。 これは何らかの信念や意見、考えなどがどのように社会に広まっていくかを解明する研究であり、米 Rensselaer Polytechnic Institute の研究者らによって行われたとのこと。この研究によると、何らかの信念や考えを持つ人々の割合が 1 割に満たない場合、これが人口の大多数にまで広がるには膨大な時間がかかるそうだが、一度 1 割に達してからは、まるで炎が広がるようなスピードで人々に広まっていくという。 少数派の意見が大多数の人々に支持されるようになる転換点はその人口の1割であるとのことで、最近でいえばチュニジアやエジプトにおいて何十年も存続していた独裁政権がたった

    LaclefYoshi
    LaclefYoshi 2011/07/28
    なるほど興味深い
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